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■音楽|HIROSHI+GOTA  ノルウェイの森

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幻の名作「ノルウェイの森」は何処に!

発禁となったHIROSHI+GOTAの「ノルウェイの森」

村上春樹の新作が発売されたようである。相変わらず人気のようだが、個人的にはあまり興味がない。村上の本は、フィッツジェラルドの翻訳本を一冊だけ持っているだけである。さて、今回のテーマ「ノルウェイの森」であるが、村上の本ではない。藤原ヒロシと屋敷豪太による、ミュージックである。

この音楽の製作と村上作品との繋がりは、特にないようである。というか、調べてみたら、BEATLESの跡形の無いカヴァーであるようだ。しかも権利上の関係で発売禁止となった曰く付きのアルバムらしい。その後、極少数だけCISCO(レコード店)で販売された幻の1枚であるようだ。中古市場にも殆ど出回って無いようである。

ストリートのカリスマ、藤原ヒロシ

藤原ヒロシと云えば、ストリートのカリスマと云われる、80年代から活躍するDJ界の大御所である。その存在感は、音楽業界、クラブカルチャーのみならずファッション界にも影響があると云われている。あの、いまは恥ずかしいエイプのNIGOなども藤原の影響下にあったようである。

なんでもNIGOは、藤原によく似ており藤原2号と云われたことから、NIGOになったそうである。それは、ともかく、この「ノルウェイの森」であるが、なかなか心地よい音楽なのである。単調なリズムの繰り返しに身を任せていると何とも云えない浮遊感を感じるのである。多少、繰り返しが多いなと感じるところもままあるが…。

このアルバムは、side-Aの3曲?、side-Bの3曲で構成されており、それぞれの曲は5〜8分とずいぶん長いものである。したがって、バックグランドで流すにはちょうど良い。けっこう気に入ったのだが、なんせ手に入らないようだ。権利上の関係ではダウンロードも無理かも。ユーチューブで聴くしかなさそうである。

しかし、なんともったいないことか。こんないい曲を。

余談であるが、屋敷豪太のドラムの響きがとてもいい。控えめながら、的確なリズムを刻むそのテクニックには、只ならぬセンスが感じられる。他を押しのけて前面に出ようとはせず、どちらかと云えば、引きのテクニックとセンスである。それは、品があり、まさにソフィスケート(洗練)と云っていいと思うのである。

追伸、音楽のカテゴリーでNOKKO以外の音楽家を紹介するために、怒濤のごとく音楽攻めで更新してきたが、次回からは別のテーマに戻します。以上

以下、藤原ヒロシのアルバム、ノルウェイの森は収録されてません。

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