■時代と流行|100年の時代紀 2014年の一年間(前半)

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世界は、日本はどこに向かうのか

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一部先進国で株は上がれども、世界の情勢は油断ならず

2014年は、日本では安倍内閣が2年目を迎えて消費増税を実施した年であった。世界では、アメリカの好景気はあったものの欧州の危機は相変わらず改善しなかった。そして、テロは鎮圧化されるどころか、イスラム国という新興集団の登場でさらに悪化する有様となった。

2014年12月、総選挙に打って出た自民党は僅か約50%という戦後最低の投票率のなかで過半数を勝ち取った。これにより、アベノミクスとそれに付随する政策が進展してゆくことになった。

経済では、アメリカは好況にあったが、欧州では一人勝ちと言われたドイツでさえ陰りが見え始めた。ロシアは、ウクライナ侵攻が仇となり経済的には苦境となった。そして、バブル崩壊待ったなしと言われ続けた中国は、いまだ土俵際で踏ん張ってはいるが、その景気後退は明らかとなってきた。

日本は、消費増税後一気に景気後退したのは当然であった。政治家、官僚、エコノミストたちはすぐに持ち直すと言っていたが、なんのことはない、いまだ底に沈んだままである。いやはや。

来る、2015年には何が起こるであろうか。その予兆は、2014年に撒かれているはずだ。それを検証していきたい!

2014年1月

消費増税待ったなしの2014年が始まった。新国立競技場のデザインや費用増大に非難が集まる中で五輪組織委の会長に森元首相が就任した。何故か、この人は相変わらず政治力が発揮できるらしい。なんとも不思議である。

少し前に起きた冷凍餃子への毒物混入に続き、今度は国内で食の安全が脅かされた。しかし、この根は深い。犯人の個人的事情も然ることながら、その背景(非正規社員)にこそ何かが潜んでいるはず。このようなことは、今後も形を変えて続くことが予想される。

海外では、エジプトが政変のあと混迷を深めていたが、軍の支持を背景に元国防相のシシ大統領政権?が誕生した。

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<国内>
・東京五輪組織委発足、会長に森元首相
・冷凍食品農薬混入事件で契約社員逮捕
・学習指導要領の解説書に尖閣・竹島を「領土」と明記

<海外>
・エジプトの国民投票で改正憲法案に賛成多数

2014年2月

関東地方に大雪が降った。そんな日もあったねという感じである。(ちなみに、2014年12月は、すでに例年の数倍という雪が北陸を中心に降っている)前都知事の不祥事退陣を受けて、選挙で当選した舛添氏が新都知事に就任した。

ソチ五輪、そういえばあったねという感じである。浅田麻央選手、本番でこける。それを見た森元首相は、「あの娘はすぐこける」とか言ったらしい。当然、一般大衆は、またか!という思いであったのは言うまでもない。いやはや。

偽作曲家騒動が世を騒がせた。ゴーストライターを勤めていた新垣氏が自責の念に駆られたか?告白をする。現代のベートーベンが詐欺であったことが暴露された。これを持ち上げていた有識者たちの面目はまるつぶれとなった。

ちなみにこの偽作曲家を持ち上げていた代表格は、作家の○木○之氏、作曲家の○枝なんとか。有名人が褒めているからと言って、それを信じるのは今一度気をつけたほうがいいに違いない。それでも、また繰り返されるに違いない。

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<国内>
・関東甲信で2週連続大雪、都心も27センチ
・東京都知事に舛添元厚労相
・ソチ五輪で日本は金1、銀4、銅3

<芸能>
・現代のベートーベンと言われた作曲家が実は偽物と判明

<海外>
・中国と台湾が初の公式閣僚級会談
・韓国と北朝鮮が約6年ぶりの高官協議
・国連調査委が北朝鮮による外国人拉致などについて報告書公表

2014年3月

日本の企業をリストラされた技術者の情報流出が明らかになる。ノーベル賞級の発見かと注目されたSTAP細胞に不正などの疑惑が噴出する。この問題は、2014年を通して各方面で注目された。小保方さんは、一躍時の人から疑惑の人に格下げとなった。

テレビでは、31年続いた「笑っていいとも!」がついに幕を閉じた。笑いを通して長くテレビ界に君臨した。しかし、そのお笑いというカテゴリーもすでに後退期に入ったようだ。いまでは、お笑い芸人もかつての勢いは無い。時代は変わろうとしているようだ。

海外では、マレーシアの旅客機が突如消息を絶った。その後いくら捜索しても手がかりさえ見つからなかった。これは、2014年後半になっても解決していない。ロシアがウクライナに侵攻を開始した。その後、クリミア半島を実質支配下に納めた。これを機に、欧米各国はロシアに経済制裁を下す。これに端を発してロシアは経済的苦境に突入し、いまだ解決のめどは立っていない。

