■CM|2015年日本のCMはけっこう面白かった!クリエイターはさすがである

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テレビは低調だが、何故かCMは面白くなっている?

2015年日本のCMベスト集!を観ました

 日本のCMクリエイターの優秀さは健在のようだ。当サイトでは、以前に最近のCMはツマランという指摘をしましたが、いやはや失礼しました。2015年のCMはなかなかに秀逸なものが多かったようです。

 2015年のCMは、それ以前と比べると表現力が見違える様に豊かになっている。機能や効能ばかりの即物的な表現のCMは影を潜めて、イメージの自由さを取り戻したかのようだ。これはどうした訳か?。安さや便利さばかりを画一的に訴求していては、顧客が振り向いてくれなくなったからかもしれない。

 企業も消費を喚起するにはイメージ訴求が大事と見直したのだろうか?。

 とにかく、機能や効能オンリーの訴求から、CMは再び表現の豊かさを取り戻している。これは企業のマーケティング姿勢が変化してきた証といえるだろう、前述した様に消費を喚起するにはイメージ訴求が大事と思い直したのかもしれない。

 どちらにせよ、CMクリエイターが本来の能力を発揮する機会が広がってきたのは間違いない。ちなみに既存のテレビは低調であるが、ウェブという新媒体を活かすことで新たな道も開けそうである。

 数年前では、面白い表現のCMといえば、「ソフトバンク」の”犬のお父さん”が代表的であった。それ以外は、目立ったものはなかったと言っても過言ではない。(あくまで個人的な見解)それが、最近では他のCMが活気づいてきて、”犬のお父さん”も影が薄くなってきている。

 その代表例が「au」のストーリー型CM”三太郎”シリーズである。このCMは、競合するソフトバンクを猛追し、追い越す起爆剤的な効果があったと思われる。当初は、不安な要素(和風)があったものの、いまでは好感度が高いCMとなっている。

 ”犬のお父さん”も不可解な設定で興味を集めたが、”三太郎”もおなじ構造にある。日本昔ばなしのヒーロー3人(桃太郎、金太郎、浦島太郎)が、何故か最先端のIT・通信を宣伝している。それまでのIT・通信のCMでは、今風の活かす音楽と若い男女のダンスがお決まりであった。

 ところが、auの”三太郎”では、日本昔ばなしと最先端を結びつけて時代を超えてしまった。それは、ある意味では「時代は変われども、綿々と繋がっている」ということを言いたかったのかもしれない。違うだろうか。

 IT・通信も繋がることであるから、意味はあると思われるがいかに。

 そして、最先端を売り込む=トレンド音楽と若い男女のダンスという訴求スタイルを一気に古くしてしまった。もはや、ダンスで最先端を訴求するのはダサイとしか言い様がなくなったと言っていいだろう。

 ちなみに、そのように想うのは当方だけであろうか?。

日本のCMは海外でも注目されている!

 ところで、日本のCMは海外でも注目されているとか。最近のものでは「ワンダーコア」という”腹筋マシーン”のCMが外人さんに受けているそうである。

 このCMには、強面であり、且つコミカルな演技が達者な宇梶剛士さんが主演している。日常のありふれたシーンのなかで何かの拍子で急に倒れ込むと、そこには”腹筋マシーン”があり思わず腹筋をしてしまう。というバカバカしい設定となっていて、演じている強面の宇梶さんが愛おしくなるぐらい可笑しいCMである。

 単純であるだけにツボにハマると別バージョンをもっと見たくなってくる。外人さんに好評なのは、そのバカバカしい設定にあるのは間違いない。

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 また2015年のCMでは、アニメや特撮物などにインスパイアされたものが多かったようだ。それも外人さんには受けが良いようだ。なにしろ、日本のアニメなどが海外で人気が高いのはいまさら言うまでもない。したがって、無難なく好評価に繋がっていると思われる。(「キリンメッツ」、ほか)

 なんと、あの「ベンツ」までが、音楽ユニット”パヒューム”をアニメ化して訴求しているCMがあるぐらいだ。

 あとは、「カップヌードル」が相変わらずブレることなく、お金もかけてぶっ飛んだCMを連発している。なかでも、梅宮辰夫さんがアニメヒーローみたいな女装姿を魅せて?いるものが注目に値する。これはある意味では、超絶に変で面白くもあるが、同時に気持ちも悪い?。いったいダレトクなのかと思わざるをえない。

 ちなみに、その内容はアイドルの橋本環奈さんが出演するCMの設定をそのままに、梅宮さんが橋本さんに変わって、キラキラのヒーロー(セーラームーンみたいな)に生まれ変わっている。ウェッとくるが、とりあえず一見に値することは間違いないだろう。
 
 とにかく、梅宮辰夫、おそるべし!のCMとなっていた。

 そんな訳で2015年は、いろいろ面白くて興味深いCMが多かったようである。なお、このCMベスト集のなかには、テレビで観たことのないCMが幾つかありました。それらはウェブ限定で視聴されたものと思われます。(確かではないが)

 テレビでは、CMの時間が短くて、さらに表現も制限されている。テレビCMでは顧客を一瞬で掴むしかない。一方、ウェブCMでは比較的長い表現も可能であることから、視聴者をCMに長く滞在させることができる。顧客獲得のうえで今後はこの辺りの棲み分けが進展していくと思われます。

 最期に当方が注目したCMを以下に紹介したい。残念ながらベストには選ばれていないが、岡山の奇跡と呼ばれる少女が主演した「いい部屋ネット」のCMである。彼女は、2016年にはブレイク間違いなしと見たがいかに。

「なんだよー、クリエイター関係ないじゃん。単なるタレント押しかよ!」と思ったあなた、たしかにその通り!である。あしからず。


「いい部屋ネット」 桜井日奈子

追記:2015年、デザイン界では不可解な出来事が多発して、そのクリエイティブの能力にも疑惑がもたれました。それに引き替えるとCM業界は、テレビの低調をものともせずに創造性を発揮したようです。

これからも面白いCMを期待します!!

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