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■NOKKO|THE NOKKO STORY 14年ぶりのオリジナル

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これは、彼女なりのカントリーアルバムか!


何を想うのか、NOKKOさん! なにやら、かつての面影が…見えるような気がする

今回のアルバムは、なんとインディーズである!

新アルバム「THE NOKKO STORY」は、11月9日にアマゾンから届いたばかりである。まだ数回しか聴いていない。したがって、まだ何とも言えない状況ではある。唯一言えるのは、彼女の「ベランダの岸辺」というアルバムを聴いたときの感じ方に似ている。それは、音楽性が似ているのではなく、戸惑いといったものであった。しかし、その戸惑いから、しばらくして聴いてみたらなんと気に入った次第である。

そのときの経験から、今回のアルバムもしばらくしたら感じ方も変わってくるかも知れない。個人的には、90年代のアルバムでの屋敷豪太や白井良明のサウンドが気に入っていた。それもあって、このアルバムのサウンドにまだ馴染まないようだ。しかし、いずれ慣れるかもしれない。音楽とは慣れるものではないと思うが、現在のところそう思うしかない。

実際、まだ数回しか聴いていないが、かつての彼女とはずいぶん違う歌い方にすでに慣れたようである。一回目とは明らかに感じ方が違っている。「渋谷オレンヂ」という曲など、一回目ではなんも感じなかったが、現在(まだ数回)では、良い曲じゃないかと思っている次第である。かつての彼女のサウンドに囚われて、現在の彼女をナチュラルな姿勢で感じようとしていなかったようだ。

「ゆうぐれなき」という曲は、彼女の想いが満ちているのか。その他の曲とは、どこかが違う。やはり、想いがこもった曲でないと彼女は本領を発揮できないのだろうか。歌唱力が落ちたと言われるが、どっこいこの曲ではすばらしい歌声を聴かせてくれる。他には、「Walk A Mile my Shoes」「星の見えない夜」など、何故かカントリーを取り入れたというか、そのものずばりの曲が目立っている。何かカントリーにシンパシーを感じているのだろうか。


ゆうぐれなき この曲は、去年だったかシングルで限定発売された!

ここまで書いておいて、いまさらであるが、現時点ではあまり内容の伴ったことを書ける訳ではないので、いずれ改めて感想を書きたいと思う次第である。

さて、今回のアルバムは、なんとインディーズとなっている。たしか、ユニバーサルに所属していたように思うが、どうやら契約を更新しなかったようだ。今回は、「しおさい(shiosai)」というレーベルである。このレーベルのサイトを見たら伊豆高原に立派なスタジオを持っているようだ。そういえば、彼女の住まいは、熱海であった。しかし、彼女も夫と共同でスタジオを所有していたはずである。

アルバムを見ると、どうやら、録音は自分のスタジオで行ったらしい。エンジニアは夫のGO HOTODAである。それから、このアルバムはなんと紙ジャケットである。これは、エコを意識したのか、それともコストダウンか。それは知る由もないが、なんかシンプル過ぎる程である。たしかに、プラケースは石油から出来ており資源の無駄かもしれない。かつてのレコードは、紙ジャケであったのは言うまでもない。という訳で昔のレコードの匂いがするが、それは錯覚か。

同梱された歌詞カード?も実にシンプルだ。20センチ四方ぐらいの紙に表は薄いブルー、裏は同じく薄いピンクの地に歌詞が黒字で印刷されている。他には何もない。シンプル 伊豆 ベスト!という訳か。これは駄洒落である。言うまでもないか。

■新アルバム「THE NOKKO STORY」 11月8日発売!

1 I am sorry
2 虹を見たかい
3 Tonight is Night
4 渋谷オレンジ
5 赤い実
6 Cow Girl
7 Maybe Tomorrow(レベッカ時代の名曲をセルフカバー)
8 ゆうぐれなき
9 Walk A Mile my Shoes
10 星の見えない夜

THE NOKKO STORY

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