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■社会|意識高い系VSイケてる系、あなたはどっち系か?

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社会の縮図、「意識高い」と「イケてる」の戦い!!

どっちも自我の満足、優越的意識を満たす本能のせいか

時代は変われども、また多少の意識は違っても、常に一定数のオレが、アタシがお前より上だ、という自分自慢をする人達が絶えない。昔はナウといわれた人達が頂点に君臨したが、それはずーと前に全滅した?。いまでは、すっかり定着した感のある「意識高い系」と「イケてる系」が自分自慢の頂点を競っている。

もしかしたら、「イケてる」は古いかもしれない。しかし、「意識高い系」と比較するために、あえて引っぱり出した次第です。これを踏まえて以下をお読み頂けると幸いです。

ついでに、自分のことを先に言っておきます。当方もかつては「意識高い系」「イケてる系」の両方を融合したとんでも病?に罹っていました。現在では、年を食ったせいか客観性を持つ様になったはずです。違うか。

とにかく、当該サイトの過去記事を読んで頂ければ、想像が出来ると思います。ちみに、いまでは「恥さらし系」、または「開き直り系」を邁進しております。

<意識高い系とは>
他人より自分の方が、いかに知識や人脈の量が多いかを自慢する人達である。それが高じてときに、社会や、自分の意に添わない人々を揶揄したりする。また、それをあまり自覚することなくやっているといわれる。

元々はネットスラングで、ネットで自分の経歴や人脈を過剰演出し、スゴい人のように思わせるが、実際の経歴や活動は大したことがない人々のことを指している。

<イケてる系とは>
イケメンに代表されるように「格好いい」ことを指している。そこでは、容姿だけに限らず、ファッション、音楽、アート、映画、その他サブカル系知識自慢も入るだろう。いわば、流行りのトレンド系といっても間違いない。

イケてるとは「魅力的」「かっこいい」という意味の俗語「いかす」が変形したもので、もともと関西圏で使われた表現らしい。バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!のスタート(1996年10月)を機に全国的に流行語となったとか。したがって、古いっていえばそうかもしれない。

ちなみに、イケメンは、雑誌「egg」1999年1月号で女性編集者が初めて使用したといわれている。(ニコニコ大百科より)

そんな意味、背景がある「意識高い系」と「イケてる系」である。そこで分かりやすく、両系統にはどんな人達が属しているかを分類してみたい。

■意識高い系

・学生の場合
1)やたらと学生団体を立ち上げようとする
2)やたらとプロフィールを「盛る」
3)全ては自己アピール、質問が長い
4)ソーシャルメディアで意識の高い発言を連発
5)人脈をやたらと自慢、そして利用する
6)やたらと前のめりの学生生活を送る
7)人を見下す

・社会人の場合
1)知識や、人脈をひけらかす
2)やたらと仕事できるアピール
3)有名人知り合いアピール
4)交流会やセミナーによく参加している
5)忙しいが口癖
6)地道に努力する人をバカにする
7)フェイスブックでリア充自慢

等々、他にもありますが、以下のリンク先などからいくつかを抜粋しました。
世に溢れる【意識高い系】がなかなか痛い(naverまとめ)

■イケてる系

・流行りのファッションにうるさい
・男でも女でも、身だしなみにこだわる
・音楽自慢、どんだけ知識があるかひけらかす
・映画自慢、上におなじ
・アート野郎、美術が分からない人を見下す
・クラブ野郎、クラブに通うオレ、アタシってイケてるー
・流行り言葉をやたらと連発する
・お笑いに詳しい

等々、負の側面にフォーカスし過ぎと感じたが、まいいか。本来の意味とは違うかもしれないが、当たらずとも遠からずのはずである。

そういえば思い出したことがある。まだ若い頃であるが、ある人に映画の話をしたところ、突然キレられた。「お前如きが何をいうか。オレは年間300本映画を見てるんだー」とか。言うまでもなく、自称イケテル映画自慢の人であった。

ところで「意識高い系」の人達は、どんな人を尊敬し目指してるのか。やはりIT系の社長とかなのか。そうすると、まさか堀江貴文さん。違うか。一方、「イケてる系」はどうだろうか。90年代は、藤原ヒロシとかはそうではなかったか。

そんな訳で、とりあえず「意識高い系」と「イケてる系」にどんな人達がいるか分類してみました。いかがでしょうか。概ねピックアップできたのではないかとおもいます。ただし、「オタク」をどう振り分けるかで悩みました。(大袈裟な)

「オタク」にも、意識高いとイケてるが存在するに違いない。そう思いましたが、いかんせんオタクは扱いにくい、そこで「オタク」はそれ自体で確立した存在として、上記リストからは除外しました。

今回、テーマにした2大系統より、「オタク」の方がずーと大きな系統にあるかもしれません。いつか、その実態?を当該ブログでも取り上げたいと思います。

<このテーマの意図は如何に>

「意識高い系」、「イケてる系」にある人達が、己の状態を客観視できる日がくることを願って、今回このテーマを取り上げました。

両系統ともに、ある意味では、優越的意識を以て自己満足に浸る行為でしかない。何故なら、そこには他人の意見を受け入れて共有し、知識を広げる意識に乏しいからだ。他人との差異を以て自分の正当性を主張しているとしか思えない。

若干偉そうな趣がしたかもしれませんが、何を隠そう当該ユーザーも上記したリストに思い当たるふしがあります。これには遺憾であります。ただし、最近では客観視できる(年のせいか)ようになっています。

それが、証拠にこのように自らの恥も覚悟で取り上げた次第です。

とにかく、やがては「意識高い系」も「イケてる系」も過去を振り返り、「なんだったんだー、アレはー?」と感慨に浸る日がやってくるはずである。

それは、間違いない。たぶん!

藤原ヒロシjune
june

<「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー>
この「意識高い系」という言葉は、セルフブランディング、人脈自慢、ソー活、自己啓発など、自分磨きに精を出し、やたらと前のめりに人生を送っている若者たちのことを指す。

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