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■芸能|2014年、指原莉乃さんをまとめてみよう

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指原さん、その芸風?を極めた2014年か!!

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まず、はじめに断っておきますが、当該ブログは指原莉乃応援ブログではありませーん!!これは強く断言しておきます。あしからず。

とは言ったものの当該ブログでは、かなりの本数を指原さんをネタにアップしてきた。しかし、それによってアクセス数が増えたことはない。これは断言できる。なんせ、アクセス解析を見れば一目瞭然であるからだ。

応援ブログでもなければ、アクセス数にも貢献しないネタをなんでそんなにアップするか。それは、たったひとつの理由である。

その理由とは、指原さんは「弄り甲斐」があるからだ。その行動、言動の数々が当該ユーザーの弄りたい心を刺激して止まない。なんでそうなのか。それは謎である。いや、指原さんの術中に嵌ったのかもしれない。

なんせ彼女は、かつて自らのアンチを「無給の宣伝マン」と例えたぐらいだ。そんなしたたかな戦略家のアイドルとは、彼女ぐらいしかいない。

そんな謎に満ちた?したたかな戦略家、指原莉乃の2014年を総括してみたい。

したたかに、もっとしたたかに!

2014年のAKB総選挙では、渡辺さんに破れた指原さんであったが、その後の露出は相変わらずであり、むしろ増えたかもしれない。そんな気がするほどに活躍の場を広げている。しかし、彼女はいったい何がしたいのか?それが問題だ。

HKT48を率いて2年〜3年は経ったはずだ。とうとう紅白にまで出場することになった。やはり紅白に出る事は、歌を歌っている以上は名誉なことなのだろう。ちなみに、当該ユーザーはたぶん見ない。なにしろずーと見てないし、興味がない。

それはさておき、最近の彼女はリーダーの風格も備わってきて、なんと田中角栄にも例えられるほどになったようだ。まだ22歳の女性がそれでいいのかと疑問も感じるが、指原さんにはそれがお似合いのようである。

周囲からは、戦略家と言われている彼女である。一定の道筋を描いて突き進んでいると思われる。

しかし、どこまでネタを提供し続けるつもりなのか。もう新しいネタはないのではと思っていると、それは「反則じゃね!」と言いたくなるネタを放り込んでくる。例えば、総選挙で破れた彼女は、滝行をすると約束した。しかし、それはなかなか行われなかった。

もう忘れそうな頃に、なんとソフトバンクのCMとタイアップする形でそれを実行していた。お約束をCMのなかでやるという、いわば一石二鳥のうまい話である。これには思わず、「キタねーんじゃね!」と言いたくなるが、それには彼女はどこ吹く風のごとくである。いやはや。

そんな訳で、2014年の指原莉乃さんは、かつてのヘタレなど遥か遠くに追いやり、どこまでもしたたかに、もっとしたたかにを実践した年ではなかったか。そう思うがいかに。


ヘタレ時代の指原さん 鼻ふうせん破り(かなり後半です)

2014年 記憶に残る指原さんの名言もしくは迷言

■「自分は噛ませ犬」

写真集「猫に負けた」の発売イベントで取材を受けた指原さんが、秋元康氏がエース候補に彼女の名前を上げたことに対して返答した一言であった。彼女のネガティブな指向がかいま見えるが、それは意図的なものかもしれない。

しかし、例えそうであったとしても期待に違わない受け答えであった。それは間違いない。芸能マスコミにネタを提供する大切さをよく分かっている。それが現在の彼女の地位を揺るぎないものにしている。

また、秋元氏との関係性には、尊敬と反発が入り交じっているように見受けられる。しかしこれは、気のせいかもしれない。

指原莉乃写真集 猫に負けた
指原莉乃写真集 猫に負けた

■「真っ向勝負をしない、土俵を変える、戦わずに済む方法を探るか自分の土俵で戦える状況を作る」

これは彼女の著作「逆転力」のなかで述べている発言のようだ。彼女は、AKB48に入った当初から自らの限界に気が付き、正当派のアイドルとは違う方向を模索している。いわば、差別化すると同時にそのジャンルでは一番を目指した。

それが、MCであり、トーク力の発揮に繋がっていった。自分を客観視し、得意な分野で勝負を賭ける。その場に競争相手がいなければ、ひとり勝ちできる。そんな思惑の元に自らのアイドルの道筋を描いたようだ。

その思惑は見事的中したのは、今更言うまでもない。正当派アイドルの時代は終わって、異端のアイドルが受け入れられた。これは、まさに時代の申し子といっても過言ではない。いまでは多くのアイドルが彼女の後追いをしている。

まるで孫子の兵法なみの戦略を語る指原さんは、自らを「客観視している冷たい人間」「計算高い女」「どうすれば得かを常に考えている」とあからさまに語っている。彼女は、きっと戦国時代に生まれても立派に活躍できたに違いない。

そんじょそこらのコンサル以上の実力?を兼ね備えた指原さんである。しかし、そのあまりにも戦略的過ぎるアイドル道がこの先も通じる保証は無い。果たしてこの先、彼女はどんな戦略を考え実行してゆくか。それが今後の見所でもある。

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■「あれ以降、スキャンダルが出ていません。1周回ってピュアみたいな感じなので」

これは、ワイドショーに出演しアイドルのスキャンダル事情を聞かれた際に発言したものである。自らを客観視する本領発揮ともいえる発言であった。しかし、ピュアとはよくも言ったりである。さすがと感心はするが、それにしてもどこか合点がいかないのは、何故か?

