■映画|ヘルタースケルター 蜷川実花

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りりこの住む部屋の妖しい美しさに魅了された!

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映画「ヘルタースケルター」 りりこの部屋

沢尻エリカもいいが、蜷川実花の才能に感じ入った

公開から早くも一年ほど立つが、沢尻エリカの近況があまり聞こえてこない。この映画では、なかなかの好演を魅せてくれたが、それでも業界はリスキーであるが故にオファーできないのだろうか。本作のエリカ様は、ちまたの噂と違い演技が良かったと個人的には思うのだが、どうなんだろうか。

興行収入も20億円を超えたそうだから、大成功であろう。あれほど叩かれながらもこの結果は、素晴らしいものである。いや、あれが宣伝にうまく作用したのかもしれない。しかし、エリカ様のその後の状況を見ると、結果よければすべて由とはならなかったようである。

ヘルタースケルターを観たという人は数多いと思うが、みなさんはどう感じただろうか。公開前は、エリカ様の裸が騒がれたが、実際に観てみるとあまりに映画のなかに溶け込んでいるせいか、どうということもなかった。たしかに、バストも露にしているが、それがどうした?といわんばかりのエリカ様の堂に入った演技に関心した次第である。

個人的には、蜷川実花の戦略勝ちともいうべき映画であったと思うのである。とにかく、沢尻エリカを主役として得た事が最大のポイントであったことを彼女は良く理解していた様に感じる。エリカ様ばかり取り上げられるが、蜷川監督としてはしてやったりの仕事になったはずである。

彼女はこれを機会にさらに傑作をつくる機会を得る事だろう。それに、期待したいと思うのである。


映画「ヘルタースケルター」の世界 極彩の蜷川ワー… 投稿者 WilliamPrigent

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ベッドルームのインテリアの一部

映画のなかの美術製作がとても魅力的である

この映画のなかに登場する主人公の部屋のセット美術がたいへん素晴らしい。これは蜷川実花の美的意識や価値観が反映されていると思われる。しかし、実際にこれを設計したのは、美術としてクレジットされている小泉博康なのだろうか。蜷川監督は、どこまで関わっているのか。

気になるのである。何かの雑誌では、たしか自分の家や事務所にある家具や小物をたくさん使ったと言っていた。それは、撮影で海外に滞在したときに買い求めたものらしい。あくまで想像であるが、蜷川実花がディレクターとして指示し、美術担当の小泉氏が設計したということなのだろう。

この主人公の部屋の持つ意味は、物語の重要な要素である。蜷川監督はきっとこだわりに、こだわったはずである。だからこそ、そこには、彼女のクリエイターとしての良心や意気込みが伺えるのである。しかし、その美意識は万人に通じるものでないことも充分に認識しているように感じる。

個人的には、ウォン・カーウァイ監督の作品である「花様年華」や「2046」などで観た素敵な部屋の美術と同じくらい「ヘルタースケルター」の美術は素晴らしく、気に入ったのである。蜷川監督とカーウァイ監督は、どこか通じ合うものがありそうである。そのように感じる次第である。

ちなみに、カーウァイ監督の美術を担当するのは、ウィリアム・チャンという人である。この人は衣装も担当している。映画を見る限りでは、大変な美意識の持ち主であることが伺える。色やデザインの好みに蜷川実花と共通する部分が多く見受けられるのである。

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撮影中の蜷川実花監督

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