美人女優は、目の保養に最適か否か
世に美人は多くいるが、とくに映画界は数多くの美人女優さんで溢れている。しかし、美人だからといって女優として大成できる訳ではない。
当方はとくに気にしていた訳ではないが、気がつけば最近の女優さんは美人度が高く、また演技力も秀でているようだ。とくに海外の女優さんにその傾向が強いようだ、海外ドラマを観るとかなりの確率で美人さんを観ることができる。
そのような背景のなかで、当方がいま最も注目する女優さんを選んでご紹介したい。とはいえ、どの女優さんももはや有名であり、いまさらと思う方も多いと思われます。あくまで極私的なセレクトであることをご了承ください。
サラ・ガドン 往年の美人女優を彷彿させる究極の美人
スティーヴン・キング原作のドラマ「11/22/63」を観ていて、そのあまりの美人度の高さに俄然興味が湧いてきた。それが、サラ・ガドンだった。
当方は初見であると思ったが、なんとデヴィッド・クローネンバーグ監督のミューズとして3作品に出演していた。そのなかで「コズモポリズ」という映画は観た記憶があるが、サラ・ガドンを覚えていない。
それがなぜか、ドラマ「11/22/63」を観ていて鮮烈な印象を残しました。それは、たぶん役柄のせいだと思われます。ドラマでは、清廉でピュアな女性を演じていて、往年の美人女優を彷彿させる容貌とよく似合っていました。
ドラマ「11/22/63」は、ケネディ暗殺を阻止するために過去にタイムスリップした男に様々な出来事が降りかかる、というSF的要素とサスペンスがミックスした興味深い内容のドラマとなっています。
そのなかでサラ・ガドンは、セイディという学校の司書役で登場します。そして、主人公であるジェイク(ジェームズ・フランコ)と出会い、運命的な恋に落ちます。どこか儚げな雰囲気がするセイディは、夫のDVから逃れてきたという過去を引きずっていた。
そんなセイディをジェイクは深く愛するようになり、ともに運命に立ち向かっていきます。このドラマは最終話が泣けると評判ですが、当方はまだ観ていません。どーやらハッピーエンドではないようです。
清廉で、かつ儚げな雰囲気が漂うセイディの役柄が、サラ・ガドンの美貌をさらに輝かせていたと言っても過言ではなかった。と思うが、あくまで極私的見解であるのは言うまでもありません。
とにかく、「百聞は一見にしかず」というように、ドラマ「11/22/63」にてサラ・ガドンの美貌に出会うことをお勧めいたします。
<プロフィール>
サラ・ガドン(Sarah Gadon)1987年4月4日生まれ、29歳。
カナダのオンタリオ州トロントで生まれる。父親は心理学者、母親は学校の教師。兄のジェームズがいる。主にトロントで育つ。カナダ国立バレエ学校や、クロード・ワトソン・スクール・フォ・ザ・パフォーマンス・アーツなどに通い、そしてまた、トロント大学イニス・カレッジシネマ研究プログラムで学ぶ。(ウィキペディアより)
<サラ・ガドン/出演した映画およびドラマ作品>
2007|チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室
2011|危険なメソッド、モスダイアリー、ドリームハウス
2010|ドラマ「ハッピータウン」
2012|アンチヴァイラル、コズモポリス
2013|複製された男、ベル〜ある伯爵令嬢の恋〜、もしも君に恋したら。
2014|ナッツジョブ「サーリー & バディのピーナッツ大作戦」、アメイジング・スパイダーマン2、マップ・トゥ・ザ・スターズ、ドラキュラZERO
2015|ロイヤル・ナイト「英国王女の秘密の外出」
2016|ドラマ「11/22/63」
エミリア・クラーク 可愛さ+強さという相反する魅力がある美人
エミリア・クラークは、2012年、アメリカの映画情報サイトが毎年発表している「世界でもっとも美しい顔100人」で一位に選ばれている。
俄然注目されだしたのは、やはり大ヒットしたドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演し、王座の奪還を目論む女王ターガリアン・デナーリスを演じて、それが当たり役となったことが大きいようだ。
女王デナーリス=エミリア・クラークという印象がとても強く残っている。そのせいか、ターミネーターの新作「新起動:ジェニシス」では、サラ・コナー役を演じている。どちらの役柄も強い女性という共通項がある。
