■社会|ガシャポンの異端 奇譚クラブが面白い

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今更か?いま大人のガシャポンが熱いらしい!

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当方あまり知らなかったが、いまガシャポンが注目であるらしい。それも大人のガシャポンだとか。なかでも「コップのフチ子」というフィギュアのシリーズ物は、累計で800万個以上も売れているそうである。(どこかの記事にあった)

ガシャポンといえば、言わずと知れたバンダイが有名であるが、それ以外も幾つかのメーカーが販売している。これらの商品は子供向けのはずであった。しかし、90年代のいつ頃か分からないが、オタクが秋葉原に溢れはじめてから変わってきたようだ。記憶にあるのは、ゲームやアニメのキャラをモチーフにしたフィギュアのガシャポンが目立っていた。

秋葉原では、ガシャポンだけを集めた専門店が出来ていた。たしか、ブロッコリーあたりがやったのではないかと思うが、定かではない。そういう訳で90年代半ばには、すでにガシャポンは新しい領域に入っていた。20歳過ぎのヤングアダルトのオタクを中心に大人買いする光景も珍しくなかった。

その後もしばらくは、アニメやゲームのキャラが売れ筋となっていたはずである。ちなみに、当方もブロッコリーの社長から聞いて、早速大手ゲームセンターに導入したのである。そのときはあるゲームキャラに特化して展開したが、ガシャポンの代理店の在庫が底をつくほどに売れたことがあった。

しかし、2000年代になってから、当方はその方面とは遠ざかったので最近の動向には疎くなっていた。また興味もなくなって久しいのである。

ところが最近になって新しい動向が注目されていると知った。それが、「コップのフチ子」である。しかし、これもすでに4年前ぐらいから展開されているとか。開発メーカーである「奇譚クラブ」の社長によれば、徐々に注目されて右肩上がりの売上だそうである。最初から売れた訳ではないようだ。

それにしても800万個とは、すごいものである。なんでも、通常のヒットは20万個ぐらいらしい。(どこかで聞いたか、読んだか)

キャラから、シーン(場面または動作)へ

とにかく開発メーカーの奇譚クラブのユニークさが際立つのである。何故、このような商品を開発できたかである。キャラ一辺倒だったガシャポンの世界に、特にオリジナリティーがある訳でもないOLさんを用いてユニークな商品とした。いわば視点を変えた成功例といえるか。これまでのキャラのフィギュアと違うのは、シーン(またはシチュエーション)があるということである。

シーン(場面)とは、簡単に言うと「その瞬間の場」のことである。あるいは、ある場所での動作の一区切りをさす。フチ子さんは、コップの縁にちょこんと座ったり、ぶら下がったり、またあるときは乗り越えようとしたりしている。

こんなので売れるか?と思った人もいたはずである。しかし、売れるか売れないかよりも面白いが優先したように思われる。大手メーカーでは没になったかもしれないが、そこは奇譚クラブはニッチなメーカー故に製品化することができたようだ。

この奇譚クラブの面白いところは、商品開発だけでなく、その経営方針もユニークなところである。なんでも、経営計画とかはないし、また年度の事業計画も立てないそうである。(何の記事か忘れたが、そのように記憶にある)

とにかく大手メーカー(バンダイ等)がやりそうなことはしない。良い意味での唯我独尊こそが我が道とばかりに開発を進めているようだ。現在の体制(理念含めて)を維持できれば、今後もユニークな商品を開発するに違いない。

ちなみに新しい商品は、なんと岡本太郎の「太陽の塔」をモチーフにしたものだ。太陽の塔がまるで生き物のようにコップを乗り越えようとしたり、ちょこんと座ったりしている。これまた実にユニークである。

(太陽の塔の発売は、2月25日からだそうです)

座るフチ子
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乗り越えフチ子
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まとわりフチ子
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太陽の塔
item

奇譚クラブのサイト:http://kitan.jp/
写真は、すべて奇譚クラブのサイトより

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