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■社会|フジテレビがずれまくりか 社長の妄言

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視聴率が悪いのは、リサーチ会社のせい

傲岸不遜、自らの至らなさを認識せず!

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フジは相変わらず過去の栄光が忘れられないらしい。何を血迷ったか、または視聴率が悪いのが信じられないのか。それは知る由もないが、フジの社長はなんと視聴率の低迷の原因をリサーチ会社に向けたとか。「おかしいだろう、えっ、うちの視聴率がこんなに低いはずがない」とでも考えたか。

断っておくが、当方はフジテレビを観ていない。そんな観ていないテレビ局のことをネタにするなんてどうかと思う、そんな考えの人もいるだろう。しかし、観ていなくてもなんら変わってないのは、社長の言動や最近の噂からでも良く分かる。したがって、想像だけでなんら問題は無い。なんせフジだし、それで十分である。

最近、このテレビ局は約1000人に及ぶ人事異動をしたとか。それは時代にずれた体制を修正するのが目的とみたが、どうやらそれは期待はずれか。何故そう思うかといえば、27時間テレビのメインにスマップを配したこと。さらには、その番組の宣伝コピー「武器はテレビ」という言葉にあった。

いったいいつまでジャニーズに頼った番組づくりを続けるのか。かつてはテレビのターゲットとマッチしていたスマップのファンもいまではおばさんだ。若い女性のスマップファンっているのか。それでも視聴率が稼げると判断した製作陣には疑問を感じざる得ない。これは、ずれたままの体制に他ならないだろう。

それから「武器はテレビ」って何だ。まったくセンスが感じられない。心に響くものがなんら思いいたらない。このコピーは電通か、外注でも有名な人なのか。それはどうでもいいが、かつて佐藤雅彦氏が手掛けたフジの一連の広告・CMに比較すると雲泥の差がある。(佐藤氏フジテレビのCMは、「哲学」「ルール」「ホント」「サービス」「それ、世の中動かしてますか」など)

武器としてのテレビで何をするつもりか。ここ10年ほどの動きでみると視聴者を馬鹿にすることと日本を貶めるプロパガンダではないかと想像する。違うか。どこかの国の工作機関の武器はテレビということか。それであれば納得である。

「面白くなくてはテレビじゃない」とかいうスローガンを掲げてフジが躍進したのは遠い昔の80年代だったと思うが、如何に。それから実に30年余りが経ってもなお同じベクトルを維持している。まるでそこにしかフジの存在価値を見いだせないとでも言わんばかりである。

30年も経てば時代のベクトルが変わるのは当たり前である。それでもなお変えられないのは、創造力がないか、過去の亡霊に囚われているかのどちらかであろう。

たぶん、その両方とみたが当たらずとも遠からずのはずである。なにしろ、いまだに若い女性をターゲットに番組づくりをしているからである。ついでにいえば、いまや死語に近いトレンドにも囚われている。

フジテレビに提言したい。それは会社のベクトルを「面白い」から「真面目」に変える事だ。「真面目でなければ見る価値はない」というスローガンにである。

たぶんこれで大きく番組づくりは変わるはずだ。なにしろ真面目である。やらせなどはもっての他だ。いいかげんなトークも禁止だ。横領するやつは当然首だ。芸人は司会者などにしない。ジャニーズは使わない。芸能プロと癒着しない。銀座や六本木で飲むのは禁止だ。等々他にもたくさんあるはずだが、これくらいにしときたい。

とにかく、いまのベクトルを360度、いやそれでは元の木阿弥か。180度変えることが、「真面目」というキーワードに集約された意味である。

どうであろうか。やってみる価値はあると思うが如何に。ただし、その成果を必ずしも保証するものでは無い。あしからず。

そして、そのときは「真面目」をテーマに佐藤氏に広告のデレクション、またCMを撮ってもらうのがいいと思う。


フジテレビCM サービス

<佐藤雅彦全仕事>
佐藤雅彦(さとう まさひこ)
元電通のクリエイティブディレクター、現在は独立している。他に、慶応大学、東京芸大などで教鞭をとっている。「ポリンキー」「バザールでござーる」などのCMでおなじみの佐藤雅彦の全仕事掲載。

佐藤雅彦全仕事 (広告批評の別冊 (8))

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