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■書籍|プロパガンダ 大衆洗脳の教本

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とりあえず、著名人の言う事には気をつけろ!


ももクロ、彼女たちは何も知らない、仕掛けた大人がいるはずだ!

プロパガンダは、いまやあらゆる機会で行われている

この「プロパガンダ」という本は、ずいぶんと古い本である。1928年頃に出版されている。著者は、あらゆるプロパガンダ=広告宣伝に携わったこの業界の先駆者らしい。いまでも行われているプロパガンダの基本は、この書籍に書かれていることから逸脱していない。ほぼそのとおり行われていると言っても過言ではない。一般人の心理に訴求するための方法論は、ずいぶんと前に確立されたようだ。現在では、それらの方法を新しいツールに載せて活動しているに過ぎない。

プロパガンダとは、端的にいえば「洗脳」であろう。しかし、それをあからさまに行うのでなく、人知れずいつの間にか洗脳される。そういう過程を踏まえ、行われるのが本当のプロパガンダといえるだろう。一般人=大衆の心理を巧みに捉え、その奥底に深く静かに留まらせる。それこそが狙いである。そして、いつしか、常識として根付くことが最終目標である。そこまでいけば、もはや仕掛けた側の思い通りである。

一般人=大衆は、著名人の言う事に弱い。著名人=信頼できる人という図式にある。何故か、昔からこれは変わっていないようだ。プロパガンダを仕掛ける側は、この著名人リストを持っており、目的に沿う著名人をその都度セレクトするそうである。例えば、健康食品を宣伝する場合は、医者の著名人がいいという具合である。何故、医者がいいのかと言えば、一般的に医者の言う事は信頼できるという心理がある。医者を信頼しなくて誰を信頼するかということである。その医者が著名人であれば、なお効果は最大化されるだろう。

他には、大学の教授なども同じく利用されている。これは、教授個人の能力とは別にそのバックボーンが大切である。例えば、東大とか最高学府であることが必要だ。大衆は、その成果は別にして一般に認知されていることが大事である。一端信じてしまえば、それが常識化してそれ以外の意見などもはや通じなくなってしまう。だから、東大=教授=偉いという図式が定着してしまうのだ。なかには、当然そのようなことを信じない人々もいるが、そのような人達は異端であり少数だから大した問題ではない。

プロパガンダを仕掛ける姿の見えない何者かは、はじめから全ての人々をターゲットにしてはいない。仕掛けに乗ってこない人々も織り込み済みである。獲得する目標数値もはじめに設定されてから、プロパガンダは行われているはずである。

昨今の代表的なプロパガンダとは何か?、例のアイドルたちもそうなのか

数年前かそれ以前から、やたら目立ったプロパガンダは、某国が仕掛けたと思われる一連の報道である。それは、いつのまにか某国に関する報道が、やたらとメディアで増えたのである。それも尋常ならざる数である。新聞、雑誌、テレビあらゆる媒体でそれははじまった。何が起こっているのか不思議であった。さらに、著名人と言われる方達がこぞって某国を持ち上げはじめた。エコノミスト、一部の政治家、そして芸能人などである。一部の著名人は、某国を見習うべきだとまで言ったほどである。何故か、音楽家にそれは顕著に現れた。

某国の音楽産業の実態は、内需がほとんどないに等しいのに関わらずである。たぶん、そういう事情に無関心な人達がターゲットだったのだろう。とにかく、影響力を駆使して世論を形成することに重きが置かれたとみることができる。そこでは、事実はどうでもいいのである。目的が達成されるまで繰り返すことが重要なのだ。その目的とは、いったい何だろうか。実に不気味である。たぶん、日本を世界から孤立化させることではないか。その前段階として内部分裂を起こして、混乱する状況を作りたいのだろうと考える次第である。

ごく最近では、アイドルグループが某国に対し意見を述べて話題になった。これもプロパガンダの一種であろう。話題になることは重要な要素である。たぶん、なんらかの仕掛けがあったとみて間違いないだろう。このアイドルたちは、ご存知ももクロである。

他にも多数あるが、書くのもなんか疲れてきたのである。企業名や商品名だけ言えば、ソフトバンク、アフラック、ファブリーズなどは、巧妙なプロパガンダだと言えるだろう。その仕組みや媒体への露出量を考えれば納得して頂けるかと思うが如何に。ソフトバンクは、「白い犬」によって好感度を形成するのに成功した。アフラックは、「アヒルと宮崎あおい」によって認知を深めた、そしてファブリーズは、「除菌」を常識化することに成功した。あとはやりたい放題である。

アフラックには、特に危険な匂いを感じるが、みなさんはどうだろうか。いつのまにか郵政とタイアップするとは何か大きな力の影響を感じる次第である。

<プロパガンダ=大衆洗脳>
世の中の一般大衆(マス)が、どのような習慣を持ち、どのような意見を持つべきかといった事柄を、相手にそれと意識されずに知性的にコントロールすることは、民主主義を前提にする社会において非常に重要である。この仕組みを大衆の目に見えない形でコントロールすることができる人々こそが「目に見えない統治機構」を構成し、真の支配者として君臨している。(プロパガンダより)

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