パスワードは一万年愛す。タイムレスなスタイルは、過去も未来も時を超えてゆく!

■社会|人質事件と国会前デモ、何故か違和感が漂う

この記事は約5分で読めます。

何故、踊りながら?人質事件そっちのけで政権批判なのか!

platinumwall_ru_201102110005441690

自称「イスラム国」の行為は、犯罪である

自称「イスラム国」による日本人の人質事件に関して、国会前でデモが繰り広げられているとか。そこでは何故か、太鼓を叩いて、DJの音楽に合わせて踊り、人質解放よりも安倍政権批判が強く叫ばれているそうである。その証拠に「安倍やめろ」というプラカードが多く掲げられている。イスラム過激派を批判するなら分かりやすいが、何故政権批判か意味不明である。

断っておきますが、安倍政権や自民党を擁護するつもりはまったくありません。それどころか、その政策には個人的には賛同していません。あしからず。

それはさておき、そのデモの主催は某市民団体にあるらしい。そうか市民団体か、それで合点がいった次第である。いわゆるリベラルを装ったプロ市民であるに違いない。かれらが何をしたいかといえば、とにかく日本批判をしたいだけと言っていいだろう。あらゆる機会を利用して日本に揺さぶりをかけたいのである。

社民党の代表がそのデモに参加したことからも、その実態が分かると言うもんだ。いやはや、何をしたいんだこの人達は?と思わざるを得ない。デモをするなら、まずイスラム過激派に対し人質解放を呼びかけるべきではないか。何故かこの人達は日本政府に対して人質解放を求めているようだ。

かれらのやっていることは、イスラム過激派の混乱を起こし注目を集めるという目的にとっては、まさに思惑通りといっていいだろう。また、後藤さんの身に何かあった場合は、それは政府の責任だというデモにすり替わるに違いない。

とにかく、憲法九条がーとか、原発がーとか、この機を幸いとばかりに騒いでいるとしか思えない。人質問題は、イスラム過激派が相手であり日本政府を相手に解放を求めても解決するはずはない。なんせ、日本政府には人質解放の手だてがないに等しいからである。それは少し情報を知れば分かることである。

しかし、かれらデモ主催者および参加者たちは、そんなことは百も承知で行っているはずである。なんせ、目的がそこにはないからだ。違うか。とにかく、騒いで世間に特定のイメージを植え付けたいのだろう。あくまで個人の感想ではあるが、そうとしか思えない。

また、後藤さんばかりをアピールしてるのも気に掛かる、何故か湯川さんは置いておかれて、もう忘れられたかのようである。同じデモでも湯川さんに哀悼を捧げるのなら分からないでもないが…。それは盛り上がっていないようだ。たぶん、市民団体の目的とは違うのだろう。

■一部のマスメディアは、政治問題にすり替えようとしている?

ちなみに、このデモと直接関係はないが、人質となったジャーナリスト後藤さんの母親が連日の様にマスコミに出ている。何故、後藤さんの妻ではなく、母親なのかと疑問に感じていた。それには、ある仕掛人がいたようだ。その仕掛人は、後藤さんの母親をマスコミに売り込んでいるとか。

この後藤さんの母親は、人質となった後藤さんの安否よりも原発がーとか、平和がーとか連発していたことで注目を集めた。これは、国会前のデモと同じ主張である。いやはや、問題が違うだろうがと思うが如何に。

テレビと新聞だけでは知ることができないことがある。というより自主規制か何か知らないが、分かっていても報道しないのがマスコミである。しかし、ネットでは多くの背景がリークおよび憶測等を含めて載せられている。

その信憑性は定かではないが、それによると後藤さんの母親はある仕掛人のコマとして利用されているようだ。仕掛人はこの混乱を機に何をしたいのか?、それは言うまでもないか。

マスメディア、とくにテレビでは何故かイスラム過激派に好意的?な論調を繰り返す番組がある。テレ朝とか、TBSとかのニュース番組では、やれ安倍総理が中東訪問で2億ドルの人道支援を約束したことが、イスラム過激派を刺激したと言って非難している。さらに、アメリカの空爆で多くの被害がーとかいいだして、人質事件はどこにいったのかと思わざるを得ない。

マスメディアの一部は問題のすり替えを行っている。そんな気がするのは自分だけではないはずだ。

ネットでは、自称「イスラム国」の台頭は、イスラエルやアメリカCIAが関与したという噂が流されている。その目的はアラブの混乱を維持することにあるらしい。イスラエルはアラブが結束しないように、アメリカは武器が売れるということか。なお、その信憑性は薮の中である。

自称「イスラム国」という過激派は、かなり情報戦に長けてるようである。意図的に敵対する国々を混乱させて自らを優位的な立場にしようとしている。例えば、レバノンなどの人質事件では、近親者や部族へ政府に対しデモを仕掛けるように仕向けたそうである。そのうえで人質事件という犯罪行為を政治問題にすり替えてしまう。

現在、ヨルダンで行われている人質解放デモもそれと同じかもしれない。

自称「イスラム国」の目的を考えると安易に国会前で踊りながら政権批判してる場合ではないと思うが、如何に!。それにしても、何故踊りながらなのか?理解に苦しむ次第である。穿った見方をすれば、日本の置かれた苦しい立場がうれしいのかと思ってしまう。それは違うと願うが、はたしてどうなのか。

なお、上記した内容は特定の集団に基づいたものではなく、あくまで個人の意見である事をお断りしておきます!!

イスラム国を「利用」して安倍批判をするな!(ブロゴス)

追記:2月1日(日本時間)午前5時頃、ジャーナリスト後藤さんが殺害されたと思われる映像がネットで公開されました。

「アラビアのロレンス」、いまでも続く中東の混乱はここに始まった?英国主導のアラブ独立、ユダヤ国家樹立、英仏による植民地化(サイクス・ピコ条約)などの英国による三枚舌政策は、その後のアラブ諸国に混乱をもたらした。英国人将校ロレンスはその先鋒であった。

アラビアのロレンス [Blu-ray]

コメント