■音楽|最後のアイドル?松浦亜弥のコンサート映像を観る

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何故かいま、あややが新鮮に感じられる

今更なんで松浦亜弥なのか?、自分でもよく分からない!

 アイドルに詳しい人には今更だろうが、当方は全然興味がなかったので実に不思議な気持ちである。何故、いま松浦亜弥さんが気に入っているか。それが、自分でもよく理解できていない。現在、アイドル全盛の時代といわれているが、2000年前後にはアイドルは不毛の時代にあった。

 そんななかで現れたのが、モーニング娘。であり、その一派であった松浦亜弥さんでした。モーニング娘。は後のAKB48へと続くグループアイドルの草分けとして音楽市場を開拓していた。しかし、松浦亜弥さんはピンのアイドルとしてデビューした。そして、2000年代の唯一のピンアイドルとして成功している。

 松浦亜弥さんに託されたのは、アイドルの王道であったと思われる。それは70年代の山口百恵さん、80年代の松田聖子さん、中森明菜さんなどのアイドルの文脈を継承するものではなかったか。そして、それは見事に嵌まり開花した。歌唱力があり、そして華があるアイドルの王道の復活であった。

 プロデューサーであり、作詞・作曲を担当したつんく氏の思惑は、たぶんかなりの部分は成功したはずだ。しかし、いまのAKB48ほどのセールスには結びつかなかったようだ。それ故に、徐々にフェードアウトしていった。つんく氏も松浦亜弥以後はピンアイドルに力を注ぐことも無くなった。

 しかし、いまその楽曲を聴いてみるとつんく氏の才能の高さに今更ながら感嘆するしかない。詩の内容も充実しているし、曲もいまでも通じるキャッチーな趣にある。当時は、ベタなアイドルソングと思っていたが、実は大変良くできた曲だったと遅ればせながらに感じる次第である。

 当時のファンからすれば、何を今更言うかであろう。しかし、当時の当方はなんの興味ないどころか眼中にもなかった。それは、ある意味ではバカにしていたからに他ならない。アイドルなんて、という視点しでしか見ていなかったし、自分には関係ない音楽としていた。なんとも視野が狭かったというしかない。

 何故なら、当方は恥ずかしながら他人を意識して音楽を選択していた節がある。それは、通ぶるとか、先端を意識していたからに他ならない。音楽の趣味で他人より優れているなどと自慢したかったのだろうか。よく分からないが、自意識過剰だったのかもしれない。ところが、その後年を重ねるにしたがって、そんな見栄がばかばかしくなってきた。

「好きなものは、好きなんだからしょーがねーだろ!」という開き直りというか、自分に正直になる想いが強くなってきた。それは、ようやくのこと客観的に自分を捉えることが出来る様になったといっても過言ではない。いやはや。

 そんな訳で、今更であるのは十分承知のうえで、松浦亜弥さんを聴いている。そして、松浦さんはもっと評価されていいのではないか、とつくづく想う次第だ。


松浦亜弥コンサートツアー2004秋 〜松◇クリスタル◇〜 代々木スペシャル
スーパーアイドル1­8歳のあややです。(冒頭動画もおなじく)

松浦亜弥、絶頂期のコンサートはファンタスティック!

 2001年に14歳であった松浦亜弥さんは、「ドッキドキ!LOVEメール」でデビューをした。早速注目を集めるが、ヒットとまではいかなかった。それでも、3曲目の「LOVE涙色」がヒットして、その年の紅白に初出場をしている。

 幸先のよいスタートを切った松浦さんは、その後もつんく氏の切れ味鋭いキャッチーな音楽性もあり他のアイドルを圧倒していく。彼女自身の歌唱力も磨きが掛かっていった。2001年から2004年頃までが、いわば絶頂期かと思われる。しかしその後は、徐々に迷走していく。

 例えば、ユニットを組んだり、グループに入ったりしている。ピンでのヒットが無くなって、2009年の「チョコレート魂」を最後にシングルは出していない。さらに、コンサートツアーも止めてしまった。(単発ライブは行っている)

 そして2013年、活動休止を発表して現在に至っています。これまでの活動年表を見る限りでは、松浦亜弥は2000年代を駆け抜けたアイドルであった。

 ちなみに、もっともアイドルらしかった2001年のデビューから2004年までのシングル曲が以下のとおりである。この4年間にこそ王道アイドルとしての松浦亜弥が集約されている、と思われるがいかに。

・ドッキドキ!LOVEメール(2001年4月11日)
・トロピカ〜ル恋して〜る(2001年6月13日)
・LOVE涙色(2001年9月5日)
・100回のKISS(2001年11月28日)
・♡桃色片想い♡(2002年2月6日)
・Yeah! めっちゃホリディ(2002年5月29日)
・The 美学(2002年9月19日)
・草原の人(2002年12月11日)
・ね〜え?(2003年3月12日)
・GOOD BYE 夏男(2003年6月4日)
・THE LAST NIGHT(2003年9月26日)
・奇跡の香りダンス。(2004年1月28日)

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 冒頭の動画は、2004年に行われたコンサートの模様である。この当時彼女は、18歳であった。もう少女ではなく、かといって大人でもない。アイドルとしてはまさに頂点だったかもしれない。映像からは、ノリに乗った松浦亜弥の輝く様子が見て取れる。これは当方だけではないと思うがいかに。

 ピッチピッチの松浦亜弥さんは、ネイティブアメリカンのような意匠に身を包んで歌い踊り、観客を魅了していく。いやー、その身体全体から発するアイドルの輝きはまぶしいのなんの。そして、なにより関心するのは、その歌唱力の安定具合にあるのは言うまでもない。

 とにかく、いまのAKB48やモモクロなどと違って、圧倒的な歌唱力がある。歌手であれば、いわば当然である歌唱力であるが、昨今のアイドルにはそれが見当たらない。もはや歌唱力は関係ないようである。一部のアイドルは歌うことはもはや諦めて、バラエティにしか目が向いていない。

「時代は変わった」といえば、それまでであるが何か腑に落ちない。

 そんな現在では、松浦亜弥さんのようなアイドルはもう望むべきもない存在である。したがって、彼女は、もはや「最後の王道のアイドル」として認定したい。

 しかし、彼女はまだ28歳らしい。なんせ、デビューが14歳だから意外とまだ若いのである。結婚して一児の母でもある。今後、はたして復活するのか、しないのか。当然のごとくアイドルではなく歌手としてだろうが、注目したいと思います。

………………
追記:最近の当方の音楽事情はめちゃくちゃな様相を示しています。とにかく、たがが外れたかのように、ジャンルの垣根は無いに等しい。あるときは、90年代クラブ音楽を、そしてときにアイドルを、さらに懐かしのロックを聴いたかと思えば、ジャズ等も…、という具合でなんでもありの状態である。

 これでいいのかと思うが、たぶんいいのだろう。聴きたい音楽を聴いている、他人がそれをどう思うかは関係ないからだ。しかし、まだ演歌には嵌まっていない。はたして、演歌を聴く時が訪れるだろうか。なんてことを想う昨今である。

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