■社会|テレビ局の時代は終焉か?動画配信の黒船ネットフリックス上陸を果たす

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既存のテレビ番組など、もはや需要はなくなる!?

■既得権益に縛られたテレビ局は、回復不能の危篤状態に

 テレビ(主に地上波テレビのこと)の衰退が顕著となった昨今であるが、それにとどめを刺す外来種がやってきた。それがネットフリックスである。

 このネットフリックスは、ネット環境を通して映画、ドラマ、ドキュメンタリーなどの番組を提供する動画配信の新興勢力である。アメリカではすでに契約世帯数が全世帯の約25%を獲得したといわれている。

 日本では若者のテレビ離れが顕著となってからすでに久しい。しかし、既存テレビ局はなんの手立ても打つ事ができずに現在に至っている。いや、そうではないという人達もいるであろうが、ほとんど変わり映えしていないのは明らかだ。

 相変わらずのお笑いとバラエティー偏重、そして芸能事務所依存の体質に変わる事はなく、なんの危機意識も感じられない。その証拠にスポンサー筋から利益供与を受けていたアナウンサーをいまでも使い続けても恥じる事がない。

 なんのドラスティックな改革もないままに時は過ぎている。

 栄枯盛衰は世の常、テレビ放送が開始されてからすでに半世紀以上が過ぎた。そのあいだ既得権益を十分過ぎるほど享受してきた既存テレビ局は、まだ目が覚めないらしい。いや、目を覚ましたくないと言った方が正確か。

 なんせ、テレビ局にいればいろいろとおいしい役得があったから、この先も続く事が好ましいに違いない。しかし、時代は変わる。芸能事務所からの接待攻勢でタレントを起用しても、もはやそれを受け入れる時代にはない。

 理由なき韓流偏重で視聴者の反感を買ったテレビ局は、いまでもその原因が何かを分かっていない。「嫌なら見るな」と言ったタレントがいたが、実にその通りである。そして、その言葉通りにテレビ視聴者は年々下降線を辿っている。

 テレビ局なんて所詮は視聴者あってのものであり、それなくしては存在はできない。もはやテレビ局の殿様商売は終焉である。これは間違いないだろう。

 ところが、いまもテレビ局に変化は無い。「テレビ局は本日もノーテンキなり」と言わんばかりに。ワイドショーでは、今日もよく分からない学者が専門バカぶりを発揮している。それを垂れ流すテレビ局には、相変わらずを通り越して呆れるばかりだ。視聴者をバカにするにも程があるというもんだ。

 現在のテレビ局のテータラクを思い出すと止まらなくなるので、これくらいにしといてやる。なんだか、コントのオチみたいになったが、まーいいか。

■ネットフリックスは、日本でどこまで浸透するか

 2015年9月2日、ネットフリックスがいよいよ日本でサービスを開始する。

 ネットフリックスの特徴は、コンテンツの豊富さと価格の安さにある。日本では、コンテンツがどれくらいになるかまだ明らかになっていない。価格は、発表されていたので以下に紹介いたします。

<ネットフリックスの月額料金/税抜>
ベーシック(標準画質)650円
スタンダード(高画質)950円
プレミアム(4K画質)1450円

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 ベーシックは、価格は破格に安いがスマホなどの視聴に適したものらしい。PCやテレビに適したのは、スタンダードであるらしい。とすれば、先攻しているHuluとあまり変わらない。今後価格改定があるかもしれない。

Huluの月額料金=933円(税抜)

 アマゾンも対抗して会員特典として動画の無料配信を打ち出した。アマゾンプライムの会員になる必要があるが、価格は年間3900円である。

アマゾンプライムの月額換算=325円(税抜)

アマゾンの動画配信は、掟破りの「実質無料」(東洋経済)

 価格だけで捉えれば、アマゾンが断然安いがコンテンツの量と画質がどうか分からない。その点、ネットフリックスはアメリカで人気を集めたようにコンテンツが豊富といわれている。その数は約10万とされている。しかし、そのまま日本でも展開されるとは限らないようだ。

 アメリカでは、ケーブルテレビが主流であったが、いまではネットに変わりつつある。日本ではケーブルはいまいちであったが、一気にネットに変わるかもしれない。なんせ価格が断然安いし、めんどーな工事等もないからだ。

 ネットフリックスが他の動画配信と違うのは、オリジナルの番組製作に積極的なところである。有名なのが「ハウス・オブ・カード」という政界ドラマである。このドラマは製作費が約100億円といわれている。

 マトリックスのウォシャウスキー姉弟が高額の予算をかけて、世界9都市で撮影したSFドラマ「センス8」。「アベンジャーズ」「スパイダーマン」「X-MEN」など超人気キャラクターたちを生み出したマーベルが制作した「デアデビル」も9月2日から日本でも配信開始予定だとか。

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高額な予算のSFドラマ「センス8」

 これには日本の既存テレビ局が、太刀打ちできないのは言うまでもない。

 しかも、放映方法がこれまでと違う。なんと製作された全話を一気に観ることができる。続きは「また来週見てね」ということがない潔さである。(上記のドラマがそうであるか未確認)

 ネットフリックスを宣伝しても、当方にはなんの見返りもないのでこのくらいにしとくが、とにかくテレビもネットに時代の潮流があるのは間違いないないだろう。そして、既存のテレビ局の衰退は止まらないに違いない。

■レンタル業界は如何に

 ネットフリックス上陸に伴う動画配信の競争は、TUTAYAやゲオというレンタルビデオを主体とする業態に間違いなく影響を与えるだろう。TUTAYAはすでに動画配信をしているが、なんだか価格もコンテンツも中途半端感が拭えない。

 動画配信に移行したくともフランチャイズの店舗をどうするかで経営判断がしにくい状況ではないかと思われる。また、ゲーム、漫画の中古販売など多角化しているので動画配信に多額の資金を投入できないのかもしれない。

 とすれば、日本でもネットフリックスが市場を拡大するには弊害が少ない。日本固有の種をなぎ倒し、外来種が根を張る土壌が揃っているといえる。

 ネットフリックスも元はレンタル業者であった。ただし、ネットレンタルであったことが幸いしたか。そこで得た経験とデータの蓄積がいまの動画配信に活かされているとか。

 ところで、日本のテレビ局も有料配信をしているが、どれだけ需要があるのか疑問である。有料で観るにはコンテンツの魅力が乏し過ぎる。これは、テレビ局が代理店とスポンサーにおんぶにだっこで甘やかされた結果であろう。

 そして芸能事務所やマスコミにちやほやされて有頂天になって奢った末の自業自得である。いやはや、時は残酷にも過ぎ去るのみだ。


アマゾンで無料動画配信を観るには、アマゾンプライムに加入する必要があります。
価格は、年間3900円。動画は無料だそうです。

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