昨今、ジャーナリストの上から目線が目立つようだ!
朝日新聞社
関連記事:ネットはシャッター商店街
http://blogos.com/article/67698/
昨今というか、ずいぶん前からだと思うが、ジャーナリストと言われる人達の偉そうな態度が目立っている。つい最近でも、参院選の最中に朝日新聞の記者が、取材を規制された腹いせに、「オレを誰だと思ってんだ!朝日の○○だぞ」と言ったとか。いったい、何様のつもりか。たぶん、それなりの最高学府を出たと想像されるが、何を根拠に威嚇しなければならないのか。朝日新聞は、水戸の黄門さまの印籠か?。
また、元AP通信のなんたら言う人が、ツイッターで素人の方に対し「世界中を飛び回って取材してきたオレに、意見するなんざ○○年早い!」と返信したそうで、これも話題となった。この人は、素人が何か政治・経済について意見するのが面白くないようだ。取材の仕方も知らないくせに素人が何を言うか。というのが基本スタンスらしい。
この人は、自分が世界中を取材したと、いわば自慢をしている。それによって、なんと心の狭い人かと素人が感じるのを知らないらしい。
そして、リンクを貼った記事であるが、こちらは元テレビ朝日の人らしい。なんと、言わずと知れた最高学府出身である。この方も了見が狭いとしか思えない。この方は、現在のインターネットは一般人に占領されてしまった。そして、なんら意味をなさない不毛の地となった。というようなことを言っている。さらに、一般人に占領されたネットを地方の商店街、いわゆるシャッター街に例えている。
年寄りとガキの集まりでしかないネットは、なんの役にも立たない情報で溢れたクソだと罵倒している。正確ではないが、要約するとそのようなことである。
何故この方が、現在のネットの状況を罵倒するかといえば、なんでもインターネットの草創期にいろいろと苦労して世界と交信したそうである。なるほど、だからなんだ。としか思わないが、この方は、一般人と違い自分たちは苦労して世界と有益な情報を交換したと思いたいらしい。なんか、この方も前述した偉そうなジャーナリストと同じく、自分を上に置いているようだ。下々の庶民は、オレらジャーナリストが導いてやるから、言う事を聞けと言っているようだ。
大手メディアの記者たちは、情報を得ていながら正確には書かない、いや意図的に自社の都合のいい方に報道する。これには、一般人もすでに気づいている。メディアも企業であるから、当然収益に依存している。収益をもたらす広告主、あるいはプロパガンダを企む依頼主の意向には逆らえない。これが、最近では顕著となって現れている。それでも、そこに携わる記者や関係者は、いっぱしのエリート気取りである。まったくもって、なにをかいわんやである。
現役、元を問わずジャーナリストというのは、このような人達で溢れているのだろうか。なんともうすら寒い状況である。何を信じていいか判らない。良心的な人々もいるに違いない事を願うしかないようだ。もっとも、いればの話であるが。
この話で思い出したことがある。ずいぶんまえのことであるが、何かの集まりに参加した。そこで、映画の話になりいろんな人が、軽い気持ちであの映画はどうだった、こうだったと賑やかに話していた。そんな時、ある人がいきなり会話に割って入ってきた。「オレは、年に300本映画を観ているんだ!」「お前らごときが何を言うか」ということを喚きながら、あたりを威嚇した。それは、あまりに突然のことだった。え!、300本映画を見てるから何?。あんた誰?。という疑問で一杯になったのである。
このような人達がいるのは、なんら不思議なことではない。このような人達にとっては、一般人が、政治・経済を語っていけないようだ。ましてや、たかが映画についても、同じくのようである。
これらの傲慢への対処の仕方はひとつしかないようだ。それは無視することである。
コメント