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■社会|ファミマの闇が深まるか? 不明朗な本部の意図は何か

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ワタミ、マクドナルド、そしてファミマもか!

ファミマ八王子02

飲食のブラックが叫ばれていたが、今度は小売りの番らしい

八王子のファミリマートが全品半額セールをして話題となっていたが、どうやら本部に追いつめられた結果のようである。その原因は、昨年に起きた本部のスーパーバイザーが仕出かしたQUOカードの不正取得にあったようだ。

八王子のファミマ店主は、この不正を本部に追求していたそうである。それが災いして店舗の閉店を余儀なくされた結果、半額セールと相成った訳であるとか。

<QUOカード窃取の手口>

いったいSVの不正とは何か。関係者の話を総合すると、SVは自分の担当のファミマ店舗に行き、そこで売っているQUOカードを持ち出す。といっても、万引きではない。「QUOカードを貸して」と言って店員に指示し、レジでは「廃棄処理」する。つまり、QUOカードを会計上「捨てたこと」にするのだ。

「一定額以上のQUOカードの廃棄は、ファミマの会計では『営業雑費』の項目に入ります。SVは、そのマイナスを『来月、販促費として戻すから』と言うのです。廃棄額=販促費なら加盟店に実損はないのですが、きちんと埋めてもらえないことがありました」(加盟店主)

 ファミマ本部側の説明では、SVは廃棄処理をせず、自分が持ち出したQUOカードの店間伝票を起票し、ある店舗から別の店舗に移動したことにする操作もしていた。「商品、現金の取得によって、当該店舗には棚不足(あるはずの商品がないこと)が発生します。

しかし当該SVは、実地棚卸前に店間伝票を不正に起票する方法を繰り返すなどして、棚不足相当額を別の店舗に移し替え、不正取得の隠蔽工作をし、他の店舗に(も)損害を与えました」(店長集会での村井部長の説明)。いわば損失の付け替えが行われていたことを認めた。(ビジネスジャーナルより抜粋)

ファミマ社員、加盟店への犯罪行為でずさん管理体制露呈!公表しない本部に加盟店が反発!!

コンビニのSV(スーパーバイザー)は、特定地域の数店舗を管轄している。それをいいことに、ある店で不正取得したQUOカードを店舗間移動という書類操作で誤摩化し、そして自らの懐に入れていた訳である。ただでさえ利益の薄いコンビニ店にとっては、さらに追い打ちとなったのは否めない。

コンビニのフランチャイズ本部には、毟れるものは可能なかぎり毟り取れという格言でもあるのかもしれない。そんな気がするほどにコンビニ経営者をバカにした行為である。ファミマといえば、これまた話題となった土下座事件があった。そのときもSVがなんら対処することなく土下座を許容していた。

本部は、いったいどんな方針をSVに示しているのか。それが疑問である。コンビニ経営がはたして儲かるものなのか。それどころか経営者のリスクが半端ないということが露呈したのではないかと思われるが、如何に。

ファミリーマートのフランチャイズ稲城長峰店の店長だった人のブログによるとSV不正問題を9月8日に東京国際フォーラムにて開催された店長集会で問いただしたところ退場させられたとか。

そして、その後連絡は一切無いまま、加盟店の契約解除が執行されたそうだ。 この店長は出店に1500万円を投じており、店内外の物品の所有権のほとんどがこの店長の物だという。明け渡しの作業が終えたあとに3000万円の請求が本部から届き困惑していたという。

契約解除された店舗はここだけでなく、八王子旭町店、町田成瀬街道店、稲城向陽台店も該当する。今回半額セールを行った八王子旭町店も同様に出禁を食らっているとブログに書いている。 (2ちゃんねる速報より一部引用)

不正を追及、逆切れ、契約解除、違約金の請求、これではもう怖くてコンビニなど経営したくなくなるに違いない。ファミマは虎の尾を踏んだかもしれない。それはおいおい時間が経てば分かるはずである。とにかく、ファミマから足が遠のく顧客が増えるはずである。その逆はないと言っていいだろう。違うか。

稲城長峰店の店長と思われるブログ
http://ameblo.jp/conveni-daiou/

ちなみに、ファミリーマートの基本理念は以下のとおり。

<ファミリーマートの基本姿勢>
・私たちは、国内外を問わず倫理・法令を遵守し、オープンでフェアな企業活動によって、社会から信頼される企業を目指します。

<ファミリーマートの行動指針>
・世の中に向かって正直でいよう 。

いやはやである。本部社員の皆様は、もう一度復唱してみたらどうかと思います。

多過ぎるコンビニ、今後どうなるのか

当該ユーザーの住む場所から徒歩圏内(だいたい10分以内)になんと7店のコンビニがある。これが多いのか、そうでないのかよく分からない。セブンイレブン2店、ローソン1店、ファミマ3店、ミニストップ1店となっている。なんとファミマは3店もある。しかも、うち2店は50メートルと離れていない。いいのかこれでと不思議に思う次第である。

立地から考えると、やはりセブンイレブンは巧妙である。駅近くと主要道路沿いに出店している。駅近くの店舗は、通勤、通学する学生や会社員を対象にしている。それに対し主要道路沿いの店舗は、当然クルマを対象としたものである。

ファミマは1店は前からあったが、あとの2店はたしか1年程前からと思われる。しかし、立地は無理してるのが一目瞭然である。

ファミマの親会社は、伊藤忠商事である。西武流通グループが解体したことを受けてファミマの営業権を手に入れたのである。商社にとって川下の業態を手にすることは利益増を図るには打ってつけである。なにしろ、商社といえば利益が薄いことで有名である。金額は莫大なれど、その利益はほんの2〜3%ぐらいと聞いたことがある。(かつて会社で同僚となった元三井物産社員から)

商社と小売りが一体となれば、仕入れ構造を造り、それを末端の小売りまで垂直統合できれば利幅は大きくなるという訳である。

しかし、商社はどこかアバウトなところがあるようだ。違うか。いつも取引の金額が大きいから、小さな金額の積み重ねには疎いとしか思えない。したがって、小売りの末端まで神経が行き届いていないのではないか。

これが、この先大きな差となってきそうである。何故なら、多過ぎるコンビニの差はもはやほとんどない。あるとすれば、立地とスタッフの接客サービスぐらいである。(僅かに商品の差もあるがすぐに真似される)

ファミマが現在の不遜な態度を貫けば、いずれはコンビニ経営者およびスタッフのやりがいを失わさせることになるだろう。そうすれば、おのずと投げやりな接客となり、また店内も乱れるという具合になってくる。

そんなコンビニになったら、当然のごとく客は離れて行く。他にもコンビニは多数あるからである。ほんの数分歩けば(当方の場合で)別の店舗があるのである。

セブンを追いかけるファミマがこんな有様では、当分セブンイレブンのトップは揺るぎそうもないだろう。セブンにも善からぬ噂が多数あるが、残念ながらそうとしか思えない。いやはや。

<セブンイレブンのピピッ!と レジスター>
セブン-イレブンのピピッ!とレジスターがリニューアルして登場!ホットスナックが新たに仲間入り!

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