(コンバース) converse ALL STAR OX(オールスター OX)
軽い振りより、そのままで!
もうすっかり春ですね!、と云う訳で軽い装いにぴったりのシューズを紹介したい。
あまりに有名だから、今更であるが、どんな装いにも合うシューズはそうそうあるものではないだろう。さて、そのシューズは、コンバースというブランドである。
いまや、知らぬ人も少ないに違いないカジュアルの定番アイテムである。これに、直接関係はないが、ナチュラルというテーマでお届けしたい!
心は飾らない、ナチュラルに!
一時の勢いはないが、それでも、まだお笑い芸人が人気である。軽いのりと軽妙な受け答えが持ち味、それが芸人である。確かに面白いが、世を挙げてそれに追随することはない。世の中で軽いのりが受けるからといって、軽さをもって個性とし認めてもらおうなど寓の骨頂である。芸人は、商売である、仕事である。一般人が、芸人のように面白くなくとも何ら恥ずべきことではない。
むしろ、それは当然である。世の中は、明朗活発とか、社交的であるとかに好意的である。しかし、そうでなくても別にいいでははないか。それが個性というものである。むしろ、明朗活発なぞは、無個性ではないか。と思うのである。しかし、最低限の他人への配慮は必要である。人それぞれの個性に、尊重をもって。心は飾らないナチュラルに。
ナチュラルとは、如何に!
1. 自然であること。天然であること。飾り気や誇張のないこと。また、そのさま。「—な素材」「—な生き方」「—メーク」
2. 音楽で、変化記号を取り消し、もとの音に戻すための♮の記号。
冒頭のキャッチで使用した、「軽い振りより、そのままで」は、NOKKOが歌う「ナチュラル」の一節を引用したものである。1996年(たしか)に放映されたNHKの連続ドラマの主題歌であった。そう、マナとカナの双子が主演であった。このドラマを象徴する、メッセージがナチュラルであったと記憶している。飾り気や誇張のない生き方とは、これがテーマの一部であったはずである。
しかし、現在ではこのような生き方は、大変難しいと云わざる得ない。とにかく、世を挙げてコミュニケーション能力のスキルが何タラかんたらと、煩いことこの上ない。まさに恐喝か、脅しである。ま、それによって商売にする人がいるのである。何とも薄ら寒い世の中になったことか。と思う今日この頃である。
こんな、ナチュラルな姿勢でいることの難しい時代だからこそ、装いは軽く、足下は軽やかにという訳で、ようやくコンバースにたどり着いた次第である。これが、いわゆるオチである。
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