昭和歌謡は、生まれ変わっていまに蘇る
街は人が集まってこそ活気づく、老若男女が集まる機会を創出しよう!
突然であるが、地域活性化を図るイベントを思いついた。それは、端的には”なかの綾”さんというクロスオーバー(異なる分野の物事を組み合わせて新しいものを作る)な歌手が地方のニーズにマッチするのではないかと思ったことにある。
現在の地方の現状は、老人とジモティ(地元に根付いた若い人)に二極化する傾向にある。そして、その間にある溝は深くて底が見えない。
その深い溝を繋ぐ架け橋として、時代を超えて昭和歌謡を蘇らせた”なかの綾”さんこそふさわしいに違いないと考えた。なんせ、老人はいまどきのアイドルやJPOPなどには興味は無い、しかし昭和歌謡ならよく馴染んでいる。
さらに、彼女の楽曲のサウンドはジャズやラテンのフィーリングを取り入れて、若い人たちにも受け入れられる新しい息吹も備えている。
まさに老人からジモティまでに受け入れられる音楽であるに違いない。街は人が集まってこそ活気づく、老人も若い人も揃えばなおさらである。ただ単に道路を通して便利にすることが地方の活性化ではないはずだ。
このイベントの趣旨をあえて言えば、
「地方再生はリノベーションにあり!」である。
<リノベーションの意味>
リフォームは「老朽化した建物を建築当初の性能に戻すこと」を指し、元に戻すための修復の意味合いが強い。一方リノベーションは、修復だけでなく「用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりする」行為も含むため、より良く作り替えるという目的が含まれている。
つまり、リノベーションという再生の考え方こそ地方にふさわしい、それは土台は変わらずとも意識を変えれば生まれ変わるという意味である。しかし、スクラップ&ビルドの意識が強い日本では敬遠されがちである。
そこで意識改革のイメージリーダーとして、昭和歌謡をまさにリノベーションした歌姫である”なかの綾”さんの登場する意味がある。
彼女の楽曲の数々は、日本が元気だった時代の息吹を残しながら、そこにいまという時代性を加えることで新たな価値を生み出している。いままさに地方に求められているものは、そのようなことではないかと思う。
それは端的には、「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」という”温故知新”のようにである。けっして、スクラップ&ビルドから地方の再生はない、イオンモールなどは所詮一企業でしかなく、利が無くなればいつでも撤退してしまう。
一時的な利を取るか、それとも永続性のある活性化策を取るか、それは行政とそこに住む住民にかかっている。
当該イベントの企画概要は以下のとおりです。ご参照ください。なお、曖昧な部分があることをご了承ください。なんせ、単になかの綾さんと地方イベントというだけで思いついたものですから、具体的な費用対効果などは考慮していません。
地域活性化イベント/企画素案
<企画趣旨>
■テーマ/「地方再生は、リノベーションにあり!」
・地域特有の個性を生かした再生を考える。
・東京を真似るのではなく、スクラップ&ビルドでもなく、地域資産を有効に活かしつつ活性化を図ることを共に考える機会を創る。
<企画展開案>
■コンセプト/「古きを尊び新しきを知る」
・新しくすることばかりが活性化ではない。モールを誘致してもそこは所詮箱ものでしかない。街を活性化するのはストリート(幹線道路ではない)にあり、そこに集う人たちにある。時代は変われども、いまに残るものもある。それは何かを知る手がかりを探る。
<具体的な内容>
1)いま時代を超えて昭和歌謡が蘇る「なかの綾/男と女の歌謡ショー」
2)地域活性化事例の講習会=仮/川越などの街特有の資産を活かした事例、他には東京郊外の看板建築?の街など。
3)チャリティー/昭和、大正など古くからある建築物の修復や保存のための資金募集活動など。
4)地域リノベーションを象徴するキャラクターづくり/事前募集、または有志プロが作成する。
※歌謡イベント、講習会等、すべて基本無料で参加できる。
<イベント実施別/費用項目>
1)「なかの綾/男と女の歌謡ショー」(仮)
・なかの綾さんの出演料(これが一番高いか)
・交通・宿泊・食事等、その他関係費
・会場の賃貸費(屋外ならただに?)
・会場設営、機材、その他セッティング費
・告知ツール費(デザインはできれば有志に)
・演出および運営スタッフ(有志でやれば経費削減)
なかの綾オフィシャル(こちらでギャラは問い合わせてください)
http://www.nakanoaya.com/
2)「地域活性化の事例講習会」
・会場のセッティング(行政等に相談し経費削減)
・講師のギャラ
・資料等の作成費
・資材のセッティング費
・告知ツール費
・運営スタッフ
3)「活性化キャラクターづくり」
・告知ツール費
・プロに依頼の場合は、デザイン製作費
・グッズを作る場合は、その製作費
・運営スタッフ
4)「地域資産の修復・保存チャリティー」
・募金箱製作費
・募金場所の設置費
・運営スタッフ
概算総費用は、普通であれば約500万円ぐらいかと考えます。なおあくまで概算です。ただしこのイベント参加者は無料ですから、チャリティーを考慮すれば、半額ぐらいまで削減できるはずです。なお、運営スタッフは当然ですがボランティアとなります。
※備考
・告知ツール類は、ひとつに集約すれば経費削減できる。
・告知は、ポスター、チラシ、ブログ、SNS、クチコミなどを考慮する。
<イベント費用はどこから調達するか>
・これが一番難しい、まず地域一番の企業とか行政に企画を提案してみる。
・行政の協力が得られる部分は徹底的に活かしていく。
・ポスター、チラシ、サイトなどに広告を出稿してもらう。
※イベント終了後は、実施された内容毎に結果をまとめて行政や企業、商店街などに提出し今後の活動に活かしていく。これをすることで次の機会がスムーズに行われる可能性が大となるに違いない。
追記:なんなのこれは?と思った人も多いに違いありません。冒頭にも書いたとおり、なかの綾さんの一ファンとして思いついただけであり、後はこじつけと言っても過言ではありません。
しかし、一方では興味のある方はぜひトライして頂きたいと考えております。なお、結果責任を当方は負うことはできませんので、その点はご了承ください。
それからイベントの企画・実施は素人でもできます。以下のサイトなどを参考にすると簡単に企画が立てられると思われます。ご参照ください。
イベント企画の流れ
http://eventplan.seesaa.net/
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