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■アート|エリカ・メタモルフォーゼ 沢尻エリカ100変化

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ナースのコスプレがよく似合う沢尻エリカ!!

100プラス1の沢尻エリカ!

タナカノリユキは、クリエィティブ・ディレクターとして数々の秀作を世に送り出している。もともとは作家性が強かったと思うが、いつのまにかメジャーな企業の広告を多数手がける様になっていた。

ユニクロのCMや沢尻がカムバックしたときのエステの広告は有名だろう。

80年代前半だと思うが、日比野克彦など芸大出身のグラフィック系アーティストが多数現れたが、タナカもそのうちの一人である。

当時は、この人はファイン・アーティストになるのだろう。と、思っていた。そういえば、日比野克彦はどうしているのだろう。芸大の教授に専念しているのか、その活動はあまり聞こえてこない。

本作は、沢尻エリカが様々な女性に変身する様をアートとして表現したものである。たしか80年代後半〜90年代に架けて「シュミレーション・アート」というものがあった。

その範疇に入るものではないかと思われる。この作品の経緯について、はっきりしないが携帯電話の広告に関連していた様に記憶している。

その広告をディレクションしたタナカの発案で作品化に発展したのではないか。なお、これは正確ではありません。個人的な記憶です。

<シュミレーショニズムについて>
シミュレーショニズムは、1980年代のニューヨークを中心に広まった美術運動である。近代芸術の唯一性(アウラ)に反対し、大衆芸術のイメージを、カットアップ、サンプリング、リミックスといった手法を用いて盗用することを特徴とする。シミュレーション・アート、アプロプリエーション・アートとも呼ばれる。

その背景には、オリジナルとコピーの区別が消失し、コピーが大量に消費される現代社会の様相がある。 そして、簡単にコピーができる虚しさや寂しさを表現している。


展覧会の展示風景

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