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■時代と流行|原宿の興隆 裏原宿の黄昏れ

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ウラハラのかつての輝きは何処に!!

かつてのカリスマブランドは、いまや風前の燈か

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カリスマブランドと云われたア・ベイシング・エイプが、香港のアパレルに売却されてすでに2年近く経った。裏原宿の活気もかつての賑わいはいま何処のようである。店舗数も最盛期の約半分ほどに減ったようだ。あの賑わいは何だったのか。かつてエイプの店舗に並んでまで購入したお客はいま何を思うのか。たかだかTシャツに1万円近くも出して購入する客が、引きも切らなかったエイプが何故買収されねばならなかったのか。

なんでも、エイプを経営してしていた会社は、買収される頃には約40億円の負債を抱えていたらしい。いったい売上はどのくらいあったのだろう。40億の負債で立ち行かなくなったということは、イメージよりも売上的にはたいしたことがなかったようである。収益の大半もたぶんトップの経費で消えたのかもしれない。個人的には、エイプなぞはどうでもいいのだが、盛んにテレビや雑誌に露出していたデザイナー、経営者?の言動やその行動には疑問符だらけであった。

現在、エイプなぞのウラハラ系ファッションは、香港や台湾でしか流行ってないようだ。なんともはや、悲しくなるほどに哀れな体を成している裏原宿ファッションである。しかし、現在は過度期なのだろう。退場すべき過去の遺物がすっかり消えてしまうまで、新しい救世主は表れないのかもしれない。ま、いずれ登場する次世代は何を創造してくれるのか、原宿という街はそれを待ち望んでいるだろう。

しかし、ウラハラ系のデザイナー、経営者として代表格のエイプの人は、なんとも下品であった。と思うのである。アメリカのヒップホップ系ミュージシャンの成功した姿をそのまま踏襲したような姿勢には、なんとも気持ち悪くなったのである。かれの親分?である藤原ヒロシは音楽というジャンルで後世に残すものがあるが、彼には何もないだろう。それは、なんとも悲しいファッション(流行)であるとしかいいようがない。

エイプの人と親しい写真家も、彼の変節というかたぶん本分だろうと思われる性質を残念がっている。どういうことかと云えば、エイプの人はブランド大好きで、しかもこれ見よがしにそれらのブランドを見せびらかす。エイプというブランドを一番輝かせなかればいけない人が、そのような行為をすることは本来は慎まなければいけないはずである。

自社ブランドこそ最高として位置づけることこそ最優先事項のはずである。所詮、あの人はデザイナーではなくスタイリストであったということである。また、経営者?としても不適格かと思うのである。本人は、たぶんギャングスタ・ラップのスターにでもなりたかったのではないか。

エイプの人=NIGO

個人的に、この業界に詳しいわけではないが、たまたま関連する記事を読んだので感想を書いてみました。どうでもいい内容ですが、あしからず!。
以下は、アパレル関連読本である。

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