「だって、もう2年も前のことだしー」という彼女の心の声が聞こえてきそうである。もしかしたら、この一言に彼女の本性が表れているかもしれない。それは穿ち過ぎかもしれないが、当たらずとも遠からずかも。

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■「反省の意識を込めて、2年経っても自分のことよりもHKTのことを育てることをやっているつもりなので。これからも。それは秋元さんが、「それはもう終わりでいいよ」と言われるまではやらなければいけないと思っているので。別に勝手に自分でAKBに戻りますと言えるものではないので。私はHKTで頑張るつもりですけれども」

指原莉乃 「AKB復帰を明確に否定」(総選挙分析ライター)

ちょっと長かったが、上記リンク先より一部を引用しました。この発言は、深夜ラジオで聴取者からの質問「AKBにもどるか?」に答えたものであった。どうやら、彼女はまだ反省の途中にある、禊はまだ終わっていないという認識を示している。

テレビ番組で見せるスキャンダルもこやしにした振る舞いとは、若干趣が違った発言である。なんだか優等生的な発言であり、責任感さえ漂ってくる。

HKT48をなんとかしたい!という思いは大変強いようである。それが、まるで自分に課せられた運命であるかのように。ちなみに、秋元康はしてやったりと内心は思っているかもしれない。怪我の功名とはよく言ったもんである。

怪我の功名=過失と思われたこと、なにげなしにやった事が、意外によい結果になること。

■「時代によっても変わってくると思うんですけれど、AKBのように素を見せてくれるアイドル、暗い自分を明るくしてくれるアイドルというのが今では理想なアイドルかなと思う」

アイドルになってわかった理想のアイドル(指原莉乃)/ANA+AKB48より

この発言は、ANAとAKB48が組んで作られたビデオのなかで語られた。このビデオはANAの海外便に乗ると見ることができるとか。そのなかで彼女は、アイドルへの憧れと自身がアイドルになってからの現実とのギャップを語っている。

モーニング娘。に憧れて、後藤真希になるつもりだったが、いまでは保田圭的なポジションにいるとか。アイドルになってからは、想像もしなかった過酷なロケがあった話とかをしているそうだ。

そのようななかで、彼女らしい一面といえるのが上記した発言だろう。時代の変化を捉えて、アイドルの今を語るのに彼女ほど相応しい存在はいないかもしれない。そんな気がするほど、客観的な視野を持ち合わせているようだ。

■「みてるけど保存はしてない」

HKT48の指原莉乃(21)が18日、アダルト動画について「みてる」とTwitterで明かし、ファンの間で話題となっている。指原は携帯電話が不調らしく、「またツイート消してしまった。よく画面固まって適当に押しちゃうから、はやく携帯変えたい」とツイート。不具合が起きやすい原因についてフォロワーから「エロ動画保存しすぎで容量がギリギリなんじゃないですか?」とイジられると、指原は「みてるけど保存はしてない」と明かした。(2014.9.19の記事より)

指原、エロ動画見てるけど保存してない(日刊スポーツより)

いよいよ下ネタも解禁か。22歳(現在)ともなれば立派な大人だし、下ネタもけっこうと言いたいが、彼女は一応アイドルである。しかし、これも彼女の戦略の一端かもしれない。なにしろ指原語録では、素の姿を見せるのがいまのアイドルだそうだから、下ネタもオッケーということか。

そういえば、いつだったか忘れたが、有吉広行さんに下の毛を弄られたのを機に下の毛をいっちゃいましたと、どこかで発言していた。下ネタに走る狙いはどこにあるか。それは、きっとAKB卒業後の深夜のお色気番組のMCを見据えたものに違いない。

自分をどこまでも客観視して戦略を練る指原さんである。これは、ほぼ間違いないだろう。それにしても、おそるべしその戦略的視点である。これからは彼女をアイドル戦国界の諸葛孔明といわざるを得ない。違うか。

指原さんの名言(迷言)は、まだまだあるが今回はこれぐらいで店じまいとしたい。あしからず。指原莉乃さんの2015年のご活躍を期待します!!

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追記、以下のリンク先では、指原莉乃さんの分析記事が多くアップされています。当該テーマを書くにあたり偶然ヒットしたページでしたが、その内容の濃さに感心しました。とにかく論理の展開が明確で分かりやすい。一読に値すると思います。
参考:指原莉乃の関連記事について(総選挙分析ライター)

なお、指原さんには良くない噂も聞こえてくる。業界の事情通が?伝えるところでは、現場での態度が悪いという話である。それには、秋元康氏のお気に入りということが背景にあるとされている。しかし、その実態は知る由もない。一応、そんな噂もあるということもお伝えしておきます。

<逆転力 ~ピンチを待て~指原莉乃>
歌もダンスもルックスも、特に秀でていない彼女がなぜアイドルとして成功できたのか。どんなピンチも力に変えて切り抜けていく、さしこ流“逆転力”の秘密を語る。現代社会をへこたれず、したたかに生きるためのヒントを与えてくれる1冊です。

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