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■社会|古くて、新しい商売とは…なにか

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不思議と無くならない商売である

誰も書けなかったネットビジネス13兆円の危険な錬金術 (宝島SUGOI文庫)

ネットビジネス業界の主要IT産業の儲けのカラクリとモラルなきビジネスモデルを暴く。

昨今、秒速で億円を稼ぐとかいう人が話題であるそうだ。個人的には、知らなかったが、ホリエモン2世とか云われているらしい。しかし、どうもやっていることは怪しい事だらけであり、なんら建設的でない。なんでも情報商材と云われるものをネットを通して売っているらしい。

これが、またどうして億円も稼げるしろものなのか理解しがたいのだが。とにかく、数打ちゃ当たる方式で引っかかるまで情報を流し続けるのだろう。振り込み詐欺やパチンコ必勝法もこれに似ているモデルである。どうやら、表に出ている人はダミーで裏には頭のいい仕掛人がいるようである。さて、実際はどうなんだろう。

マルチと同じ仕組み、被害者が加害者に転化する

関連記事:働かないで一攫千金
http://blog.shadowcity.jp/my/2013/05/post-2648.html#more

なんでも、この話題の人物は、「ネットで有名になれば、何をやってもお金になるんです」と云ってるそうだ。みなさん、このような断定的な物言いには気をつけましょう。しかし、これに興味を抱いて20万、あるいは100万以上する商材を購入する人たちがいるようである。元記事によれば、購入するのは比較的安定した収入のある公務員や教師などが多いと書かれている。実際はどうか知らないが、なんともはやである。

また、秒速で億円を稼ぐというアピール性の強さや話題性から、マスメディアが飛びついて取り上げている。どうせ、なにかあったときは知らぬ存ぜぬで通すはずだ。テレビをはじめとしたマスメディアのいい加減さには、もううんざりである。

この商材には、なんでも「同じ事をやって儲けなさい」と書いてあるらしい。そして、現在その通りにする「スパマー」と云われる層が増えているそうである。これらのなかには、マルチを渡り歩いた人たちが多いそうだ。要するに実態は、そういうことである。みなさんは、詳しく述べなくてもご理解頂けると思うが、詳細は元記事か、そこに貼られた関連記事から得てください。

しかし、ツールは新しいがやってることは古いことである。先日、紹介した少女達の問題にしてもそうであるが、世の中の仕組みは案外変わらんもんだ。と思うのである。一見、新しくて革新的な出来事も裏に回れば、なんのことはない古い仕組みで回っていた。なんてことは、このところ日本では多発しているように感じるのである。ホリエモンは、その代表格であったがまだましな部類だろう。

あるIT投資家のサイトでは、世も末だと嘆いていた。日本にジョブズのような真のIT革新家が現れるのはいつになるだろう。

参考記事:ネットゲリラ、切込隊長ブログ

以下は、主要IT産業の儲けのカラクリとモラルなきビジネスモデルを暴く。顧客心理の裏側をついた商法のカラクリを解き明かす!の2冊である。

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