■海外ドラマ|ブレイキング・バッド 化学教師のダークサイド

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化学教師が遭遇する、お金、ドラッグ、幾多の困難!

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その仕上がりは、噂に違わぬ上等なドラマである

噂のドラマ「ブレイキング・バッド」を観てみた。何が噂かというと、このドラマは、米国で近年にない最高の仕上がり具合と評判が高いのである。なにしろ、エミー賞(TVドラマ等のアカデミー?)主演男優賞を3年連続で受賞している。他にも作品賞、助演男優賞等、数々の賞に輝いた作品である。

ちなみに、「ブレイキング・バッド」とは、
1)アメリカ南部のスラングで「不良になる」という感じの意味。
2)「to break bad」という言葉から由来していて「したいことをする」(あまり良くない事に使う)という意味だそうである。

このドラマは、2008年から2013年まで放送された。シーズン1〜5まで、全62話である。製作は、ソニーピクチャーズ、放映はケーブルテレビである。実は、当該ユーザーは、まだシーズン2までしか観ていない。レンタルでは、シーズン3までしかないようだ。(行きつけの店には)

この作品を簡単に説明すると、

ニューメキシコ州アルバカーキに暮らす地味な高校の化学教師ウォルター・ホワイト(元はロスアラモス研究所の科学者)は、ガンに罹ったことから家族にお金を残すために、科学の知識を活かした違法ドラッグ(通称メス=覚せい剤)の製造に乗り出す。相棒となった元教え子のジェシーとともに大金を稼ぎだすが、それに伴って発生する数々の困難な出来事が、次々と彼らに降り掛かる。という具合である。

その内容は、サスペンスとブラックなコメディが融合した見応えのあるドラマに仕上がっている。いままで観た米国製ドラマの中でも一級品であるのは間違いない。個人的には、そう思ったがどうだろうか。

なお、アクションを期待するのは筋違いである。この作品は、そのストーリーのアイデアの素晴らしさがまずあり(化学教師がドラッグ製造をはじめる)、科学と違法薬物、医療とお金、そして貧富の格差等が複雑に入り乱れて描かれている。

科学者(現在は、教師)が、自らの知識を活かして最高のドラッグを製造する。それもお金のために。このこと事態が、いまのアメリカを象徴しているようである。また、ドラッグの最終消費者たちの悲惨さも合わせて描かれている。しかも、これがけっこうリアルである。

このように書くとなんだか社会派ドラマかと錯覚するかもしれない、ところが、この作品は、あくまでそれらの問題をエンターティメントとして描き出すことに成功している。それは何故かといえば、とにかく面白いからである。

前述したようにサスペンスとコメディ(しかもブラックな)が、見事な調和で融合したところが見所である。例えば、地味な化学教師は元は優秀な科学者だった。しかし、典型的な世知に疎いタイプであり、世渡りべたが高じて高校の教師となっている。いわゆる真面目だが、融通が利かないそんなタイプである。

なお、アメリカでは教師の給料その他待遇がとても悪いとか。

その化学教師が、ガンになり医療費の高さ(アメリカは医療費が馬鹿高い)に戸惑い、その解決に違法ドラッグの製造にのめり込んで行く。これは、まさにブラックコメディである。違うだろうか。

とにかく、観て損のないドラマである。たぶん、多くの方に満足を与えるはずである。しかし、当方はまだ最終話まで観ていない。あしからず。

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『ブレイキング・バッド』SEASON 1~3 予告編

日本での認知度は高くないが、俳優陣が素晴らしい

主役の教師役は、ブライアン・クランストンが演じた。この人の俳優経歴は長いが、主役級というより脇役での出演が多いようだ。映画の有名どころでは、「プライベートライアン」、最近では「「ワールドウォーZ」や、最近作の「ゴジラ」にも出演している。

この作品で一気にブレークしたようで、米国では主役級のオファーが多くなったとか。あの名優の誉れ高いアンソニー・ホプキンスなども、その演技に最高の演技だとべた惚れだそうである。

教師の相棒となる麻薬の売人ジェシー役は、アーロン・ポールが演じた。こちらも、日本ではあまり認知度はないに等しい。しかし、その演技は達者であり、今後は売れっ子イケメン俳優になると思われる。

それほどに見事な演技を見せている。アーロンが演じた麻薬の売人は、教師の元教え子という設定であり、また教師にとっては息子に等しい関係が次第に芽生えてくるという難しい役どころである。

アーロンは、麻薬の売人というアウトサイダーのヤサグレ感丸出しの感じと、一方では幼い子供に見せるやさしい一面という相反する二面性を見事に演じている。一見すると太々しいが、実は内面の弱さを隠す粋がり具合など実に良い表現を見せている。まるで、往年のジェームス・ディーンのようである。

なお、これは、あくまで個人的意見である。違うかもしれない。

それはともかく、ブライアン・クライトンとアーロン・ポールは、間違いなく今後は、多くの作品で活躍する俳優だろうと思う次第である。

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<予備知識として>
この作品の中で製造される麻薬は、メタンフェタミンと呼ばれる。
これはなんと日本人が発見したそうである。
メタンフェタミン/1893年(明治26年)、日本の薬学者・長井長義によりエフェドリンから合成されて生まれた。1919年(大正8年)、緒方章がその結晶化に成功した。

日本では、シャブ、エス、スピード(speed)などの俗称で呼ばれる。
英語では、ice(アイス)、meth(メス)、crystal meth(クリスタル・メス)などの俗称がある。

21世紀初頭の近年、世界各国においてその蔓延の急速な進行が確認されており、一例としてアメリカ合衆国では、「最も危険なドラッグ」として語られるものとなっている。(ウィキペディアより)

参考文献:シネマカフェ http://www.cinemacafe.net/
    :ウィキペディア「ブレイキング・バッド」

<ブレイキング・バッド>
<エミー賞><ゴールデン・グローブ賞>受賞常連!全世界で社会現象!史上最高評価でギネス認定!脳天直撃! 全身震撼!この男、どんどん悪くなる!

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