しかし、彼女の容貌はどちらかといえば、キュートであり強さとは正反対にある。そんな彼女が強い女性を演じることで、アンビバレントな魅力が生まれるようだ。そこが彼女の美しいだけではない、特徴となっている。
また容貌はキュートだが、スタイルは豊満といっても過言ではない。その肉体性を「ゲーム・オブ・スローンズ」ではおしげもなく披露している。
見た目と違ってかなり度胸も兼ね備えた女優さんのようだ。また、インタビューなどを見るととても気さくな人柄のようであり、そのあたりも人気の理由かもしれない。
<プロフィール>
エミリア・クラーク(Emilia Clarke)1986年10月26日生まれ、30歳。
ロンドンで生まれ、バークシャーで育った。父は舞台の音楽監督で、母はビジネスウーマン。セントラル・セント・マーチンズ のドラマセンターで演劇を学び、2009年に卒業した。(ウィキペディアより)
<エミリア・クラーク/出演した映画およびドラマ作品>
2010|タイム・パニック
2011〜|ゲーム・オブ・スローンズ(2016年シーズン6公開、このあとシーズン8まで製作が予定されている)
2013|ドム・ヘミングウェイ
2015|ターミネーター:新起動/ジェニシス
2016|世界一キライなあなたに
エマ・ストーン アメリカの新世代を代表する美人女優
http://img.celebsnap.net/2012/lol/Emma-Stone2_111228.jpg
エマ・ストーンをはじめて観たのは、「ゾンビランド」というコメディタッチのゾンビ映画だった。そのときは、アメリカによくいる威勢のいいオネーチャンタイプであり、似たような女優は他にもいるように感じていた。
しかし、それからあまり時が経たないうちに、「アメイジング・スパイダーマン」のヒロインをはじめ、注目作に次々と出演するようになっていた。
2014年には、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で第72回ゴールデングローブ賞、第87回アカデミー賞助演女優賞などにノミネートされている。もはや、たんなる美人女優ではなく実力派の若手女優となっていた。
そして、2016年には「ラ・ラ・ランド」の出演で第73回ヴェネツィア国際映画祭の女優賞を獲得した。この作品は、2017年アカデミー賞の有力候補となっている。もしかすると、主演女優賞を獲得するかもしれない。
アメリカ映画界期待の美人で実力派の女優さんといえるだろう。
<プロフィール>
エマ・ストーン(Emily Jean “Emma” Stone)1988年11月6日生まれ、28歳。
アリゾナ州スコッツデールで生まれる。11歳から舞台に出演し、15歳でさらなる女優キャリアのためにカリフォルニアに移っている。日中のオーディションに通うために勉強は家でしていたとか。
2004年にタレント発掘番組で、ドラマの役柄を勝ち取った後テレビでのキャリアが始まっていった。(ウィキペディアより)
<エマ・ストーン/出演した映画作品>
2007|スーパーバッド 童貞ウォーズ
2008|ROCKER 40歳のロック☆デビュー、キューティ・バニー
2009|ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト、Paper Man、ゾンビランド
2010|サーフィン ドッグ、小悪魔はなぜモテる?!
2011|ステイ・フレンズ、ラブ・アゲイン、ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜
2012|アメイジング・スパイダーマン
2013|L.A. ギャング ストーリー、ムービー43、クルードさんちのはじめての冒険
2014|アメイジング・スパイダーマン2、マジック・イン・ムーンライト、バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
2015|Aloha、教授のおかしな妄想殺人
2016|ラ・ラ・ランド
作品年表参考:ウィキペディアより
冒頭写真:サラ・ガドン
http://res.cloudinary.com/viviane/image/upload/w_800,h_800,c_fill/28024.jpg
11/22/63(上) スティーブン・キング(文春文庫)
過去へ旅することのできる「扉」の存在を知った男はケネディ暗殺阻止に挑む。キングにしか書けない壮大な物語。落涙保証の感動大作!
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