ダメよ、ダメダメー!とは、このことだったか
深く静かに浸透しつつ、いまあなたの身に迫っている
2014年はもうまもなく幕を閉じるが、すでに2015年の状況を予測する本や雑誌が多く発行されている。そのなかには、株価2万円はすぐそこにとか、バブルがやってくるとか、いわゆる好況に向かうだろうと予測するものがある。その根拠は、どこにあるか。それは、日銀がじゃぶじゃぶとお金を市場にたれ流すことを前提にしたものに違いない。
株と土地が高騰すればバブルとなり、政府・官僚、企業、そして一般人も万々歳となるか。あえて言わせてもらえば、そうなる訳がない。ごく一部でそれは起きる可能性はあるが、そこだけの話である。一般人は、インフレ下の不況に苦しむのが落ちではないか。何故なら、政府・官僚の目論みはハイパーインフレで借金ちゃらにしようということだからだ。
なお、上記の内容にはなんの確証もありません。あしからず。ついでに付け加えておきますが、大手マスコミでも同じくであることは、言うまでもありません。
と言う訳で、なんの根拠も無いことを一発かましたところで本題です。今回のテーマは、当該ブログでも2015年を予測してみようということである。そんな大それたことをと自分でも思うが、なんのことはない単なる思い付きである。
どうせ新聞や雑誌でもエコノミストという専門家を総動員してもっともらしいことをでっち上げているだけである。だいたい金融さんの紐付きエコノミストにどんな予測ができるか。それに専門家は間違いを繰り返すとだれかが言っていた。
専門家は膨大なデータを用いたとしても自分の利益に反するような結果を導きださない。そう考えていいだろう。要するに筆を舐めることをするのが、専門家であるといっていい。違うか。
だったら、非専門家が経済的知識も無く予測してもなんら問題はない。将来を予測することは専門家に撒かせろといって、なんかいいことあったかである。なーんもなかったではないか。
したがって、当該ユーザーはなんら臆する事無く2015年を予測してみたい。そのように考える次第である。前置きが長くなったが、次から本題ははじまります。いざ、ゆかん!何処へ?という訳で…。
2015年大胆?予測 日本は詐欺師に乗っ取られる
みなさん思い出してください。2014年に起きた出来事の数々をいま振り返れば、そこにあるキーファクターは何だったかが分かる。つい最近もクリスマスにコスプレでランニングするイベントとか、インチキこいて騙した輩がいた。
キーファクターは何だ!といえば、それは人を騙す=詐欺的行為である。これは、00年代から静かに浸透し、いまではごく当たり前のことになった。違うか。そしていま、アベノミクスの根底にあるものも同じくであったと気付くのである。
2014年初頭、偽作曲家とSTAP細胞が世間を騒がしました。このふたつの出来事はその後の一年を象徴していたと言っても過言ではなかった。日本では、もはや嘘も方便どころか、人を騙して金にする事が常態化してしまった。
考えてみれば、大手新聞社でさえ30年以上も読者を騙していた。それが発覚したのは、ごく最近である。マスコミが信用できないのを自ら暴露した訳である。それはテレビも同じくである。視聴率が取れれば何をやってもいいという風潮が蔓延した。その結果、視聴者が離れたのも知らずにである。
エリートかなんか知らないが、難関の試験を突破したテレビ局員が作るしろものは、やらせだったり、ステロタイプのドラマだったり、大昔の焼き直しだったりでなんらオリジナリティーを作る事ができない。しかも平気で他局から真似っこする始末である。これを人はパクリという。これも詐欺の一種に違いない。
振り込め詐欺が深化し、さらに被害が拡大していることからもそれは分かる。警察は、取り締まりを強化はすれど成果は芳しくない。何故なら、法整備が遅れているからだ。日本では詐欺に対して甘い法制度にある。なぜそうなのか、それは政治家の体質にあるのは間違いない。
政治家が詐欺的体質にあるのは、その言動を思い出してみれば一目瞭然である。いや違うというのであれば、過去に遡ってその言動を検証してみれば、だれでも納得するだろう。違うか。
世の中はネット社会である。しかし、そのネットでもいかに人を誑かすかがテーマとなっている。そこでは、地雷があちこちに埋められた紛争地帯のごとくである。それを踏んだが最期、いきなり金払えと請求がきたりする。
また、携帯端末と通信の世界でもネットと同じことが言えるだろう。複雑怪奇な契約形態は顧客を騙す事が目的であることは明白だ。そうではないというならば、一律料金を出してみろ!と言いたい。
そして正義の味方のはずの弁護士も同じくである。かれらは一時期の政策で数が多くなって食うのにこまった。それ故に悪人と組んでもお金を稼ぐ道をえらんだ先生たちが多いとか。悪人を弁護する、やばい商売を隠す算段をする、法律を駆使したインチキで人を騙す、等々。悪人には弁護士を利用する価値がいくらである。
とにかく金である。どこもかしこもである。金になるならなんでもする、それがいまの日本である。言い過ぎかもしれないが、当たらずとも遠からずである。(ちなみに当該ユーザーもほしいとは思う)
人を騙す行為とは、如何にして生まれるか。そして、何故そこに至るか。
考えてみれば、人を騙すことを罪悪と感じなくなった人心の荒廃にあるはずだ。騙される方が悪いと嘯く詐欺師達が跋扈する昨今である。そこに集約される悪人の心には何が潜んでいるか。
いま深く静かに日本は変わろうとしている。その行く末はどこに向かうか!?
