■書籍|死ぬまでに観たい映画1001本 改訂新版

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死ぬまでに観たい映画1001本 改訂新版
長く品切れとなっていた映画ファン必携の1冊、
「死ぬまでに観たい映画1001本」の改訂新版である!!

厚くて重くて、読み応えも充分だ!

とにかく厚くて、重い本である

この本はとにかく分厚い本である。その厚さは、約6〜7センチぐらいあると思われる。当然、厚いから重いのである。それは、まさに映画史の重みでもある。何故、もう少し薄くして、上・下巻に分けなかったのか。それは、知る由もないのだが…。しかし、この本はけっこう評判がいいらしい。

その特徴は、単に名作を揃えるのではなく、読者を刺激し映画への興味を掻き立てることを目指した、と序文に書かれている。したがって、文芸作品だからとか、アート系作品の名作だからといった理由では選んでいないようである。そして、何しろ、1001本の映画を選び出す作業は、困難を極めたに違いない。

1001本を選び出す、作業過程とは

著者はその作業の一端を次のように語っている。はじめに、既存の「トップ」「ベスト」「お気に入り」といったリストを収集し、その中から登場回数の多い作品に優先順位を付けたようだ。次に、ざっと選んだ1300ほどのリストを何度も繰り返し吟味し、全体数を減らす作業である。そして、その際に重視したのが、時期、国、ジャンル、ムーブメント、伝統、注目すべき映像作家などであった。

これは、矛盾を抱えた作業だったようだ。何しろ、減らす作業であるのに、考慮すべき項目を重視すると逆に増えてしまう。そして、重点項目のなかでも作家という項目を重視していく。作家の概念は、監督のみならず、脚本家、俳優、プロデューサー、音楽家などを含んだ内容であった。次に、意識的に質にこだわった作品や文芸アート作品にフリーパスを与えなかったとある。また、ロージャンルと云われる、

コメディーやギャング映画、芸術性に疑問のある映画(サタデー・ナイト・フィーバーのような)にも注視することを心がけたそうである。この理由を、著者は次のように語っている。いくら自分が観たい映画が世界的に傑作と呼ばれる映画に隔っていても、いつの日かまったく異なる映画が観たくなる時がやってくる。

このように、著者は、実に映画のなんたるかを熟知した人のようである。なるほど、死ぬまでに観たいというタイトルの意味は、なかなかに深いのである。

1902年〜2010年までの作品が、あなたを待っている

1902年の「月世界旅行」から、2010年の「トゥルー・グリット」までの1001本の映画を全部観る事ができるかどうか。それは、あなた次第である。観ずして死ぬか、観てから死ぬか。というような、何かシェークスピアもどきの課題を投げかけてくる本である。しかし、何も深く考えることはない。面白い、楽しそうと思う映画から観ればいいのである。この本を、ざっと眺めるだけでも、観てないが面白そう、または、敬遠していた有名な作品が楽しそうと思えてくるのである。

著者の目的である、読者に刺激を与え興味を掻き立てるという目論みは、ほぼ成功していると思うのである。しかし、とにかく重い本である。重量がね。

<本の紹介文より>
2004年に発売され、映画ファン必携の1冊となった「死ぬまでに観たい映画1001本」。長く品切れとなっていましたが、ついに改訂新版の発売が決定!

1902年から2010年の映画の中から、時代、国、ジャンル、ムーブメント、伝統、監督、俳優など多岐にわたる観点で1001本を厳選。9カ国76人の映画評論家による簡潔で刺激的な寄稿は、簡潔ながら読み応え充分。キャストなど主な情報はアルファベットで表記、日本で観られるDVDリストも記載しています。

以下は、ニューズウィークが選んだ映画と映画通が選んだ面白い映画の本

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