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■社会|フェイスブックからLINEへと誘導するメッセージの正体

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ネットを信じることは、救われないと同義か

 現在、巨大IT企業はいうに及ばず、あらゆる企業は、なんらかの形で取得した顧客情報の利活用にやたらと熱心である。それは、顧客=個人情報が、自社の利益拡大に繋がるからに他ならない。まるで個人情報は”金の卵”になっている。

 わたしたちは、無償のウェブサービスにアカウントを登録すると同時に、個人情報を運営するIT企業に無償で提供したことになる。それは、基本サービスを提供する企業だけでなく、無数のアプリ業者もおなじくである。

 かつて、メールを手段に怪しげなサイトに誘導した詐欺が頻発したが、昨今ではSNSを利用する方法が顕著となっているそうだ。

 なかでもフェイスブックが狙われているようだ。なぜなら、フェイスブックは実名での登録が基本であり、個人情報の宝庫だからだ。

巨大IT企業は個人情報で荒稼ぎしている
フェイスブックは、ユーザーのさまざまな個人情報を集め、誰が何を必要としているのかを分析している。それをもとに、広告主から高い広告料をもらい、彼らが求めるターゲットに対してピンポイントに広告を出している。

 このように、巨大IT企業は、集められた膨大な個人データをまさに“錬金術”のようにお金に換えている。フェイスブックの2017年度の広告収入は、400億ドル(約4.2兆円)にものぼる。

冒頭写真:さっしー自撮り、公式ツイッターより
引用:https://twitter.com/345__chan/status/819482264509657088

SNSを利用する詐欺が頻発している

 スマホが主要なデジタルデバイスとなり、かつての迷惑メールから様変わりして、迷惑SNSという新手の詐欺が増えているそうだ。

 実は当方のフェイスブックにも、それはやってきた。(こなくていいのに)

「よかったら、ラインでお話しませんか…」と、ある日、知らない人からメッセージが届いていた。なんで、わざわざラインで?、フェイスブックのメッセンジャーで十分でなかろうか、と疑問に感じたのは言うまでもなかった。

 その人のフェイスブックを見たところ、自撮りした若い女性の写真がありました。(冒頭写真のような)うーむ、さらには、ほとんど更新の形跡(ふたつだけ)がありませんでした。むむー、怪しい雰囲気が濃厚になってきました。

 そこで、グーグルで検索してみた結果、以下の記事を見つけました。

FacebookからLINEへ誘導!最新の迷惑SNSの手口と対処法
さらに、近年増えているのが迷惑SNS。悪質業者が知り合いを装ってFacebookにメッセージを送り、LINEへ誘導しようとする詐欺が多発しているようです。その手口と理由とは?

 上の記事によると、フェイスブックが狙われるのは、登録が実名性であり、”安心、信用度”が高いと思われているからだそうだ。要するにメールなら怪しいと思っても、フェイスブック経由なら安心という逆手を取っている。

 さらには、実名制ということもあり、その個人情報の価値が高いからだ。

なんでラインなのか

 しかし、なんでラインを指定して繋がろうとするかである。それが以下に参照したラインならではの特性や機能性にあるようです。

1. LINEのやりとりはほかのSNSに比べて圧倒的にレスポンスが早いこと。
2. 外部サイトに誘導して有料メールに登録させたり、ポイントを購入させたりする。
3. LINE友達の個人情報を引き出す。

上記リンク先より引用

 なるほど、詐欺の手口もスマホの高機能に負けじと進化しているようである。しかし、実にめんどーなことである。いちいち、それに対処するのが煩わしい。

 それでも、迷惑SNSが届いた場合は、以下のような対処が必要だそうだ。

<迷惑SNSが届いたときの対処法>
・ 絶対に返信しない
・ 本文中のURLや添付ファイルを開かない
・ 友達申請が来ても承認しない
・ ユーザーをブロックしてメッセージの受信を拒否する

 いやはや、実にめんどーなことである。なんとかならんものかしらね。

 さらにもうひとつ付け加えると、「迷惑SMS」というものがあるそうです。これは、携帯のショートメール・サービスを利用して、既存企業の名を騙って詐欺る手口となっています。十分に気を付けましょう。

追記

 なお、参照リンク先は怪しいサイトではありません。「SoftBank SELECTION WEB MAGAZINE for Mobile」というごく普通の情報サイトであります。

 上記で紹介した当方への迷惑SNSは、すでに削除、ブロックいたしました。やれやれである。ちなみに、当サイトはけっして怪しくはありません。

 安心して何度でもご訪問してください!(サイト運営者より)

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