■社会|広告の功罪 嘘はいけない

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広告は、女性の化粧と同じだ?

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今更であるが、広告のその甘い言葉に気をつけろ

はじめに
当該ブログではアドセンスとアマゾンの広告を貼付けています。したがって、このテーマは自らの行為にも跳ね返ってくることである。多少大袈裟であるが、それも覚悟の上で広告の功罪について書いてみたい、と考えます。

ちなみに、ここでいう広告とは、テレビ・新聞は言うに及ばず、ネットやイベントその他の販促まで、あらゆる媒体の広告に類する活動を意味しています。であれば、マーケティングと言ってもいいが、あえて広告としました。

広告は、世の中のためになっているか?といえば、それなりの効能はあるはずである。消費者は、広告によって新しい商品やサービスを知ることができる。また、広告主は、自社商品やサービスの良さをすばやくアピールすることができる。それは、企業にとっては収益確保に欠かせない事であり、また営業コストの削減にもなっている。

したがって、いまや広告無くして企業と消費者の関係は成り立たないといっても過言ではない。しかし、そんなことは、今更言うまでもないことである。

広告の効能は、前述した内容を踏まえると「企業(組織)の利益と消費者の利益が繋がっている」ことである。しかし、その一方では、消費者を騙すことを最初から意図した広告が多いのも事実である。広告=嘘でごまかす、これもまた広告の効能の一つである。違うか。

広告では概ね、広告主(企業)の本当の姿を知ることは出来ない。女性が社会でスッピンを晒さないのと同じくである。化粧を厚く施して見てくれを整えたのが、大概の広告の姿である。これは間違いないだろう。

女性を例えにしたのは不味かったかもしれないが、それしか思いつかなかっただけである。あしからず。

厚く化粧した(心に響く文句とお洒落なイメージなど)広告は、如何に消費者に届くか。繰り返し放映されるテレビCMでは、有名タレントが笑顔を振りまきつつ商品やサービスをアピールする。かれらをCMに使うのは、安心感を植え付けるのが目的だ。買っても大丈夫だよと思い込ませるのにかれらほど重宝なものはない。

最近では、有名タレント以外にも犬や猫、そして子供も多く使われる。これらは、好感を抱かせるイメージをもって商品やサービスに感心を引き寄せようという思惑である。それは間違いないだろう。

どんな厚化粧を広告に施そうが、企業の商品やサービスが真の意味で真っ当であれば、どんなことをしてもいいだろうと思う。要するに、消費者に利益を還元するような商品、サービスであればである。

しかし、世の中には良心的な企業ばかりではない。これまた今更であるが、当たり前である。利益のためなら、何でもするそんな企業がいる。それは間違いないことである。

企業(組織)のスッピン(真実)の姿は、広告には欠片もない。これは、ほとんど真実と言っても過言ではないはずである。たぶん。

これから、企業に入社しようとする若い人達は、企業広告のスローガンには特に気をつけていただきたい。企業の理念は、厚化粧した女性と考えるぐらいでちょうどいい。そうすれば、入社してスッピンを見ても落胆は少なくて済むだろう。

広告は、ブラック企業も栄えさせた?

ここ数年にわたり世を騒がせてきたのが、ブラック企業である。誰が命名したか知らないが、これはまさに的確な言葉であった。当初は、そんなことはない!としらを切っていたブラックと名指された企業であった。

しかし、最近になってようやくその効果が現れてきたようだ。

<ブラックの代表とされた某居酒屋チェーン>
どこ?とは言うまでもなく、言わずとしれた有名どころである。この居酒屋チェーンは、宗教的洗脳で有名であったが、その神通力も絶えそうである。これはいいことに違いない。

自業自得! ワタミを業績不振に追い込んだブラック経営の手口を振り返る(リテラ)

「24時間働け」を合い言葉に、社員をとんでもない過剰労働に駆り立てていた。しかも、それを行うのが当然と思い込ませてである。とても悪質としか言い様が無い。低賃金、過剰労働させる目的は、当然利益のためである。そのために使った手法が「生き甲斐」や「夢」であった。

「地球上で一番たくさんの“ありがとう”を集めるグループになろう」、これがこの企業のスローガンである。また、「社員の幸福」「夢を叶える」といったもっともらしい美辞麗句も並べている。しかし、その一方では「365日24時間死ぬまで働け」、「出来ないと言わない」などと社員に号令をかけて過剰労働を強いていた。

夢を叶える=過剰労働という図式は、アメとムチと言うこともできる。しかし、このアメにはなんの利益もなかった。

この居酒屋チェーンの創業者は、一時期はマスコミにもてはやされていた。テレビにも頻繁に出ていたが、ブラック認定後はさすがにテレビ局も引いたようだ。しかし、なんと国会議員になってしまった。これは遺憾だろう。