2015年 ジャンル別の動向を予測する
お断りしておきますが、以下の予測は個人的な見解であり、なんら根拠のないフィクション(つまり勝手な想像)です。事実とはまったく関係ないことをご了承ください。また、特定の団体等を誹謗中傷するつもりは毛頭ありません。
<政治・経済>
・安倍総理は、年頭の挨拶でアベノミクスの積極推進を高らかに宣言した。
・日銀は、政府の後押しもあって市場にお金を垂れ流す政策を粛々と実行してゆく。インフレの兆候が見えてきたが、まだ足らないと日銀総裁は言った。
・労働法改正案を強行採決、「解雇の自由」「残業の自由」「使い倒しの自由」の雇用三原則が打ち出された。ここに1984の世界がはじまった。
・大企業は、全社員の一割を正社員とし、その他は契約、派遣、アルバイト・パートとする方針を打ち出した。
・政府は、雇用が拡大しているとしたが、その大部分は非正規のものであった。
・企業は賃金を上げると約束したが、それは実行されなかった。何故なら、国内景気はよくないからであった。大企業の収益は主に海外で形成されていた。
・コンビニ、スーパーなどの小売り各社は、物価高のなかで売上不振となった。そのなかで、いちはやく価格訴求を仕掛けたセブンは、苦境から一抜けた状態となり他社を尻目に売上を再拡大させていた。
・インフレ化の価格訴求では一歩先をいったのが、ドンキであった。この会社は悠々と時代を先読みし、他社には真似のできない価格設定で顧客を拡大させた。
・百貨店はひとり負けとなっていた。一部の富裕層を対象とした高級テナントをのぞき売上不振は続いていた。
・しかし、一方では高級外車が好調に売れていた。ドイツ車はどこも過去最高の売上台数となった。
・高級マンションなどの高額不動産も売れていた。しかし、その背景は中国富裕層のマネーロンダリングだと噂されていた。
・労働市場の規制緩和で浮いた資金は、一部の投資家、経営幹部、その他投資に向かっていた。そこでは一部の富裕層に莫大な富をもたらしていた。
・ソニー、サムソンに買収される。映画、プレステ、金融、保険などを傘下に収めることを目的にサムソンが、ついにソニーを買収した。
総括:国家財政を健全化させるとした政策の数々は、結局は一部を富ませるだけに終わりそうな雲行きとなった。ほとんどの国民は疲弊するなかで消費どころではなかった。アベノミクスは富の偏在を招いただけであった。いや、それが目的であったとする説もまことしやかに語られた。
<社会>
・社会全体に人心の荒廃が顕著となっていた。
・振り込め詐欺は、中学生にまで広がっていた。それを仕切っていたのは高校生で、その裏では反グレが、その背後には暴力団がいた。
・希望の無い国と化しているのが、なんとなく分かるのか。若い人達を中心にやさグレ化が進展していた。モラルは地に堕ちようとしていた。
・コンビニを中心に万引きはこれまでになく多発していた。なかには、強奪と言っていいケースも増えていた。まるで発展途上国か、紛争国並みという様相となった。
・企業の非正規社員のなかには、裏社会にオルグされて盗難やその手引きをするものが現れた。裏社会側では会社の監視をくぐり抜ける手法などを伝授していた。
・正社員は本社にしかいない。そんな状況では会社に忠誠心をもつ非正規社員等がいる訳も無く、それを見越した裏社会は目の付けどころが確かであった。
・努力をしても報われない。これが当然となった社会となっていた。
・人心の荒廃を背景に、これまでになかった右派勢力が多く誕生した。それらは、かつての在日右翼と差別化する意味で、真性右翼を名乗った。
・真性右翼は、現体制の打破を掲げて希望の無い若者達を惹き付けていた。
総括:人心は荒廃し、モラルなど欠片もない。かつての日本の姿を知る人達は嘆いたが、もう後戻りはできない。日本は、明治維新後に築き上げたものを第二次世界大戦ですべて失った。それと同じ事がいま起ころうとしていた。
<マスコミ>
・2014年、朝日新聞は国民を騙していたことを謝罪したが、年を越えて禊は済んだとばかりにまたもや偏向報道に逆戻りした。
・新聞、雑誌などの紙媒体は、右肩下がりが定着し持ち直すきっかけもなかった。もはや、業界の再編が待ったなしとなった。
