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■エンタメ|女優出家騒動 女優・宗教団体VS芸能プロの行方はいかに

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清水富美加改め、千眼美子に

私、清水富美加は、宗教に出家しまする

 女優の清水富美加さんが、幸福の科学に出家するとして芸能プロ及び芸能活動からの離脱を宣言した。これには、周囲が唖然となったのは間違いない。

 清水さんが所属していた芸能プロがレプロということで、またか、と思った人も多かったはずだ。なぜなら、能年玲奈さんもおなじ芸能プロに所属していたからだ。ちなみに能年さんは、現在、本名を名乗ることさえ出来なくなっている。

 能年玲奈さんとレプロのこじれた関係は、どこまでも平行線のままで現在に至っている。あいかわらず芸能活動も干されたままだ。

 レプロという芸能プロは、業界のなかでも有力らしく、テレビなどでは非難することも、話題にすることも避けられている。まさにテレビ局が芸能プロに支配されている現状を象徴しているかのようだ。

 それはさておき、清水さんが出家する理由として、基本的には「奴隷契約」と「就労環境」が要因とされているが、ほかに清水さんは以下のような具体的な項目を上げている。

・給料は、激務でも5万円だった(最近では年収1000万だったといわれる)
・意に反する仕事を強制されていた
・男性のおかずとなる水着グラビアが嫌だった
・握手会などで中高年の汗ばんだ手と握手するのが嫌だった(いやはや)

 等々、その他にもきっと数々の積み重なった出来事があったのだろう。そうでなくては、決まっている仕事を放り出してまで出家するとは考えられないが。

 一方、所属する芸能プロは、そんなことはないとばかりに真っ向反対の言い分にある。しかし、この芸能プロ(レプロ)は、能年玲奈さんとの前科があるから、芸能関係者以外、一般人はあまり信用していない。

 この出家騒動以後、テレビなどでは芸能人による清水バッシングが盛んになった。その内容は、概ね芸能プロ側を擁護し、「芸能界とはそういうもんだ」という結論に導こうとしていた。

 そのような言い分の背景には、芸能界を現状維持したい勢力が見え隠れしている。利権の構造を変えたくない関係各位の総意となって、一部の芸能人は声を大にして非難している、そんな構図が垣間見える。

清水富美加の出家に高須院長「彼女は普通! どこにでもこんなメンタルの人いますよ」
NHK連続テレビ小説『まれ』でブレイクした人気女優・清水富美加が、宗教法人「幸福の科学」で出家するため芸能界引退を表明した。

 清水は直筆コメントで、「約8年、このお仕事をさせていただきましたが、その中でお仕事の内容に、心が追いつかない部分があり、しっかりとした生活が送れず、毎日がギリギリの状態でした。なので今、出家したいと思いました」と出家に至るまでの経緯を告白。

 加えて教団側から、1か月休みなく働いても月給5万円であったこと、人を食べる役を演じるのは思想信条に合わなかったが、断ると所属事務所から干されてしまう恐怖心との葛藤の中に置かれていたことなどが明かされると、所属事務所が反論し、泥沼状態に。

 テレビのワイドショーや芸能界がすったもんだしている間に、清水さんと宗教団体は人知れずにすでに動いていた。それが、告白本の出版だった。

 これは実に用意周到といえるだろう。この告白本の出版は、だいぶ前から準備されていたことが想像できる。芸能プロ側との軋轢も昨日、今日のことではなかったことが、よくわかるというもんだ。

 仕事を放り出した清水さんを擁護する訳ではないが、それにしても芸能プロ・レプロの如何わしさがどうしても拭えない。

 そのひとつに高須クリニックの院長に関してある話が浮上している。高須氏は、レプロ(清水所属の芸プロ)から、○接待の押し売りを受けていたそうだ。

 ちなみに高須氏は、それを拒否し続けていた。それでも次々と別のタレントを紹介してきたそうだ。最後には高須氏の現在の伴侶?にうりふたつの若いタレントを連れてきた。それが清水さんだったとか、そうではないとか。

 なぜ高須氏に○接待を押し売りしようとしたか、それは富豪の高須氏をスポンサーにしようと企んだからと思われるがいかに。

 なお、その信憑性は定かではない。あしからず。


西原理恵子が2015年に描いた漫画「ダーリンは70歳」より

全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~
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ダーリンは71歳 (コミックス単行本)
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