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■社会|いまの大学生はレイトマジョリティなのか

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いまの大学生は、PCを使わない!?

14.01.24-Mac_30

なにか問題ですか

現在の大学生は、なんとPCがあまり得意ではないとか。スマホですべて事足りるとして、なんでもかんでもスマホでこなすそうである。ほんとか知らないが、そのように人気ブロガーのひとりである永江一石さんが書いていた。

ちなみにこの永江さんは、たしかIT関係のコンサルかなんかをしている。かれのブログは、なんと月間200万ページビュー以上とかあるそうだ。当該ユーザーのブログなど遠く及ばないのは言うまでもない。いやはやである。

それはさておき、何故この記事?(永江さんはブログの文章を記事とは言わない)が気になったかといえば、当該ブログはこれまでスマホを考慮していなかったからである。あれれ、これは遺憾かもと思い至り、現在グーグルのデベロッパーツールを使用してデバイス毎のスマホチェックをしている。

スマホしか使わない人にも優しい心遣いが必要だ。でなければブログへの訪問者が増えないはずと考えた結果である。端的に言えば、アクセス機会の損失を少なくしたいということである。

そして、いくつかの問題点を発見して修正を施した。スマホは画面が小さいからレイアウトが崩れたり、PCの記述が反映しなかったりであった。いやはやめんどーである。たぶん、あといくつか直して良しとするつもりである。何故なら疲れたからである。おじさんは、しつこい性格であるがまた諦めるのも早いのである。

永江さんの記事では以下のようなことが書かれていた。
(内容は端折ってあります。詳細は以下リンク先をご覧ください)

永江一石/いまの大学生はどんどんレイトマジョリティになっているという話

最近の大学生はスマホでなんでも済ます。これは駄洒落ではない。また、PCの使用率が低く、したがってその技術もあまりない。エクセルなどはほとんど出来ないとか。また、ネットからの情報取得も以外と狭い範囲しかない。その結果として世の中の動きに予想外に疎い。スマホで取得する情報は画面の大きさに比例するか。

ネットの世界ではよく知られた存在の人物を多くの大学生が知らない。あるアンケートで、大学生に有名ブロガーであるイケダ・ハヤト氏の名前を知ってるかどうかを調査した。その結果3%の人しか知らなかったとか。

何故かれらはスマホを選んだか。それはデフレ経済化で成長し省エネタイプの生活指向が染み付いているからだそうだ。PCとスマホを共に所有するのは非効率的だ。どっちが重要度が高いか。そして選ばれたのがスマホだったという訳である。これは分からないではない、しかしスマホも維持費が案外高いと思うが。

なお、ネットリサーチ会社が行った他のアンケートでは、ヤングのPC保有率は高かった。しかし、そのアンケート調査に参加した人たちのPC保有率が元から高かったという落ちがあったとか。

さて、何故いまの大学生がレイトマジョリティかと言う事だが、そのスマホ依存が半端でなく、大学生の本分からすれば本末転倒に至ってる。一見合理的に見えてもそこには落とし穴があった。最先端のデバイスを使っていても意識が伴わなければ宝の持ち腐れということか。

レイトマジョリティの意は、レイト=遅れている、マジョリティ=多数派であるから直訳すれば「遅れた多数派」ということができる。しかし、その意味は以下をご覧頂くと分かるが、マーケティングまたは経営理論の用語?からきている。それによると革新的な動きに最も遅く反応する人々を指している。

レイトマジョリティーとは <late majority>
イノベーター理論の用語。新たに現れた革新的商品やサービスを,世の中の普及状況を見てから採用・受容するような人々。イノベーター理論の五つの顧客層のうち,アーリー・マジョリティ(前期追随者)の次に受容する人々。新しい価値観や様式の受容には懐疑的とされる。後期追随者。後期多数採用者。(辞書より)

大学生は当然の如く年齢も若く、したがって感性も鋭いというのはおじさん世代の誤解なのか。かつて、時代の革新の中心に欠かせなかったのが、ヤング達であったはずである。しかし、ヤングてのは古い言い方だ。

ところが昨今では、どうも事情が違ってきたようだ。インターネットの世界ではとにかくヤングが幅を利かせている。そう思っていたが、そうでもなかったようである。何故なら、いまの若い人はPCをあまり使わなくなって、ネットからの情報取得もごく狭い範囲に限られているようである。

とにかくスマホですべての用を済ます。それがいまどきの大学生のようである。それが悪いとかいうつもりはないが、勿体ない話である。いまのスマホは高性能だから使いようでは、PCに劣ることのない情報の発信・収集ができると思われる。

しかし、その画面の大きさに限界があるように、情報の濃さもそれに比例しているのかもしれない。違うか。ただし、老眼の進行している中高年だからそう思うのかもしれないが…。

いまどきの大学生はなんてことを言いたくはない。かれらにはそれなりの事情があるはずである。しかし、それでも思うのは勿体ない、そうとしか言う言葉が無い。まだ若く、何事も吸収することが早い時期だからこそ、多くの情報に触れ、また取得・活用する技術を習得すべきと思うが、如何に。

経済的な問題からのスマホ依存であれば、大学に行けばいくらでも使えるPCがあるのではないか。違うか。大学という場を活用すれば、所有しなくても他の方法がありそうだと思うが、それも通ってる大学にもよるか?。

ITおよびネット、その他で使われるプログラミングを記述する技術者は、40歳ぐらいまでがピークだそうである。昨今では、その技術者が足りないとかいわれていたが、上記の事情を考慮するとむべなるかなである。

いまのITとネットを支えるのは、30代〜40代が中心か!

大学生というヤングが以外にもネットの中心ではなかったというのが分かった。しかし、あくまで推測である。それでは、誰がネットの中心にいて支えているかといえば、どうやら30代〜40代にありそうである。特に40歳を挟んだ前後の層が一番可能性が高いのではないか。

中年初期か、中年真っ盛りの年代である。かれらとネットはどうやら相性がいいのかもしれない。かれらは、マイクロソフトの隆盛と共に育ってきた世代であろう。まさにPC世代といっても過言ではないはずである。

また、ゲームもしかりである。その中心にいた団塊世代の子供(団塊ジュニア)もいまでは40歳半ばのはずだ。かれらは、ゲーム、PC、IT、そしてネットの草創期から現在に至るまで中心にいたと思われる。

当該ユーザーが知る限りでは、かれらの大半は業務ソフトのオフィスなどは当然のごとくバリバリに出来た。特に会社の業務ではエクセルが欠かせないはずだ。この先は分からないが、エクセルで行うであろう収支計算やその他各種予測のテクニックは不可欠である。違うか。

スマホでもフォーマットがあればできると思うが、その画面では全体像を把握しにくいと思うが、如何に。将来は分からないが、ここしばらくはPCの出番が無くなるという事はないはずである。何事も決めつけるのは良くないが、はたしてどうだろうか。

それはさておき、かれら中年世代がいつまでも中心にいられるはずもない。新しい世代の登場が待たれるが、いまの大学生が上記内容の如くだとなんだか少し心もとないが、それは気のせいだろうか。いや、そうであってほしいと願うばかりである。

追記、いまの大学生やスマホを揶揄する内容だと感じましたら、それはたぶん、文章のつたなさのせいです。当該ユーザーの意図ではないことを断っておきます。あしからず。

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