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■社会|未婚や少子化の原因は、女性にあり?

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こんなこと言っちゃっていいのか、しらないぞ

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問題発言の友松直之氏

少子化の原因は、女がやらせないせいだそうです!

世の中のすべての女性を敵にする。そんな人がいたら、ある意味では尊敬に値するか。当該ユーザーにはそんな勇気はない、残念ながら。しかし、そんな尊敬?に値する勇気を持った男性がいた。友松直之氏という映画監督である。ちなみに、この人の映画は見た事はないが、是非近いうちに観てみたいと思っている。

さて、この友松氏が何をしたか。どれほど女性に嫌われることをしたかである。それは、昨今では当たり前のように言われている少子化の問題に対して、なんとこの人はとんでもないことを語っている。それが次のような内容である。少々長いが、友松氏の考えの基本となっている話である。

友松監督曰く

「アダムとイブの話は皆さん知ってると思うんですけど……旧約聖書って実はイスラム教の教典でもユダヤ教の教典でもあるんですよね。世界の大宗教のほとんどが旧約聖書と言ってもいい。それだけに、エピソードが省かれたり付け加えられたりして微妙に改変されている。キリスト教の教典ではアダムとイブの話からしか始まらないんだけど、実は元々の旧約聖書というのはその前がある」

「最初、神はアダムという男とリリスという女を作った……これはエヴァンゲリオンのネタになってますね。そのリリスは男に組み伏せられるのを嫌ったんですよ。騎乗位しかヤラないし、そして自分がイッたらそれで終わり、男がどうなろうが知らない。自分本位でしかセックスをしたくないと宣言して、アダムと別れて楽園を出て行き後にルシファー(悪魔)の妻になった、と書かれているんです」

「そこで神は、『アダムが一人になってしまったからしょうがねぇな』、とアダムから肋骨を取ってその分身を作った。それがイブです。イブはアダムの身体の一部から作ったから、アダムの言うことを聞く。そして幸せなカップルが誕生した。女のやりたいようにやらせたらまともな結果は生まれないということが、聖書では語られてるんですよ」

「こういった神話の警告を無視しているのが現代社会。2,000年くらい前の人たちがとっくに気付いてたことを、無視しちゃいけないんですよ。女の好きなようにやらせてたら子供は生まれない」

メッシー/少子化も「ヤラせない女のせい」より一部抜粋

つまり、女性のやりたいようにやらせるという現代の仕組みが少子化の原因だと言ってるに等しい。少子化は、女性に選択権を与えた結果の当然の帰結だそうである。いやはや、すごいぞこの人は。こんなこと言っちゃっていいのか?。と心配になるくらいである。

ちなみに当該ユーザーは、この意見に賛成ではない。かといって反対でもない。んー、一理あるなという心理状態にある。正直なところ、この意見には多少引き気味である。何故なら女性たちの怒りを想像すると恐ろしいからである。

この発言に女性たちは非難囂々らしい。それはある意味当たり前である。なんせ最近では、女性の能力を活用する機会をもっと増やせという時代の風潮にある。そんな時代に逆行するとんでも発言だといっても過言ではないいだろう。

しかし、友松氏は怯むことなく自説にこだわっている。もはや、それは新興宗教のカリスマのごとくである。想像するに過去に女性に痛い目にあったに違いない。当該ユーザーの経験では、振られた後には一時的に女なんて糞くらえと思う事が多々あった。しかし、そんな思いも時が過ぎるとまた女性をちやほやする自分がいた。

いやはや、情けないが多くの男性がそんな程度だと思うが如何に。しかし、友松氏は、女性に痛い目にあったことを消化できずに昇華してしまったか。理論武装して自説の正当化を試みたに違いない。たぶん。しかし、旧約聖書を持ち出してくるあたり、なかなかの理論家であるのは間違いない。

思わず納得してしまうほどにうまく話ができている。いやはや。もしかしたら本当に新興宗教ができるかもしれない。そんな訳で友松氏には、今後注目していきたいと思う次第である。

詳しくは、ぜひ以下のリンク先の記事で確かめて頂きたい。

関連記事:少子化も「ヤラせない女のせい」友松直之インタビュー
ちなみに、映画の宣伝と思えばなんてことはない

mikan0725
友松監督作品「レイプゾンビ」、なんだかなー。

近い未来には、日本人の半分が独身だとか

50歳時点で一度も結婚をしていな人の割合を「生涯未婚率」というらしい。少子高齢化といわれてから久しいが、未婚率も上昇傾向にあるそうだ。2010年の調査では、50歳だった男性の約20%、同じく女性の約11%が未婚であった。1985年には男女とも約4%だったそうであり、25年を経て未婚の男女が増加したことに間違いない。

このままいくと2030年までには、日本人の半分が独身ということになるらしい。(死別・離別者含む)

これでは少子化も当たり前か。その原因はどこにあるかである。前述した「女がやらせないから」ではあまりに暴論過ぎるが、それもひとつの意見として考慮するのも吝かでない。そんな深刻な状況にあるのかもしれない。

現在、政府が推進しようとしている規制緩和では、ますます生きにくい世の中になるだろうと思われる。とくに非正規の問題を疎かにしては日本に未来はない。何故ならば、未婚率上昇と少子化の原因の一部は、確実にそこにある危機だからだ。

一部大企業の思惑だけに従って短期的な利益をとるか、長期的な視野に立って日本の未来設計図を描くか。現在の政府の責任は重大であると言わざるを得ない。

そんなことを言うお前はどうなんだという人がいるはずである。そこで恥?を忍んで言うと当方は、ちなみに「離婚経験者である、キリッ!」

しかし、考えてみれば結婚していても、何れはどちらかが先にあの世とやらに行くのである。これは誰でも避けて通れない事実である。そうであれば、誰でもいずれは独身ということになるのではないか。

それはさておき、とにかくこのままで良いはずが無い。政治家だけでなくもっと広い範囲で議論が盛んになっていくのが望ましいと思うが、いかがだろうか。

関連記事:日本人の半数が独身になる2030年

<データでわかる2030年の日本>
100年で日本の人口は3分の1に減り、人の住まない地域が増える!
日本の人口は20世紀に3倍に増えた/100年後に日本の人口は3分の1に減る/アフリカの人口が35億になる/中国とアフリカが結びつきを強める/東京の人口は当分減らない/東京だけに集中していいのか?/人が住まない地域が増える/外国人が日本を買い占める?

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