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<国内>
・東芝の情報を韓国に流出させた容疑で提携先の元技術者逮捕
・STAP細胞論文に改ざんなど不正
・「袴田事件」で再審開始決定

<芸能>
・長寿番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』が放送終了

<海外>
・中国国防予算、前年実績比12.2%増
・北京行きマレーシア機が消息絶つ
・ロシアが「クリミア共和国」を国家承認、編入。ウクライナ危機深刻化

2014年4月

消費税が8%となった。ここから消費低迷は始まり、いまだ回復の兆しは無い。忘れてならないのは、エコノミストなどの経済専門家はすぐに回復すると楽観的見通しを繰り返したことである。そして、夏は過ぎ、秋も過ぎて、冬になっても回復とは程遠いのは何故か?である。

イスラム過激派の暴力は、ナイジェリアでも勃発した。ボコハラムという反政府勢力は、学校を襲い女子生徒200人余りを拉致した。ボコハラムは、欧米の教育を悪とし、女性は教育を受ける必要はなく、男性もイスラムの教えを学ぶだけでいいと主張している。

韓国では、違法に改造した客船が転覆し沈没した。犠牲者は多数にのぼり政府の対応の悪さが浮き彫りとなった。

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<国内>
・消費税8%スタート
・原発事故による避難指示区域が初の解除
・政府が武器輸出の新原則を閣議決定

<芸能/スポーツ>
・田中投手がヤンキースで大活躍

<海外>
・ナイジェリアでイスラム過激派組織が女子生徒200人以上拉致
・韓国で旅客船「セウォル号」が沈没
・オバマ米大統領がアジア4か国歴訪

2014年5月

2040年には若年女性人口5割減であるとか。少子老齢化が叫ばれて久しいが、またひとつその現実が突きつけられた。日朝政府は、拉致問題で全面調査に合意したが、その道筋はいまだ薮の中である。維新の会が分裂、やはりと言うしか無い。

ヤーヤーヤーと大ヒットをかっとばした「チャゲ&アスカ」のアスカさんが覚せい剤所持容疑で逮捕された。ずいぶん前から怪しいと噂はあったが、その通りであった。一方、無罪を主張する片割れの愛人は、2015年初頭に判決が下るようだ。

海外では、中国の領土的野心が留まるところを知らない。南シナ海ではベトナム、フィリピン、インドネシア等の周辺国との摩擦も構わずに勢力範囲を拡大している。中国国内では、少数民族によるテロが頻発している。

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<国内>
・2040年に896自治体で若年女性人口5割減、日本創成会議が推計
・日朝政府、拉致被害者全面調査で合意
・日本維新の会が分党

<芸能>
・ASKA容疑者を覚醒剤所持容疑で逮捕
・バレエの「ブノワ賞」に初の日本人

<海外>
・南シナ海で中国が勢力拡大。ベトナム、フィリピンと対立
・インドで10年ぶり政権交代
・タイでクーデター
・中国新疆ウイグル自治区でテロ

2014年6月

慰安婦問題に関する「河野談話」が、かなりいい加減なものであったことが作成過程を検証した結果明らかとなった。この談話は、韓国に譲歩することで事を納めようとするものであった。しかし、それが却って現在の混迷を招いたことは間違いない。外交とは、右手で握手していても、左手には石(意思)を握っていなければならないと誰かが言っていたが、まさにその通りの結果である。

芸能では、今年も実施されたAKB48総選挙で渡辺麻友さんが念願の一位に輝いた。向かうところ敵なしと思われた指原莉乃さんの天下は一年で終わった。しかし、AKB48も中国のバブルと同じく土俵際にあるのは否めない。2015年も続くかどうか。それは神のみぞ知るところである。

欧州では、ウクライナ問題に端を発してロシア外しが顕著となっている。1914年、オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子がサラエボで暗殺された。これをきっかけに始まった第一次世界大戦から100年が経った。そして、栄華を誇ったハプスブルグ帝国もいまは存在していない。

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<国内>
・「STAP細胞」論文が撤回と報道される
・教育委員会制度の改革へ改正法が成立
・政府が「河野談話」作成過程検証の報告書
・世界文化遺産に「富岡製糸場」

<芸能>
・AKB48総選挙、渡辺麻友さんがトップに

<海外>
・パレスチナ暫定統一政府が発足
・ロシアを排除してサミット開催
・欧州中央銀行がマイナス金利導入
・第1次世界大戦勃発100年で追悼式典

2014年の一年間(後半)につづく
……………………………

冒頭写真:小保方晴子さん 理化学研究所研究員(元)
参考:読売新聞、ウィキペディアほか
2014年日本の出来事 yomiuri online

<週刊ダイヤモンド2014・2015年12/27・1/3合併号>
2015総予測バブルがやってくる!!またかよ?

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