■社会|結婚と少子化の関係 結婚式のこれから

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結婚市場は緩やかに縮小、出生数は過去最低とか

女性に偏った結婚市場マーケティングにうんざり

正月元旦、久しぶりに朝からテレビを観ていた。なんだか、例年になく正月らしさが無かったように思ったが、それは気のせいか。番組内容は、特に面白いものもなく、またCMも正月を意識したものが少なく、いつもどおりであった。

なんだか年々正月らしさが、薄れていくような気がするのは何故か?。かつては、正月ともなれば、どこの家々にも正月飾りが付けられていた。しかし、昨今ではそんな光景も少なくなったようだ。若い人などは、それが当たり前の光景であり、なんら気にすることもないに違いない。きっと正月飾りの仕方も知らないだろう。

しかし、こんなことを今更言うのは、年を取った証拠である。いやはや。

それはさておき、前述したように元旦に朝からテレビを観ていて唯一気になったものがあった。それは、特別なものではなく、以前から流れている情報サービス会社のCMであった。これが何故だか、元旦に気になった次第である。

該当のCMは、結婚情報誌「Z」のものである。その内容は、若い女性が雑誌の表紙を見せながら「プロポーズされたら、まず「Z」を買う!だから買いました」と言いながら、ついでに「○○のアプリもあります」というのである。そして、CMの最期にウェディングドレス姿の女性が映し出されるいう具合である。

とくに印象深いとはいえないCMである。(なお、冒頭の動画とは違う)

しかし以前から、この情報サービス会社のマーケティング手法には特定のスタンスに偏った気持ち悪さを感じていた。この結婚情報誌もおなじくである。断っておくが、あくまで個人の感想である。

「プロポーズされたら、結婚情報誌Zを買う」というフレーズは、かつてダイヤモンドのデビアスがやった「結婚指輪は、給料の三ヶ月分」という、価格基準を潜在意識に擦り込みを図る手法と同じである。

プロポーズ(結婚)=「Z」を印象付けて、潜在意識に植え付けるという、洗脳にも近い手法である。違うか。あるフレーズが、繰り返し流されると知らず知らずのうちに、それが既成事実であるかの様に思い込んでしまう。それが狙いである。たぶん間違いないだろう。

また、女性目線でしか訴求されない結婚観が気になった。情報誌のターゲットが女性であるのは間違いないが、男性が知らないあいだにそれが常識化(Zに書かれた内容)するのがおそろしくもある。プロポーズされた女性が読む「Z」には、はたして何が書かれているのだろうか?。

そんな大袈裟な、それは言いがかりというもんだ、という人もいると思うが、個人的にはとにかく、なんか嫌な感じだなと思ったのであった。あしからず。

このCM(結婚情報誌)は、けっこう頻繁に流れているようだ。しかし、そんなに結婚市場は盛り上がっているのか?。よく知らないが、それが気になった次第である。

結婚市場は、緩やかに縮小、それでも市場規模は1兆円を保持とか

団塊ジュニア世代以降は、ずーと右肩下がりで若者人口が減少し現在に至っている。今後もこれが回復する見込みはなさそうである。そのような環境を背景に、結婚市場も苦境にあるかと思われたが、現状では意外にもそうではないようだ。

業界筋が発表した数字では、2014年は約1兆5千億円となっている。また、10年後の2025年でも結婚市場は1兆円を保持するとか。(結婚市場=結婚式場、情報サービス、衣装、その他関連ビジネス全体)

業界が発表した数字なので正確かどうかは分からない。それでも5千億円の縮小である。なにしろ、少子化で結婚適齢期の若者は減少しているし、また晩婚化や未婚化という傾向も顕著となっている。それを考えると当然といえるだろう。

また、景気の減速が長引けば結婚にお金を掛けるという意識も低下する。そうなれば、結婚式場をはじめ関連するビジネスは連鎖的に縮小するだろう。若者人口の推移予測を見てみれば、必ずしも楽観できないに違いない。