・テレビの地上波では、民放各社のスポンサー離れが顕著となっていた。もはや、テレビは娯楽の王様ではなかった。新しいものを何も生み出せないテレビに、多くの視聴者がそっぽを向いていた。しかし、何故かテレビ局員のオレ様的態度は変わることはなかった。それはまるで裸の王様のごとくであった。
・ネットでは、大手サイトにまでコンテンツの剽窃疑惑が広がった。人様のふんどしで相撲をとることが当たり前に行われていた。他人のものは自分のものという詐欺的体質はネットと相性がいいらしい。コンテンツに金を掛けない体質はどこまでも変わる事がないようだ。
総括:長くメディアに君臨した新聞はもはや瀬戸際に追い込まれた。テレビも同じく、起死回生の策などあろうはずもなく後退を余儀なくされた。これに変わるネットでは、特性である玉石混淆が災いして信用度がいまいちであった。次世代のメディアはどんな仕組みになるかまだ見えていない。
<流行ワード>
・アベノバブル…一部富裕層のみ恩恵に授かったことに由来する。
・モラルは一日にしてならず…人心荒廃とモラル喪失を背景にしたもの。
・人を見たら金と思え…詐欺蔓延の世の中の風潮を皮肉ったもの。
・貢ぐ人ひさしからずや…愛人に金を貢ぎ、その果てに破産した人を称して。
・「メンバーを愛人にしたんじゃない、愛人をメンバーにしたんだ」秋元康氏曰く
(注:断っておきますが、ジョークですから)
<芸能>
・秋元康氏、AKBメンバーと不倫という噂が流れる。その後、それが事実と判明し釈明に追われた。
・また、AKBメンバーたちも創立者とおなじくスキャンダルが止む事無く続いていた。
・上記に端を発して、AKB離れが顕著となる。CD売上100万枚以上を続けた記録もついに途切れてしまった。長く続いたアイドルの時代も一区切りついたようだ。
・指原莉乃、AKBグループ卒業と同時に結婚すると突然発表する。なお、妊娠はしていないとか。噂もなかったことから、ネタかと思われたが本当であった。
・薬物絡みで噂のあった元・野球選手が逮捕された。その他にも音楽家、小説家、デザイナーなどが逮捕された。違法薬物の広がりに政治家から警察に圧力があり、なんらかの成果が求められたようだ。
・ジャニーズメンバーの喜び組が、内情を暴露した。大手週刊誌は黙殺したが、マイナー系雑誌は後追いを続けた。マスコミでは禁断のジャニーズ・スキャンダルがネットを中心に次々と世に流れ始めていた。
・AKBの売上不振、おなじくジャニーズもスキャンダルで失速、レコード会社はいよいよ瀬戸際に追いつめられた。CD売上に依存しない体制づくり、音楽の多方面での収益確保に向けた動きが顕著となっていた。
・一世を風靡したお笑い芸人の淘汰整理が始まった。バラエティ番組の終了が相次ぎ、かれらの活躍の場が一気に縮小した。テレビに依存した芸人は行き場を失った。しかし、その一方では営業を主体とした芸人はしぶとく残っていた。
総括:芸能では、お笑いがもう時代遅れとなっていた。何故なら社会の荒廃した雰囲気とかけ離れていたからだ。一部の芸人はそんな社会を皮肉たっぷりに表現したが、その芸はテレビ向きとはされなかった。芸能界全体が沈没するなかで、何故か80年代の音楽、アイドルがリバイバルされて人気となった。
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追伸、繰り返しますが、上記内容はなんら根拠のないフィクションです。できれば、そんなバカなとか、アホかとか突っ込みを入れながら読んで頂ければ幸いです。なお、これを本気にして非難中傷はやめてくださいね。以上、当該ブログユーザー(beingwild)より
<日本経済はなぜ浮上しないのか!アベノミクス第2ステージへの論点/片岡 剛士 著>
アベノミクスがスタートして約2年。最初の1年で25%の円安、75%の株高と華々しい成果を上げたかに見えたが、2014年春に消費税が5%から8%に引き上げられたことで、日本経済は失速。消費増税の影響のほかにも、「円安なのに期待どおり輸出が増えない」「企業の業績は好調なのに賃金が上がらない」など重要な問題点が明らかになってきた。
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