■音楽|アメリカ音楽事情 2013年売上数

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アメリカではいち早く変化の兆し


2013年シングル売上トップ1/ロビン・シック Blurred Lines

音楽を聴くには、ストリーミングが主流化か

関連記事:アメリカの2013年音楽売上はアルバム・シングル共に減少
http://jaykogami.com/2014/01/5453.html

2013年アメリカの音楽市場では、アルバム、シングルともに売上は最低を記録した。そしてデジタルダウンロードの売上も初めて減少となったようである。その背景には、顧客の音楽に対する姿勢が変化していることにあるようである。

ーNielsen SoundScanが発表したデータによれば、2013年のアルバム売上総数は2億8941万ユニットで、2012年の3億1596万ユニットから8%減少しました。アルバム売上総数の41%はデジタルアルバム売上で、2011年の31%、2012年の37%からまた一歩拡大しました。

CDアルバム売上は、2012年から14%ダウンしました。しかしデジタルアルバム売上も初めて減少しました。デジタルアルバム売上総数は2012年(1億1768万ユニット)から1%減少し1億1758万ユニットとなりました。(All Digital Musicより)ー

上記のユニットとは、単位のことです。単純に枚数と考えればいいと思います。

発表されたデータによればアルバム売上総数(CD、デジタル等の合算)は、前年から8%の減少となっている。CDアルバム単体では、14%の減少である。さらに、デジタルアルバムの売上も初めて減少したとある。

また、アルバム総売上にみる内訳は、デジタルアルバム売上が41%を占めており年々その比率を高めている。(参考:2012年37%、2011年31%)

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ジャスティン・ティンバーレイク/20/20 エクスペリエンス

2013年/アルバム売上トップ10(アメリカ)

1. ジャスティン・ティンバーレイク – The 20/20 Experience(243万)
2. エミネム – The Marshall Mathers LP 2(173万)
3. ルーク・ブライアン – Crash My Party(152万)
4. Imagine Dragons – Night Visions(140万)
5. ブルーノ・マーズ – Unorthodox Jukebox(140万)
6. Florida Georgia Line – Here’s to the Good Times(135万)
7. ドレイク – Nothing Was the Same(134万)
8. ビヨンセ – Beyonce(130万)
9. ブレイク・シェルトン – Based On a True Story(111万)
10. ジェイZ – Magna Carta…Holy Grail(110万)
(All Digital Musicより)

2013年アメリカで最も売り上げたアルバムは、ジャスティン・テンバーレイク「The 20/20 Experience」で243万であった。なんでも、この調査が開始された1991年以来の最低記録だそうである。

これまでは、トップの売上はほとんどが300万を軽く超えていた。それを考えると大きく減少したと言わざるを得ない。ちなみ前年(2012)は、アデルのアルバムがトップで400万を超えていた。

アメリカの音楽が衰退しているとは思えないが、顧客の音楽への対応の仕方に変化が著しくなった証のようである。アメリカでは数々の音楽サービスが生まれているが、なかでもストリーミングサービスへの移行が顕著となっているようだ。

それは、いわゆるYouTubeやSpotifyなどのことである。
ストリーミング (streaming) とは、主に音声や動画などのマルチメディアファイルを転送・再生する方式の一種である。(ウィキペディアより)

音楽は、これまでCDを購入する、デジタルでダウンロードするという共に顧客が所有することで収益を上げてきた。しかし、これからは所有と言う行為からアクセス(ストリーミング等)といういわば共有行為によって音楽が聴かれるようになると言われている。すでにアメリカではそれが顕著である。

そこでは、どうやって収益を確保していくか。音楽業界の新たな対応が迫られているようである。排除の論理ではいずれ衰退していくのは目に見えている。いかに活用して行くかがカギとなるはずである。

排除の論理=かつて音楽やゲームは中古販売を違法とした時代があった。しかし、それは市場(顧客の求めるニーズ)の論理の前にはなんの効果もなかった。

音楽のプロモーションも買ってもらうから、どう聴いてもらうかが重要になるようである。したがって、顧客と音楽の接触する機会をいかに創造し、それを収益に結びつける知恵が重要となりそうである。

なお、当該ユーザーには具体的なアイデアは、いまのところ何もない。あしからず。

何故かアナログレコードが、売上を伸ばしている

ーアナログレコードは6年連続で成長傾向にあり、2013年のアルバム売上総数が610万枚で、2012年(455万枚)と比較し33%増加しました。購入されたアナログレコードの64%が独立系レコードショップで購入され、75%のアナログLPはロックアルバムでした。(All Digital Musicより)ー

全体からすれば僅かな枚数でしかないが、アナログレコードが年々その存在感を増しているようである。さすが、アメリカの音楽リスナーは奥が深い。音楽愛好家と一般ユーザーという二極化が進むのか。なんとも言えないが、興味深い出来事である。

なお、2013年もっとも売れたアナログアルバムは、、ダフト・パンクの「Random Access Memories」というものであった。ちなみに49,000枚だそうである。

アナログという手間を必要とする媒体が、何故いま注目されるかである。やはり、デジタルにはない人間のぬくもりがあるのだろうか。当該ユーザーはオーディオ・マニアではないので、いまいちよく分からない。

しかし、デジタル全盛の時代にあってその存在感を増しているのは間違いないことである。

<ロビン・シックの「Blurred Lines」>
Blurred Linesにハマって、他の曲も視聴して決めました。
じっくり聴いて、アルバムの完成度に驚きでした。
車で何度もリピートして聴いてます。お気に入りの1枚になりました^^
過去のアルバムも聴いてみたくなりました。(アマゾンレビューより)

Blurred Lines

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