蚊ちゃんは、ボクのちぃーを吸いにくる
広告詩とは、広告の形を借りた詩のようなものである。
なお、詳細は最後にあります。
ヴァンパイアーキラー キンチョーとか!
作:cragycloud
あたたかくなってくると蚊ちゃんが出てくる。
冬のあいだはいなかったのに何故?冬眠でもしていたのかな。
ボクちゃんは、蚊ちゃんが嫌いだ。とっても迷惑だ。
何故なら、ボクのちぃーを吸いにくるからだ。
蚊ちゃんは、ブーンという音を立てていつの間にかボクのちぃーを吸っている。
そのあとはかいーの、かいーのどうしようもないのだ。
だからママにおくすりを塗ってもらうのだ。そうするとかいーのが止まるのだ。
だけどいつもママがそばにいるわけではない。
そんなときはキンチョーさんの出番である。アースさんでもいいらしい。
これさえあれば蚊ちゃんなんかこわくない。へっちゃらだ。
しゅーとスプレーすれば、たちどころに蚊ちゃんはへなへなとなって落ちて行く。
どんなもんだ。人間様をなめるな!と蚊ちゃんに言っておこう。
なんでもちぃーを吸う人がいるらしい。それはヴァンパイアーというらしい。
ゾンビとは違うらしいけど、とにかくちぃーを吸いにくるらしい。
ボクちゃんが言う事をきかないとママがヴァンパイアーが来るぞとおどすのだ。
ふんだ、ボクちゃんには強い味方がいるのだ。
それは、ヴァンパイアーキラーのキンチョーさんとか、アースさんだ!。
いつでもこい、ヴァンパイアーよ!。とボクちゃんは心の中で叫んでいた。
おしまい。
<キンチョーさんのヴァンパイアキラー>
ちょっと恥ずかしい気もしたが、思い切ってアップしてしまった。当該ユーザーは、もともと恥も外聞もあまり気にしない方であるから、恥ぐらいなんだという気持ちである。いやはや。
<広告詩について>
「広告詩」は、1987年に出版されたねじめ正一著の本のタイトルである。何でも勝手に広告をつくるをテーマにして書かれたそうである。発案は、故・天野祐吉氏だそうである。50編の広告詩が掲載されている。残念ながらアマゾンでは取り扱っていないようである。ちなみに出版社はマドラ出版である。
本のビジュアルを担当したのは、当時の俊英デザイナー井上嗣也(いのうえつぐや)であった。たしか、元はヴァンジャケットにいたはずである。コムデやサントリーその他の広告で卓越したビジュアルの構築力を示した人である。たぶん。いまでも現役であり、数多くの賞を受賞している。
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