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全国婚姻件数の推移と結婚適齢期人口の推移・予測(データ:アイ・ケイ・ケイ)
http://ir.ikk-grp.jp/ja/Individual/Market.html

新たな市場の創造と仕組みを考える!(結婚式場の場合)

10年後も1兆円の大台は維持するとしても、なんせ5千億円も縮小するという予測がある。それを考慮すると、いまからなんらかの手を打たなくてはならないだろう。そこで、結婚市場に詳しくはないが、新規市場の創造とその仕組みのアイデアを提案したいと考えます。(単に思いついただけ)

若者(適齢期)減少化、未婚化、晩婚化、さらには景気の減速(または格差拡大)などを背景に結婚観の変化が顕著となり、結婚に掛ける費用も縮小すると予測される。大人数の派手婚は少なくなり、親族中心のごく少数の結婚式が多くなる。

結婚式場は、従来のパターンでの受注は見込めなくなる。例え、受注件数を維持しても単価が小さくなれば、当然収益も減少していく。そこで、結婚以外の需要を掘り起こし、場の活用を促して行かざるを得ない。

出生数:100万人割れ寸前 14年の推計値(毎日新聞)

対策1)結婚式場の多目的化、場の活用を促進してゆく。

結婚式以外のパーティーや、親睦会、その他イベントなどの需要を掘り起こす。これが、端的には一時しのぎにはなるはずだ。しかし、本業をおろそかにしては存在意義に関わる。そこで、未来を見据えた仕掛けが必要となる。

対策2)結婚式は簡素に、変わりにアニバーサリー婚を複数回するという仕組みを造り上げ、その意義を丁寧に訴求してゆく。(婚礼+記念で回数化を促進する)

<アニバーサリー婚とは>
結婚3周年、7周年、10周年という具合で、結婚生活のなかで要の年数毎に新たな結婚生活に向き合う夫婦の絆を深める記念式典のような位置づけとする。

アニバーサリー婚の狙いは、次のようなことである。

結婚したとはいえ1年後には離婚する場合も多々ある。それは、どんな派手婚をしてもおなじである。それを考えると、大事なものは結婚式の派手さ、豪華さではなく、結婚生活を実際にはじめてからの生活そのものにある。

その結婚生活を3年経過したなら、そのあいだに起きた諸々の出来事をリセットし、次の7年、または10年に向かう新たな準備、気構えをすることに意義があるのではないか。そう考えた次第である。

対策3)結婚生活アドバイザー、またはコンサルタントの設置

少子化も問題であるが、離婚率も年々上がっている。俗に結婚した3組に1組は離婚するとか言われるが、どうやらそれは数字のマジックらしい。そこまでひどくはないが、離婚する率が高くなって居るのは間違いない。

結婚生活アドバイザーは、ウェディングプランナーと違って、結婚式ではなく結婚後の生活に密接したアドバイスをする専門家である。

具体的には、それぞれの事情に応じた結婚後の生活パターンの提案、意見の相違があった場合の相談、子供の育児、教育などの相談、他の専門家の紹介など、とにかく夫婦生活に関してのあらゆることに対してアドバイスしてゆく。

(ポイント=夫婦間や生活の問題に関して、意外と相談できる場所がない)

結婚式を上げた顧客には、一回だけサービスで要望に応えたアドバイスをする。

次回からは有料であるが、比較的低価格を設定する。何故なら、結婚式を挙げた顧客をアニバーサリー婚に繋げる役目を担っているからである。(紹介も含む)

なにより顧客との信頼を築くことが、結婚生活アドバイザーに課せられた使命である。したがって、ノルマなどは設けない。

………………………

以上が、結婚式場活性化の提案内容です。なお、あくまでアイデアでしかありません。結婚市場に興味がある訳でもなく、なんでか知らないが思いついたので書いてみました。とくに、これで何かしようとは思っていません。あしからず。

結婚情報誌「Z」の宣伝に苦言を呈した手前、それに対抗すべく洗練潔白なものとしたかったが、なんだか当方のアイデアも如何わしかったかもしれない。

動画及びアイキャッチ画像 広瀬すずさん ゼクシーより

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