人類家畜化計画が推進されている
「人類家畜化計画」という陰謀論がある。
陰謀論といえば、荒唐無稽の与太話という捉え方がある。しかし、一方では時を経るに従って、何か様相が似ていることが起きているのも事実である。
“ワンワールド政府”準備完了
陰謀論の世界では、闇の権力組織が、地球上の全ての国々を、包括する世界政府を作ろうとしている、ということが、基本的なテーマの一つとなっている。それは「ニューワールドオーダー」とか、「ワンワールド」などの名前で呼ばれている。そして、その世界の中では、人類は家畜同様と成り果てて、すべてを支配される。それは生死もおなじくであるといわれる。
世界はRIIA(王立問題研究所)、CFR,(外交問題評議会)TC(三極委員会)、そして様々なシンクタンク、財団、研究所によって支配されている、といわれる。それらの全てをコントロールしているのが、陰謀論によれば「三百人委員会」と呼ばれるものとされている。
この「三百人委員会」を構成するのは、欧州を中心とした特権階級(イルミナティともいわれる)、ロスチャイルドなどに繋がる金融コングロマリット、グローバル企業の代表者など、と想像することができる。
陰謀論であるから、その裏づけは確かとはいえないが。しかし、最近の世界の出来事を垣間みると、そこには何かが潜んでいる様にしか思えない。
たとえば、格差拡大はどの国でも起きているが、しかし、それは一向に改善されることはなく、むしろ拡大する傾向が顕著となっている。
一体全体、それはなぜなのか…。
2016年、「1%」の最富裕層が世界の半分以上の資産を握る
富裕層は、さらに富をたくわえている。そして来年2016年には、最富裕層の1%だけで、世界の富の半分以上を手にすることになりそうだ。貧困撲滅に取り組む国際NGO「オックスファム」は1月19日、現在世界人口の最富裕層にあたる「1%」が、世界にある資産の48%を握っているという新たな報告書を、発表した。富裕層が持つ資産の割合は、2009年には44%だったが、このままのペースが続けば、来年までに、富裕層が世界にある資産の50%以上を手にすることになるという。
さらに報告書は、この傾向が続けば、2016年には最富裕層「1%」の資産総額は、残りの「99%」の資産総額を上回ると指摘している。
「ワンワールド」と呼ばれる世界では、一部の特権階級を除く99%以上の人類が生死の命運を握られている。ワンワールドでは、基本的に人口を制限するという考えがあり、それは地球の資源が有限であることを根拠としている。
それを端的にいえば、「不必要な人間は抹殺することも厭わない」といえる。
現在の社会では、一部の富裕層に富が大きく偏在し、一般大衆は非正規という不安定労働や、正社員でも契約制や首切りという労働環境に晒されている。
それは、なぜかと考えたとき、企業の合理性の追求だけでなく、人口を抑制、または制限する、「ワンワールド」の基本的な考えに立てば、奴隷労働によって自然的に人口を減少させようとしている、と想像できる。
日本では少子高齢化が叫ばれて久しいが、その改善策は何もないに等しい。それは、もしかしたら「ワンワールド」の政策を実行しているせいかもしれない。
そのようにでも考えないと、現在の非正規化の増大や、竹中教授の正社員の5年契約、首切り自由化などを理解することができない。なぜならば、それらの政策は長期的には経済の低迷を生み出すのは、間違いないと思われるからだ。
現在の日本では、消費低迷の原因は雇用の不安定化にあることは明白である。
それでも経済団体をはじめ、政府筋も雇用機会の自由化を言い訳にして、非正規などの不安定労働を増やしている。そして、やがては正社員の首切りも自由化されるに違いない。もはや、そこに理屈はないと言っていいだろう。
なぜなら「99%の人口を調整する」、それが最終目的だからだ。
なお、上記したことは、あくまで陰謀論に基づいた想像であることをお断りしておきます。しかし、「当たらずとも遠からず」とも言いますが…。
写真:陰謀論の総本山 ロンドンの金融街
ワンワールド―人類家畜化計画
300人委員会の陰謀である、新たなる暗黒時代がもう目の前まで迫っている。新世界秩序、すなわち人類家畜化計画―それは何と、社会主義者によって支配される連邦世界政府の実現なのだ。社会主義が秘密裏に世界の運命をあやつっている…本書はそれをついに明らかにした、衝撃の書である。
世界陰謀全史 海野弘
フリーメーソン、テンプル騎士団、薔薇十字団など、
20世紀に起きた不可思議な事件の陰には謎めいた組織が見え隠れする。
裏の歴史である陰謀論・秘密結社を軸に20世紀を振り返り、
21世紀への系譜を読み解く。
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