■小説自作|夢で逢いましょう 誰と?

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夢のなかでは、いつも辻褄が合わない!?

夢で逢いましょう 誰と?

作:cragycloud

夢の続きは、必ずしもあるとは限らない。残念!

 人間なら夢を見る事は必ずある。しかし、毎日の様に必ずしも見るとは限らない。そして、見た夢は概ね忘れてしまって記憶にも残らない。少なくともオレは、そうである。それが、人様の平均値なのか。それは知る由もない。

 これまで、夢のことなど気にも掛けないで生きてきた。そんな、無頓着なオレにも変化が生じていた。それは何かといえば、夢が記憶に残る様になったことだ。なんだか、変な感じである。記憶に残った夢はなんだか、いつまでも身に纏いつくようで気持ちが悪い。

 このあいだ観た夢はなんだか変だった。いや、夢が変なのは当たり前か?。とにかく、あれは何だったか。いまでもやな感じがする。

 それはこんな具合の夢だった。

 何故か身に覚えの無い道路をタクシーに乗って走っていた。なんだか知らないが、平塚らしい。なんで平塚なのかは分からない。だいたい平塚なんて行ったことさえ無い。それでも、夢の中では平塚らしい。?マークが一直線にきれいに並んでいる。

 カラオケやら飲食店が複数入ったビルが建ち並んだメインストリートを走りながら、オレは運転手に何かを言っていた。

 何を言ったかはっきりとは聞き取れなかった。というか、そこが曖昧である。その後、どこかの駅らしいロータリーに出て、そこでタクシーは止まった。運転手は、4800円だと言ったが、その後に4000円でいいです。とたしかに言っていた。

 オレは、何か得した気分になった。ほんとにいいの?。と思っていたが、すでに心は満足であった。断っておくが夢の話である。

 タクシーのドアが開いたので、オレは降りた。あれ?、まだ料金を払ってなかったようなと思ったとき、おもむろに現れた駅員の帽子と制服みたいなもんを身につけた人がオレに近寄ってきた。

 そして、お客様4800円になります。たしかに、そう言った。あれ、運転手さんが、4000円でーと言おうとしたら、なんとタクシーはスーと走り出して消えてしまった。残されたオレは、約束が違うと何かものすごく気分が悪くなっていた。すごーく損した気持ちがオレを覆っていた。

 そこで目が覚めた。うーと何度か呻きながらも、なんとか起きたがとても気分がすっきりしない。それは4800円払ったからだ。4000円でいいと言ったのに、とまだ夢の続きが頭の中でとぐろを巻いていた。

 くだらんと言ってしまえばそれまでである。たしかに、この夢はくだらん。しかし、普段は夢を記憶してることは無いに等しい。そんな具合だから、妙に気になってしょうがなかった。

 その後、しばらくは夢を記憶していなかった。やれやれと思ったのもつかの間、ある日、それはまたやってきた。

 今度の夢の記憶は、実家の前の通りにオレは立っていた。何をしていたか。それが問題だ。しかし、その部分が抜け落ちている。ま、夢なんてそんなもんである。

 で、実家の前は道路である。片側一車線に歩行者用に僅かばかりのスペースが設けられている。幅は6メートル弱か。狭い道路だが何故か車の往来はけっこうある。横断するのに割と気を使う程である。

 オレはその実家の前に立って道路の反対側を見ていた。なにげなく視線をずらすとそこには割とスタイルの良い長い髪をした女性が歩いていた。服装はリクルートスーツのような黒のパンツルックであった。

 その黒のパンツルックのスタイルの良い女性が、オレの方に顔を向けた。何の変哲も無い黒い髪にしゅっとした顔つきが印象的だ。しかし、顔つきははっきりしない。何か変だが、仕方が無い。なにしろ夢の中だからである。

 そして、そのパンツルック美人はオレから遠ざかる様に歩き去ってしまった。オレはそれを何か名残惜しそうに見つめていた。

 場面は変わり、今度は実家の隣の空き地にオレは立っていた。この空き地は、前には金物屋があった。しかし、郊外に移転していまでは空き地となった。そこに、何故かオレは立っていた。何をしてるか不明である。

 そうしてるオレの目線に例のパンツルック美人が飛び込んだ。しかし、何故か、今度は白いナース服であった。そうか、彼女は看護士さんだったのか。とオレは妙に納得する次第であった。

 すたすたと歩いて行く白いナース服を目で追いながら、何故かするするとオレは空き地から道路近くに出ていた。そして、またも名残惜しそうに彼女を見送るのであった。

 白いナース服は、スタスタとずーと歩いてゆく。米粒ぐらいに小さくなるまでオレは見送っていた。

 断っておくが、これも夢の話である。しつこいが何か変な人と思われるのも癪なので仕方が無い。あしからずである。

 そんな訳で夢の中で遭遇した美人が頭から離れない。しかし、美人だったかどうか、実は記憶には無い。なんせ顔つきがたしかではないからである。たぶん美人としか言えない。

 その理由は、長い髪に黒いパンツルック、そしてスタイルも良かったし、ナース服も似合っていたからである。しかし、これもまた夢の中のこと。

 誰もそれを知る由もない。それは当たり前か。いやはや。

 しかし、なんで長い髪にパンツルックなのか。そこいら辺りが謎である。なにしろオレは、女性のショートヘアが好きである。パンツよりやはりミニスカートがいい。なのに、なんで夢では長い髪にパンツなのか。

 オレに意地悪してるとしか思えない。なにか潜在意識下にあるのか?。

 それがなんとも不思議である。ま、それが夢というものなのか。とにかく、そんな訳でー、ってどんな訳だ。よく分からんが、何かがオレを掻き立ててここまで文章を書いてきた。しかし、もうおしまいにしようと思う。

 なぜなら、これ以上書く事がないからである。ここまで、どうにもくだらない話を読んでくれた皆様には、お礼を申し上げます。有り難うございました。

 この文章は、はたして小説なのか?、これは甚だ疑問だが、それに関しては深く考えない事にしたい。

 ちなみに、この文章はNOKKOさんのアルバム「Viaje」に収録された「スペースガール」などを聴きながら書いています。

「ハロー、ハロー、唇がふれる度に謎が解けて行く」

 という歌声がリフレインされています。

 なんだか、これも夢の中かもしれない。そんな気がしてくるほどにメロディーとリズムがまったりと身を包み込んできます。

「ハロー、ハロー」、しかし謎は深まるばかりである。

<Viaje/NOKKO>
久しぶりに聴いたらほんとにすてきなアルバムだと改めて感じました。歌詞をきいていると、ひざを抱えて丸くなって聞き込んでしまいます。こんな歌歌える人は他にいないです。(アマゾンレビューより)

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