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■社会|R系独占資本、米国を見限って中国に加担する?

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ところで、R系独占資本ってのは何だろうか

これは陰謀論か否や、それが問題だ

「R」といえば、言わずとも知れた陰謀論の主役のあれか

ある記事によるとR系独占資本といわれる国際金融を取り仕切る共同体?が、なんと米国を見限ったそうである。米国を見限るとはドル基軸体制が変わる事を意味する。20世紀初頭に大英帝国が衰退すると、それに変わって世界の覇権国家として機能してきたアメリカであるが、その時代が終わることを指している。

何故、R系独占資本は米国を見限るのか。それは中国の台頭なくしては考えられないだろう。国際金融組織とアメリカは一心同体の間柄ではなかったか。実に不思議であるが、機を見るに敏な金融組織はそれを反故にすることにしたとか。なお、その信憑性は確かではない。あしからず。

2015年3月31日の中国主導AIIB参加申請締め切り前にR系独占資本が中央銀行設立を主導したイギリス、フランス、ドイツ、イタリアが参加を決めた。このことは「歴史の終わり」を意味する。

R系独占資本は今日までアメリカとドルを道具として世界の富を吸収してきたのでドル防衛に徹してきたが、これからは中国と人民元を利用して世界を支配することを決めたのである。

世界通貨戦争の勝敗は決まった!そして「資産価値に地殻変動」が起きる!(増田俊夫)

R系独占資本は、アメリカの連邦準備銀行の設立などにも深く関与したといわれる。したがって、世界の金融政策にも影響力を持っていることになる。この「R」とはなんだ?といえば、広瀬隆著「赤い楯」で有名なあのユダヤ系金融資本であるのは間違いないだろう。しかし、なぜ「R」としなければいけないか。

世に言うところの陰謀論では、ユダヤ金融が仕掛ける様々な手口が真しやかに語られる。その信憑性は知る由もないが、そこでの主役はきまってこの「R」だったはずである。この辺りのことは「赤い盾」に詳しく書かれている。

古くは王族、貴族に金を貸して財を成した「R」は、その後は英国をはじめ欧州各国の金庫番として存在価値を高めていく。ナポレオンがワーテルローで敗北した際には、逆に英国が破れたとデマを流して、暴落した株や債券を大量に取得して大儲けしたとか。

また、日本にも関係があった。日露戦争では当時の日銀副総裁だった高橋是清が英国留学の人脈を活かし、「R」系金融資本の協力を得て戦費を調達している。ちなみに、日本はそのお金をちゃんと返済している。

とにかく、世界でお金が動くところには、「R」の存在が必ずあるとまでいわれる。しかし、その実態は薮のなかであるのは言うまでもない。だからこそ、上記に示した記事でも「R」としか書けなかったのかもしれない。

しかし、あまりにも有名な存在なので今更とも思うがいかに。繰り返すが、なぜ「R」としなければいけないのか。それがよく分からない。

大きく儲けるには、逆ばりこそが真骨頂ではないか

中川大臣は、ドルを売って失脚した?

R系独占資本は、ドル基軸体制を維持するためにあらゆることをしてきたそうだ。例えば、2009年に当時の中川財務大臣がローマで行われた会見の場で不始末を仕出かし、その後退陣したことがある。これは、中川大臣がアメリカ国債を同額のIMFのSDR(主要4通貨と交換出来る債券)と交換したことが背景にあったといわれる。(上記リンク記事を参照ください)

どういうことかといえば、中川大臣は米国のドル基軸体制がこのまま続くとは限らないと考えたとか。そこで、外貨準備のドルを減らす目的があったとされる。それは、ドル基軸体制維持を命題とするR系独占資本には遺憾としかいいようがなかった。そこで、いわゆる嵌められたという訳である。

とにかく、「R」はその他にも多数の怪しい動きに関与してきたといわれている。

そのようなドル基軸体制を維持してきたR系独占資本が、最近では中国への側面支援に動いている。中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に英国、ドイツ、フランス、イタリア、その他の欧州各国が参加を表明したのもその表れだとか。

R系独占資本は、基軸通貨を変えようと動いている。具体的には、以下のような動きらしい(上記リンク先より)

世界の基軸通貨がドルからIMFのSDR(特別引出し権)に移る前に先ず人民元がSDRのパッケージ通貨に加わることを決め、さらにSDRパッケージ通貨をG20諸国通貨にまで拡大する。世界の主要国通貨がSDRパッケージ通貨になり、SDRが為替(FX)市場で取引される時が「ドル基軸制終焉日」である。

このような仕掛けがすでに動いているらしいが、その実態は知る由もない。中国がなんだか自信たっぷりなのは、裏に何かがあるせいかもしれない。しかし、その中国も安泰とばかりは言えない。なんせ相手はR系独占資本である。

本当に基軸通貨がドルから元に変わるのか。それはまだ分からないが、いつ変化が起きても不思議ではない。しかし、民主主義でもない独裁国家の通貨が国際的な基軸になるとは考えにくいがいかに。それでいいのか?、なんだか疑問である。

一方、R系独占資本の動きを深読みすれば、違った様相も見えてくるのではないか。それは、かつてナポレオン勝利としたデマで大儲けしたことを考えれば、今回の仕掛けも裏があるかもしれない。もしかしたら、壮大な逆ばりをしている可能性だってある。なんせ、逆ばりこそ金融の真骨頂ではないか。

中国に加担したと見せかけて過大な投資を煽りつつ、実は一方ではそこから引き上げるという具合である。要するに誰かにババを掴ませることが目的かもしれない。なお、これにはなんの根拠もないことを申し上げておきます。

R系独占資本のことを知らない人には、なんだか分からない内容だったと思います。そんなみなさまには、ぜひ以下の本をお勧め致します。陰謀論かとも言われますが、そうであっても読んで面白い事には違いありません。

<赤い盾/広瀬隆>
18世紀、ドイツユダヤ人ゲットーに一人の巨人が誕生した。“赤い楯”を家紋とする金貸し業者の名は、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド。各国に散った彼の5人の息子と子孫は同族結婚を繰り返し、ヨーロッパ全土の金融と産業を押さえた…。

赤い楯―ロスチャイルドの謎〈1〉 (集英社文庫)

赤い楯―ロスチャイルドの謎〈1〉 (集英社文庫)

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