それはさておき、この企業の評判の悪さはあちこちで露呈している。本業の居酒屋は言うに及ばず、新規参入した介護事業では老人が死亡する例が多く発生している。また、宅配事業では委託業者に多くの負担を押し付けている。その結果サービスが悪化しているのは、言うまでもない。

この企業の根本は、利益は本社(創業者とその関係者)に、そのために従業員は低賃金で働けというものらしい。その背景には、低賃金でも働く場を提供しているという思いがあるのだろう。いやはや。

もう一度、この企業のスローガンを繰り返す。

「地球上で一番たくさんの“ありがとう”を集めるグループになろう」

いやはやである。

「生き甲斐」や「夢」を必要以上に語る企業には気をつけた方がいいと思う。その手法は、まるで自己セミナーや宗教の勧誘と同じである。ちなみに、この居酒屋チェーンの創業者は元宗教関係者であったとか。

ここでも、広告は役割を果たしている。スローガンや従業員へのメッセージの美辞麗句は言うに及ばず、厚く施した化粧(広告他のイメージ形成)によって一時期はマスコミで評判ともなり、社長はテレビにもコメンテーターとして出演するほどであった。

「広告は、真実を語らない。それは真実である?」(by cragycloud)

その他、広告事情あれこれ

<携帯端末の場合>
某通信事業会社Sでは、契約した顧客にもれなくプレゼントするグッズにしっかりと通信料が加算されていた。これは、広告(とくにCM)では告知、記載されていなかったはずだ。もし記載されていたとしても、とても小さな文字であったはずだ
。違うか。

<太陽光発電の場合>
エコを旗印にいいことづくめの事業をアピールする。しかし、その実態は投資だけを煽り、実際の事業はおざなりであったことが露呈してきた。投資詐欺のもはや定番ともなっている。そこでも広告がしっかりと役割を果たしていた。

<弁護士事務所の場合>
過払い金返還手付きを大々的に宣伝する弁護士事務所がうざい。儲からなければ、あれほど多くのCMを流せない。それは、手数料収入がいかに儲かるかを表している。CMでは政府の公報かと見まがうようなナレーションが流れている。

<外資保険の場合>
とにかく露出が多いと言えば、外資の保険である。これは間違いない。なぜ、あれほど広告を打ち続けるかといえば、数打ちゃ当たるをまさに実行しているからだ。とにかく、日本国民のタンス預金をなんとか吐き出させるのが目的だから、いつでも、どこでも目に付くことが必要だ。かれらの正体は、黒アヒルである。たぶん。

その他、まだまだ疑問の広告は数限りなくあるに違いない。しかし、今回はこれくらいにしておきたい。なにかと面倒になると困るからである。いやはや。

「結婚指輪は、給料の三ヶ月分」は嘘である!?

最近はあまり宣伝してないようだが、かつてダイヤモンドの広告がやたら多かった時期があった。そのとき、いくつかのフレーズが生み出されてる。

なかでも有名なのが、「結婚指輪は、給料の三ヶ月分」というもんであった。違うか。これはダイヤモンドの元締めデビアスの広告であった。デビアスは言うまでもなく、世界のダイヤ流通を動かす大本である。この会社がダイヤを握って、世界に流している。元は、ユダヤの金融王ロスチャイルドであると言われるが、その実態は知る由もない。

そのデビアスが、「給料の三ヶ月分」と決めたら、他の業者は従うしかない。業界は、こぞってそれを目安にダイヤの販売促進をすることになった。

しかし、昨今ではどうか。もしかしたら「給料の三ヶ月分」というフレーズを広告ではなく、昔からある慣習かなんかと勘違いしている人達が多いのではないか。調べた訳ではないが、そんな気がするが如何に。

とにかく、広告のフレーズがひとり歩きして慣習と化してしまうのは、ある意味では広告主にとって大成功である。

しかし、反面これが、広告の効能のこわいところである。本当のこと、真実を闇に葬って無いものとしてしまう。そんな気がするが違うだろうか。

追記、「広告の功罪」というテーマでここまで書いてきましたが、何故か功の部分があまりにも少なかったようです。罪の部分は、あれこれ思い浮かぶが、功の部分はちっとも思い浮かばなかった。これは何故か?と思うしかない。

それは、「悪貨は良貨を駆逐する」の例えどおりということか。

冒頭写真:デビアスより

<広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい>
インターネットの普及などにより流通する情報量が爆発的に増える一方、生活者はネットやHDDレコーダーなどを活用し、自分で情報を選択するようになっています。そんななか、旧来のマス広告やメディア露出では、昨今、人は動かなくなっています。

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