サザビーは、またフランチャイズか!?
写真:なんば経済新聞より
サザビーリーグ、「タイガー」経営主体と国内展開で契約
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北欧の100円ショップとして有名な、デンマークの雑貨チェーン「タイガー」を展開する日本法人にサザビーリーグ(以下サザビー)が出資することで合意したらしい。今後は、サザビーが主体となってチェーン展開を進めていくようである。この北欧の100円ショップは、正確には100円から1000円まで幅があるようだ。しかし、そのデザイン性の高さやユニークな商品開発が、欧米では人気となっているようである。
日本で本格的に展開すれば、話題になることは間違いない。サザビーの他の業態とコンプレックスしたショップなどが展開されるかもしれない。
サザビーといえば、「アフタヌーン・ティー」「アニエスベー」などの雑貨・アパレル、他には、「スターバックス」などの飲食も展開している。このような展開の特徴的なのは、ライフスタイルの提案だろうと思うが、違うだろうか。自社開発のアパレルでは成功していないと思うが、「アニエスベー」で一応のポジションを得た。そして、飲食でも「スターバックス」を展開することで、雑貨、アパレル、飲食という生活全般にわたる領域を確保している。
さらに、低価格のお洒落な雑貨という領域を「タイガー」で獲得することで、その経営基盤を盤石なものとする戦略であろうと考える次第である。
しかし、個人的にいえば最近の「アフターヌーンティー」は女性視点重視のせいか男は入りにくいぞ。80年代の頃は、商品構成がいまほど女性に偏っていなかったし、ティストもぜんぜん違ったのである。男性でも買いたいものがたくさんあったが、いまは恥ずかしいほどに乙女を感じてしまうのだ。また、「アニエスべー」は、かつてほど売れているのか、疑問だ!。それに、生地や縫製の悪さが目立ったが、いまではどうだろうか。それに高い!。
個人的には、かつて黒いスーツとワイシャツ、他を買ったことがあるが、ワイシャツは買ったことを後悔したほどであった。あと時計も買ったことがあった。
「スターバックス」を国内展開するのは、サザビー本体でなく関連小会社であったように思うが。違ったかな。ここも一時は展開が急すぎて、売上不振に陥ったりしたが、その後は不振店舗の閉鎖、絞り込み等が功をなして業績を持ち直したようだ。しかし、サザビーは一時の勢いは無いように思うが、如何に!。それに、オリジナルの業態は、「アフターヌーンティー」ぐらいではないか。その他の業態は、海外や国内問わず提携や合弁であるように思ったが、違ったか。
ともかく、収益性では、自社開発直販を垂直統合する企業とは差がありそうである。ま、それでも、「タイガー」は楽しみである。
そういえば、「コムサ・イズム」を展開するファイブフォックスも低価格雑貨をやっていたはずだが、その後はどうなのか。あまり、話題になっているようには思えないが、チェーン展開を諦めたのか。
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