■社会|美容師や歯科助手は、何故若い人ばかりなのか?

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おじさん、おばさんの美容師や歯科助手は何処へ!

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最近、美容院と歯科医院に続けて行ったのである。そこで、かねてより疑問に感じていたことが再度頭に過った。それは、誰でも感じていたであろうことである。何故に、美容師さんや歯科助手さんは若い人ばかりなのか?。歯科助手に至っては、しかも女性ばかり、いや若い女性しかいない。

これはほぼ間違いないことである。多くの人が気が付いているに違いない。しかし、それが当たり前であり、なんら疑問にも感じなくなっていた。それでも気が付いて見れば不思議なことである。

かれら、彼女たちも年を取りおじさん、おばさんとなっていく。そのとき、かつての職場から消えて何をしているか。当該ユーザーの周りには、それら職種に付いている知り合いがいない。そこで、ネットで調べてみた。

どこまで信憑性があるか。それは知る由もないが、ある程度は事情がわかりそうである。

美容師さんの場合では、如何に

都会の美容院では、中年以上の美容師さんを見つけるのは難しい。たぶん、居てもそれはオーナーか、それに類する人である。それ以外は、大概若い(ほぼ20代か)女性および男性の美容師である。美容院のチェーン店なら、その確率はさらに高くなっているはずだ。

若い美容師さんたちは、おしなべてお洒落でいまのファッショントレンドを体現している。そして、お店の雰囲気を明るく華やかにさせている。それが、顧客層のニーズにマッチしているのか。それは知らないが、なんらかの影響力はあるだろうと推測する。しかし、そんなかれらも何れは中年になる。

地方に行けば、まだいくらか中年以上の美容師を見かけるかもしれない。しかし、それはオーナー兼美容師の場合がほとんどではないか。したがって、都会に限らず地方でも美容院で働く美容師さんは若い人ばかりである。たぶん間違いない。

では、中年になった美容師さんは何処にである。

エイチビイエムの「理美容ニュース」(2013年)によると、男性の理美容師は20歳~34歳までで約9割を占め、35歳以上は12%、40歳以上となると6%しかいないそうである。(エコノミックニュースより)

35歳という年齢が、いわば美容師のターニングポイントか。そこを境に一気に少なくなっていく。そして40歳を過ぎるとほんの僅かしか残らない。40歳の男性といえば、蓄えた知識や経験を活かし人生ではこれから正念場を迎える年齢である。

しかし、美容師さんにとっては、すでに引き際の年齢なのか。これは正直きついの一言である。違うか。女性なら結婚して退職してるかもしれないが、男性はまだ働かなくてはならない。(女性も同じ場合がある)

そこで残された道は以下の通りである。(なお、これはチェーン店での中年美容師の場合である)

第一の選択肢は「独立」だ。独立といっても元々働いていたチェーン店に自分がオーナーのフランチャイズ店を開き、経営に携わることも可能だそうだ。もちろん新規で店舗を立ち上げることも含まれる。

第二の選択肢は「個人経営の店舗に職場をうつす」らしい。チェーン店を利用する年代はやはり若年層が多いらしいのだが、中年層以上の顧客が多い個人経営の店舗に転職するのだそうだ。

第三の選択肢は「美容師を辞める」。マスターはまさに美容師を辞め、以前から漠然と夢見ていたカフェオーナーへの道を歩み始めた。その他にもまったく違う職種を歩んでいる仲間も多いという。

「チェーン店展開をしている美容院で若い美容師しか見かけない謎」より

どうやら、一見すると自由で華やかそう(これは主に見かけの部分)でありながら、その実は大変な仕事であるのが見えてきた。

技術の習得、長い労働時間、低い給料(一部を除く)にもめげず働いてきた美容師さんたちの、40歳以後の新たな挑戦に幸あることを祈ります。

歯科助手さんの若い女性たち、その後は何処へ

歯科助手さん(歯科衛生士や受付含む)は、ほんとに若い女性しか見たことがない。それもざわちん並みのマスク美人な人が多いと思う。みなさんはどのように感じていますか。しかし何故、中年以上の歯科助手はいないのか。これも美容師に中年以上がいないのと同じくらい奇妙な光景である。

若い女性しかいない理由を、資料もなく推測、いや憶測をしてみたい。それは、たぶん、若い女性の有する溌剌した明るさ(ピチピチとも言う)に癒しの効果を期待しているからである。なにしろ、痛い=歯科という概念があるからに違いない。

少しでも嫌なイメージを若い女性の効能で緩和したい。それが理由の一つ目である。

さらにいえば、歯科医には男性が多い(女性もいるが、論理の展開上ひとまず置いておく)ので、若くてピチピチした女性がそばにいればやる気がでる。なにしろ、歯科医は立ちっぱなしで労働時間も長い。疲れるのは当然である。

それを癒し、やる気にさせる効果を若い女性の歯科助手は担っているという訳である。これが、二つ目の理由である。

ちなみにこれは確かではない、あくまで憶測である。

もっとあるはずと思ってネットで調べてみた。そうしたら、なんと歯科衛生士法のなかの文言に「女子」と書かれていた。以下を参照ください。

昭和23年に出来た歯科衛生士法には、

「歯科衛生士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、歯科医師の直接の指導の下に歯牙及び口腔の疾患の予防処置として次に掲げる行為を行うことを業とする女子をいう。

こういう条文があります。法律に「女子」と明確に書いてあるのですね。すごい。厳密には、おまけの規定に「男性もなれるよ」というような事が書いてあるようですが……。

「歯科衛生士はなぜ若い女性ばかりなのか 」より

女子といえば、当然のごとく若い女性のことである。広義の意味では女性を指すが、一般には以下にあるように「おんなのこ、むすめ」を意味している。

じょ‐し【女子】
1. おんなのこ。むすめ。
2. 女性。おんな。

しかし、この歯科衛生士法というのは昭和23年にできたものである。当時は、女子をおなごと読んだかも知れない。そんな時代の法律がいまだに生きてるのが不思議である。いやはや。

かつては、女性は結婚したら家庭に入り子供を産んで育てる。それが、女性の役割とされていた。そんな時代の風潮が、いまでも生きてるのが歯科助手の世界らしい。なんでも、結婚して退職した後、復職することがままならない。それが、いまの歯科助手の現状らしい。

結婚退職した後を、また若い歯科助手が埋めて行く。よって、中年以降の子育て世代の歯科助手がいないという訳である。

この状況がずーと続いているから、若い女性の歯科助手しかいないはずである。これを改善するのは、かなり難しいかも。業界の努力がもっと必要か。また、歯科助手の側からのなんらかの行動も必要かも知れない。

当該ユーザーはしばらく歯科医院に通う事になった。歯科医はもちろんだが、歯科助手さんの仕事も大変だと思う今日この頃である。なお、個人的には若い女性でいいかもと思うが、あしからず。

冒頭写真:沢尻エリカ写真集「エリカ100+1」より

<100+1 ERIKAS >
100の変身と新生エリカを神話的に表現した新感覚の写真集。
沢尻エリカが、様々な女性に変身(コスプレ)して魅せた特異な写真集。そして、それはアートのシュミレーショニズムの範疇にあると思われる。

100+1 ERIKAS

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