ミュージシャン=クズ説の真実をさぐる
90年代のカリスマ、小室哲哉氏にまたスキャンダルである!
日本の90年代を彩ったミュージックシーンのカリスマといえば、小室哲哉氏であるのはほぼ間違いないだろう。当時は多くの人が小室氏を賞賛していた。
がしかし、2000年代以降はその音楽性は時代に追い越されて、人気も下降を辿り、その代わりにスキャンダラスなできごとばかりが注目されていった。
その予兆は、いま思い返せばいくつかあった。97年、エイベックスと印税その他条件で決裂し袂を分かつ、やがて安室奈美恵さんもおなじ道を歩む。
当時の小室氏について、「コントロール出来ないくらい横柄で出会った頃の斬新さも無くなっていた」とエイベックス松浦氏は語っている。
ちなみにエイベックスは、小室氏と決別した後、浜崎あゆみをスターにすべく全力をあげた。そして安室さんもおなじく大スターに駆け上がっていった。
小室氏には、人気絶頂期に香港に設立した音楽制作会社「TK NEWS(後のRojam )」があった。アジア、そして世界への進出を目論んだはずだったが、それが見事にコケて莫大な借財を負うことになった。(70億ともいわれる)
その後、借金返済と高額な生活費のために、怪しげな取り巻きとともに詐欺に手を染めてしまう。自分の楽曲の全著作権を10億円で譲渡するとして、前金5億円をだまし取ったのだ。(当時、一部の著作権はエイベックスに譲渡済みだった)
そして2008年、詐欺罪で逮捕された。2009年に有罪判決(懲役3年、執行猶予5年)を受けるが、その窮地を決別したかつての盟友エイベックスに救われて、その後はふたたび音楽活動に復帰している。
そんな小室氏は、2018年1月、何度目かのスキャンダルに見舞われる。なんと闘病中の妻(元グローブのKEIKO)がある身での不倫疑惑である。記者会見でこれを小室氏は全否定したが、同時に音楽活動からの引退も表明した。
マスコミの前では頭を下げて、自らの至らなさを反省していた。そして世間もそれに同情する空気が多分にあったはずである。
ところがである、小室氏は嘘つきなのか、と思わざるをえないことが起きた。
2018年1月の不倫疑惑の釈明と引退会見の場では、今後は妻の介護に専念するとしていたが、それがどうも事実ではなかったようだ。
別居中の婚姻費用として月額8万円を提示
2019年10月の報道では、小室氏は、なんと妻(KEIKO)と離婚調停中であり、しかも不倫疑惑の女性をいまでも自宅に通わせているといわれる。
さらには、婚姻関係中の生活費を求めた妻に対し、月8万円を提示しているとか。小室氏曰く、「いまは年収600万だから」だそうである。ところが、実際には一億以上の収入があるといわれる。(カラオケ印税など)
ちなみに現在の自宅は、家賃月100万円以上する高級マンションだそうだ。
一世を風靡したカリスマにしては、実にセコイというしかない。やはり、詐欺に手を染めているだけに、ただ単にクズだったのだろうか。
2018年の記者会見は、なんだったのだろうか、と思わずにはいられない。
さらにいえば、小室氏とその取り巻きが、詐欺でだまし取った5億円(実質6億5千万)の穴埋めは、エイベックスなどが代わりに弁済したが、小室氏はその返済をまだできていないそうだ、利息しか払っていないといわれる。
その一方では、上記したように高額なマンション住まいをしている。自分の欲望には忠実に、周囲のことなど気にしない、ということだろうか。
このような小室氏の行いを省みると、さながら「ミュージシャン=クズ説」を実証している、といえるのではないだろうか。
まことに失礼ながら、そう思わざるをえないのですがいかに。
妻KEIKOと離婚調停中の小室哲哉 調停前日に看護師A子さんが家族を連れ小室宅に宿泊
「週刊文春デジタル」が報じた音楽プロデューサー・小室哲哉氏(60)と妻で歌手のKEIKO(47)の離婚調停。東京家庭裁判所では既に5回の調停が行われているが、別居中の婚姻費用などをめぐって双方の主張は大きく食い違い、金銭闘争の様相を呈している。小室氏は自分の収入が600万円台であり、負担すべき婚姻費用は月額8万円ほどだと主張している。
ミュージシャン=クズ説とは
巷には、ミュージシャン=クズ説というものが根強い。その根拠はどこにあるのかといえば、上記した小室氏以外にも多数の碌でもないミュージシャンがいるからに他ならない。失礼ながら、そういわれています。
なお、そうでないミュージシャンもいるが、たぶん少数派である。それを物語るのが、以下にある記事に示されている。
乱倫報道の「いきものがかり」、再び活動休止説も…
「ある有名なミュージシャンがラジオで『ミュージシャンになるヤツなんて、クズばっかり。もし俺の娘がミュージシャンと結婚したいと言ってきたら、絶対に許さない』と言っていましたが、特にロックバンドがヒドいという印象です」
ミュージシャン=クズ説の根拠
その背景には、以下のような要因があると思われます。(引用および推測含む)
1. オンナにもてたいから音楽をはじめた
2. 自己顕示欲がつよく、わがままである(俺様が一番)
3. 浮気、離婚、再婚を繰り返す
4. 平気で嘘をつく、人をだます
5. 格好いいだろう、と自画自賛(お前らとは違うんだ、という勘違い)
6. 端的にいえば、要するに性格が悪い、など
まだあるようであるが、とにかく、どれも酷い言われようである。しかしながら、「なんとなくわかるなー」というところがあるから始末に負えない。ただし、冷静に観察すれば、なんとも笑えることばかりである。
ちなみに、ネットで検索すれば多くの事例がでています。
ミュージシャンやってるとチヤホヤされる
ミュージシャンやってるとなんでクズが多くなるかであるが、それは売れてなくても一定数のファンがチヤホヤしてくれるからに他ならない。
売れて人気者ともなればチヤホヤの度合いはハンパなく膨らんで、ミュージシャンは偉いんだ、モテるんだという勘違いが止まらなくなるにちがいない。
したがって、ミュージシャンのクズぶりはファンが作り出している、ともいえる。何をやっても許される、「いえー、これがロッケンロールだぜー」などと言いだしたら、もう勘違いも最高潮である。少し事例が古かったか、いやはや。
個人の資質の問題ではあるが、とにかくチヤホヤするファン、利権に群がる業界関係者などの責任もあながち無視はできないはずである。
したがって、ミュージシャンはクズになるべくして、クズになるといえる。
なお、繰り返しになりますが、クズではないミュージシャンも少なからずいます。それが少数派とはいえ、間違いないことである。
そして、クズではないミュージシャンに幸あれと願います。がんばれクズではないミュージシャンたちよ!
とはいえ、クズなミュージシャンも角度を変えてみれば、面白いけどねー。とりあえずは、広い心をもって受け止めてあげようか。
参考:ウィキペディア、ほか
追記:
当方は、小室氏の楽曲では、安室さんの一部大ヒット曲と篠原さんのヒット曲ぐらいしか好きではない。トランス(欧米のダンス音楽)に影響を受けた楽曲はいずれも好きではない。あしからず。
コメント