■社会|地域活性化の提言 空き家・ビルの活用策「お化け屋敷」で集客、活性化を図る

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お化けで特化すれば、そこは唯一無二のテーマパーク!

 地方が疲弊しているといわれてから久しい。地方都市にいけば分かるが、駅前には不気味なシャッター街が広がっている。このような状況は一部の地方を除けば、概ね何処に行ってもおなじであると言っても過言ではない。

 なぜそうなったかといえば、少子高齢化も背景にあるが、なによりも地方では車が移動手段の中心となったことにある。大型ショッピングセンターや、多くのチェーンストアが郊外にできて、かつての中心街の空洞化をもたらした。

 駅前を中心としたかつての商店街は、ほぼ壊滅してしまった。食料品、日用品、生活サービスはもとより、百貨店やスーパーでさえ採算が合わなくなって撤退した。いまでは、空きビルや空きテナントばかりが並んでいる。

 そして、いま地方都市では中心を失ったまま、郊外のナショナル・チェーンストアに依存した生活を余儀なくされている。そこには、地方特有の個性は一片もなく、均質化という無味乾燥的な光景が広がっている。

 駅前、商店街、地方都市の中心はもう廃れるしかないのか。いや、待てよ。郊外ばかりに気を取られている、いまこそチャンスかもしれない。何も手を打たなかったからこそ、郊外にしてやられた。やるなら、そういまでしょ!

駅前・商店街の「お化け屋敷」化計画

hokkai2016
黒いアサガオの家

 英国がEUから離脱したことでマスコミは、大騒ぎである。マスコミによれば欧州の混乱は、日本が一番影響を受けるそうである。ほんとーかいな、マスコミが揃っておなじ論調のときは、とりあえず疑問視したほうがいいに違いない。

 それはさておき、欧州よりも日本のことを考えよう!ということで地方の活性化を提言したいと思います。これは、半分は本気、半分は当然ジョーダンであります。なぜかといえば、それは単なる思い付きであるからです。

 現在、地方では空き家や空きビルが増加中にあると訊きます。しかも日本最大の都市、東京でもそれは静かに広がっているいわれています。

 少子高齢化という流れのなかで、需要が供給を上回る訳もないのは言うまでもない。しかし、それでもマンションは雨後のタケノコのごとく、また相続税対策でアパートも続々と建設されています。

 これでは空き家が増えるのは仕方がないといえます。しかし、空き家を放置しておけば、犯罪の温床となるかもしれず、何かしらの対策が必要である。

 そこで、一案を捻り出しました。

 それは、「空き家対策」だけでなく、「地域の活性化」としても有効となるアイデアである、と言っても過言ではない。自信はまったくないが、とりあえずそのように言っておきます。それが、コンサルの常套手段であるように。

 前説が長くなりましたが、具体的なことを申し上げましょう。

 それは、駅前・中心街(商店街)のテーマパーク化!である。

 地方の駅前・中心街を活性化させ、空き家・空きビル対策にもなる妙案とは何か、それを具体的にいえば「お化け屋敷」であります。

 地方の駅前ではシャッター街が広がっていて、空きテナントや空きビルがそこかしこにあります。また、近くの住宅地も郊外に移転した空き家が多くあります。かつての駅前という一等地は、すでに過疎化が進展しています。

 しかし、廃れたといえども、まだ中心地であるのは違いない。なぜなら駅という公共交通機関のプラットホームがあるからだ。

 廃れても中心街である、「昔の名前で出ています」というアピールをいま一度してもいいはずである。ただし、そのときは何か新しくアピールするものが必要だ。そこで「おばけ屋敷」という古くて、新しい仕掛けを施すという訳である。

 なぜ「お化け屋敷」かといえば、前述した空き家、ビルを活用することが前提にある。そして、なによりも老若男女に浸透しているアミューズメントである。また、古い仕掛けもあり、新しい仕掛けもある、という多様性にも富んでもいる。

 極端にいえばコンセプト次第でどーにでもなる集客装置と言っていいだろう。

 駅前の空きテナント、空きビルなどを中心に「お化け屋敷」化を進めていけば、駅前中心街は一大「お化け屋敷」のテーマパークとなるに違いないだろう。

 キーポイントは、質より量で展開することにある。(質があることに越したことはないが)とにかく数多く(少なくても数十カ所)の「お化け屋敷」を点在させて、それを顧客が回遊していくことで街にも活気が生まれてくる。

 地域活性化の序章、駅前中心街の復興のアイデアとは、要するに「駅前・中心街をテーマパーク化」することである。

 なお、コスト面はまったく考慮しておりません。まずは、アイデアありきであり、そこにこそ突破口があると信じています。たぶん。

 コスト面は考えていないとしましたが、ストーリー次第で、ローコストで「お化け屋敷」はできるはずです。一軒の空き家に対して、あるストーリーを創ってやるだけです。例えば、「呪怨の家」とすれば、特別な仕掛けは必要ないでしょう。

 そこを訪れる顧客が、勝手に想像して怖がってくれると思われます。

追記:
 この企画のアイデアは、お化け屋敷の第一人者である五味弘文氏が某地域で空きビルなどを利用したアトラクションを企画、運営したことをヒントにしています。

 次のページでは、日本のお化け屋敷に新しい潮流を創り出すきっかけとなった、後楽園ゆうえんち「ルナパーク」について紹介したいと思います。

<次ページに続く>

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