この行為には、もはや黙って見過ごせる時期は過ぎたか
頤和園 西太后の避暑地
これは、中国の国内事情が逼迫している証拠かもしれない
関連記事:「防空識別圏」の背後に青島爆発事故か
http://www.epochtimes.jp/jp/2013/11/html/d86883.html
11月23日、中国は突然、東シナ海に沖縄の尖閣諸島を含む新たな防空識別圏の設定を発表した。これは、とんでもない無法的な行為であるのは間違いないだろう。さも当然のように勝手な振る舞いをする中国の神経は、いまさらながら不気味で恐ろしさを感じる次第である。これには、当然、日本や米国は反発したのであるが、中国は何処吹く風のような対応をするばかりである。何を理由に中国はこのような動きを活発化するのだろうか。
たしか、この発表の少し前には、日本の経団連のお偉い人達が中国を訪れていたはずである。そして、政治はともかく、日中経済協力は推進していくと合意したとかいう記事を読んだばかりであった。それから幾日も経っていないのにこれだ。何を考えているのか中国は?、と誰でも思うに違いない。中国共産党や経済界、そして人民解放軍は一枚岩ではないのか、と疑いたくなる。
中国では、最近ウィグル族など少数民族によるテロが勃発している。それは、表だったもの以外でも実はもっと起きているかもしれない。また、22日には山東省青島市で石油パイプラインが爆発し多くの犠牲者が出ている。実はこの事故には、前触れがあり対策を放置していたらしい。この対応に住民は反発し、ブログなどでは、これらの不満を反らすために、また尖閣諸島問題を利用しようとしている。などという記事が書かれているようだ。
共産党幹部の収賄疑惑は言うに及ばず、その周辺の特権階級はさらに膨大な富を蓄積している。それらの無法的な行為を、もはやだまって見過ごせない民衆の行動が、待ったなしのところまで来ているのかもしれない。かつての歴代王朝は、宦官をはじめとした王朝の取り巻き連中による莫大な収賄によって滅んだはずだ。中国共産党も末期症状に落ち入っているのではないか。
先頃、日本の都知事が5000万円の献金で問題となったが、中国ではそんな金額ははした金らしい。その程度で何故問題になるのか理解できないそうである。それぐらい収賄に麻痺した中国の国内事情である。ともかく、中国の収賄事情は、共産党中央だけでなく末端レベルまでそれは浸透しているようだ。これでは、国が持たないだろうとは素人でも分かる。かつての王朝が破綻したように。
軍備は増強し、地方では再開発が目白押し、米国債を大量に買い、その上で共産党幹部以下末端レベルまでの膨大な額の収賄である。これで、どうやって収支バランスが取れるのか不思議である。日本のエコノミストやアナリストは中国を次代のエースとして持ち上げてきたが、如何に。まだ、中国の人口云々を理由にして、未来を語ることが出来るのか。ぜひ聴きたいところである。中国への投資を押し進める関係者は冷や汗ものだろう。
すでに、強欲さでその名を馳せたゴールドマン・サックスは中国から撤退を始めたそうである。それが何を意味するのか。たぶん、もはや後はないということではないだろうか。そして、中国共産党の現幹部たちは、一か八かの賭けに出たのかもしれない。すべての問題を一挙に片付けようと。それは、防空識別圏の設定を無法行為と承知の上で実施し国内問題を国外に反らすことである。
そして、戦争となった場合は、その間に国内に戒厳令を敷いて少数民族のテロ撲滅や不満分子の徹底排除に乗り出すのではないか。さらに、同時に一部共産党幹部を除く収賄撲滅を徹底化するかもしれない。国内は共産党がしきり、国外は人民解放軍に任せて何とか時間稼ぎをして荒療治を行うのではないか。と想像する次第である。なお、あくまで憶測であり、なんの根拠もない。あしからず。
日本および米国、そしてアジア各国はこれにどのように対応するのか。
中国発表の防空識別圏
戦争の経緯、かつての戦争は如何に起きたか
かれこれ70年前になるが、第二次世界大戦はナチスドイツのポーランドへの奇襲攻撃によってはじまったはずだ。ドイツの当時の政権ナチスは、ポーランド内の旧ドイツ領土を奪還すべくドイツ人への迫害を理由にして侵攻を開始した。この前触れは、静かに進行していたはずである。しかし、それを知る人は多かったはずである。それでも、まさかという思いでのんびりしていると、ナチスはあっという間にポーランドをはじめ、次々とヨーロッパを占領してしまった。
同じく日本である。当時の大日本帝国は、中国の東北部満州を自国領土にすべく奮闘していた。きっかけは日露戦争に勝利したことであった。旧ロシアが清王朝からぶんどって運営していたのが満州であった。日本は、対ロシア戦争に勝利したことでその地をそのまま引き継いだのであった。そして、未来永劫の地としたかったのである。しかし、国際社会はそれを認めなかった。
これをきっかけに日本は、世界から孤立する道を選び、さらに深く中国本土へと介入してゆくことになった。それは、日本を滅亡の淵に追い込む泥沼の戦争であった。
戦後に出来た国家イスラエルは、1948年、中東のパレスチナの地に突然のように国家を樹立した。これに端を発して中東各国はイスラエルに反発して中東戦争が勃発した。この地には多くのパレスチナ人が居住していたが、それをいわば無視するかの如く樹立されたのがイスラエルであった。何故、そのようなことが許されたのか、いまもって不思議であるが、それが故に現在でも世界の紛争の拠点として絶えず抗争が止まない地である。
朝鮮戦争は、東西冷戦を象徴する戦争であった。北朝鮮はソ連と中国の後押しがあった。一方の韓国には米国が後ろ盾に就いた。ソ連にとって韓国を落とせば朝鮮半島を自国圏内にすることができた。米国は、なんとかそれを食い止めたかった。韓国を共産圏への橋頭堡として確保しておきたかった。1950年6月、韓国の李承晩政権は何故か軍を南部に集結させていた。それは日本に攻め入ろうとしていたと言われる、北朝鮮は手薄になった38度線を超えて侵攻を開始した。ここに朝鮮戦争は勃発したのであった。
1950年8月、北朝鮮は韓国の奥深くまで侵攻し南部の一部を除き占領した。しかし、その後アメリカ軍が介入して徐々に押し戻し現在の38度ラインで膠着状態となった。1953年7月、分断のまま戦争は終結した。
なお、上記した歴史の記述は必ずしも正確ではないかもしれません。大概は合っていると思いますが、再確認しておりません。ご了承ください。
追記、天安門をグーグルで画像検索したところ、戦車に押しつぶされた遺体の写真が出てきました。たしか、天安門事件に関しては、中国国内では規制が掛けられていたはずである。国外では、さすが隠せないようだ。しかし、見るのは気をつけた方がよいかと思います。当該ユーザーは、びっくりした次第である。
ハチャメチャでヒドすぎる大変な隣人、中国人の真実!
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