おいおい、違うだろう!それで済む話しか?
オレも、無利子・無担保で1億7千万円借りたい
日テレ・アナウンサー、高層マンションの購入とベントレー通勤を暴露される。
週刊文春が報じるところでは、日本テレビの上重聡アナウンサーが、1億7千万もする高層マンション最上階の部屋を購入していたそうである。しかも、その金の出所が、タニマチのような富豪から無利子・無担保・無期限で借りたものであったとか。日テレといえば、フジとは違って給料は比較的安いといわれる。
フリーの売れっ子ならいざ知らず、社員アナでしかも給料がリーズナブルといわれる日テレである。そんな会社員に、どこの金融機関が無利子でポンと1億7千万も貸してくれるか。常識で考えれば、そんなことがある訳がない。
さらに、調子に乗ったのか、それは知る由もないが、高級外車のベントレーまであてがわれていたとか。そのクルマで堂々と通勤していたそうだ。ちなみに、会社の規則では、社員のクルマ通勤は禁止とある。これは完全に開きなおった特権意識に他ならない。会社の利益にもなるお得意様を接待でもしている気分だったか。
タニマチとの関係は、少なからず会社に利益を与えるという意識が根底にあり、そのような行為も許されると思っていたと想像する。
テレビで見せるさわやかなスマイルの裏では、そのような行為が行われていた訳である。いまさらテレビ出演者の実態が、画面のなかと乖離していても驚くに値しない。それでも上重アナは意外であった。しかし、週刊誌によるとテレビ関係者のあいだでは、その勘違い振りが話題になっていたとか。
知らぬは、一般視聴者のみという訳だ。テレビは相変わらず、嘘を実態に見せかける媒体ということか。これは、いまさら言うまでもないか。
かつて、テレビ会社の会長は、入社式で行った訓示のなかで「テレビは、嘘も真実として放送すれば、それが真実となる」とか言ったそうである。
「テレビは洗脳装置。嘘でも放送しちゃえばそれが真実」(gooブログより)
“便宜供与疑惑”について、上重アナは2日に発表したコメントで三木氏とは「あくまでもプライベートな交友関係」とし、「会社や仕事について特別な便宜を図っていただいたことは一切ありません」と“潔白”を強調。(東スポより)
弁明に躍起な上重アナであるが、特別な便宜を図ってもらわなくても、1億7千万円もの大金を貸してくれるところがあったのか。繰り返すが、常識で考えれば便宜はあったとしか言いようがない。違うか。
日テレは、この問題を不問にするようだが、もしかするとこれを機に日テレがフジテレビの二の舞になるおそれがある。韓流偏重とその奢った姿勢が、視聴者から総スカンを食ったフジテレビだ。それを顧みれば、おのずと対処の仕方も限られてくる。一人のアナウンサーを守るか、日テレという事業体を守るかである。
それとも、上重アナのタニマチ(ABCマート創業者)とのスポンサー関係を保つためにも、曖昧のまま終わらせようとするか。
仮にこれが許されるとしたら、今後日テレでは同じようなことが起きても不思議ではない。何故なら、利益供与されてもいいんだという雰囲気が増長するからだ。フリーのタレントならいざ知らず、会社員という立場でそれが許されたら、歯止めが利かないに違いない。
当方が勤務した会社でも、上層部役員が取引先から利益供与を受けていたことが発覚した。それが、露呈した役員は即刻退職となった。いくら有能な役員であろうと大局的にみれば、大勢に害を及ぼすのが間違いなかったからだ。したがって、お金を返したとか、謝罪したとかは何の意味もない。
それにしても、日本テレビは清廉性をアナウンサーに求めていたはずだ。あれは、どこにいったのか。そんなこと言ってませんとしらばっくれるつもりか。
とにかく、好調といわれた日テレが苦境にあるのを、視聴率低迷に悩むフジテレビが、ほくそ笑んでいる姿が思い浮かぶ。それは気のせいか。いや、たぶん巻き返しの機会だとばかりに各部署に激を飛ばす幹部たちの姿が目に浮かぶ。とくに、スッキリ!と被る番組スタッフは、これ幸いと思っているかもしれない。
ここしばらくは、注目である。日テレがどう判断するか、そこが問題だ。判断を誤れば、近いうちにフジテレビと交代である。いやはや。
日テレ「スッキリ!!」新司会・上重聡アナ「1億7千万円マンション」利益供与(週刊文春より)
当サイト過去記事:■社会|テレビ局員の本性をアナウンサーが暴露する
「週刊新潮」が報じたスキャンダル戦後史
人は所詮、金と色と権力欲だ―。人間の奥底に隠れた本質が噴き出すとき、世間はそれをスキャンダルと呼ぶ。
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