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■書籍|陰謀の世界史 新世界秩序とは何だ?

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それは、人類家畜化計画である!

陰謀の世界史―コンスピラシー・エイジを読む

ユダヤ、フリーメーソン、イリュミナティ、ロスチャイルド…20世紀史に怪しく輝く不可思議な出来事は、偶然か何者かによる陰謀か?

世には陰謀史観というものがあるようである。それは、端的に云えば、世の中の出来事は、特定のあるグループが何らかの目的の為に起こしている、ということである。

有名なところでは、フリーメイスンやイルミナティ、さらにはユダヤ金融、そして、その背景にいるロスチャイルドなどのことである。

それ以外にも数々の陰謀論がまことしやかに語られている。

そして、それらが収斂される先が、新世界秩序と云われる陰謀論である。これは別名、ワン・ワールドと云われているようだ。

人類を家畜化する、ニュー・ワールド・オーダー!

新世界秩序<ニュー・ワールド・オーダー>とは、世界をひとつにまとめ、それを世界から選ばれた一握りの人間が支配するという陰謀論である。

そして、支配するのは、「300人委員会」と呼ばれる人間たちであるそうだ。これによって、大多数の人間たちは、奴隷化、あるいは家畜化されるとある。

この「300人委員会」という元締めには、英国王室、米国政府、ロスチャイルドを始めとしたユダヤ金融と関連企業、ロックフェラー、モルガンなどの米国財閥などから構成されているようだ。

この陰謀論によると、世界で起きている様々な出来事、戦争、不況、企業の多国籍化などあらゆることが、ワン・ワールドに関連しているとされる。

つまり、目的は新世界秩序であり、その手段として戦争や不況が起こされている。それは、まさにジョージ・オーウェルの小説「1984」の世界である。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)
ジョージ・オーウェル 1984
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これは、まことしやかに語られる陰謀論であるが、昨今の世の中の動きを俯瞰して見てみると、何かしら背筋が寒くなるのである。

例えば、国内の出来事で云えば、ファスト・ファッションを販売する企業は、世界共通賃金を打ち出した。これは、ある意味では人類家畜化計画である。さらには、某居酒屋チェーンの労働条件の悪さなどもそうである。

昨今、世間を騒がすブラック企業群はみな同じである。このように、世はまさに人類の奴隷化、家畜化を促進させていると思わざるを得ないのである。

さらに、政治の世界にも怪しげな動きがある。現在の政府において、経済の重要な案件に携わる人物に竹中某がいる。かれは有名な新自由主義を唱える人物である。端的に云えば、1%の人間に富を集中させる政策を推進することである。

つまり、残りの99%を家畜化させることである。

一部の企業人、そして前述した竹中某をはじめとしたエコノミストは、数年前から次のように語っていた。韓国の政策を見習えと。韓国の発展は素晴らしい、そのやり方に日本は見習うべきだと盛んに云っていたはずである。

ところが、どうであろうか。韓国では日本より早く人類家畜化が進んでいただけである。

どういうことかと云うと、例えば、かの国は大変な学歴社会である。とにかく一部のエリートになれなけば、生き残れない。大学は出たけれども、ほんの一部に入れなかった場合は底辺で生きていくしかない。

また、一部の企業は大変な大企業だが、その資本の多くは海外の投資家に握られているようである。

したがって、その利益を国民が得られる機会は少ない。このような状況から、国民の目を反らすために反日政策があるのである。さらに、最近では、円が数年前の基準に戻っただけでかの国の企業業績が悪くなったようである。

これは、何を物語るのか。竹中某などのエコノミストたちは、何を企んだのか怪しい限りである。

上記した内容は、あくまで陰謀論に基づいて、その印象から想像したに過ぎません。なんら裏付けがあるものではない事を断っておきます。

しかし、陰謀論はなかなか面白い読み物です。どうですか、あなたも魑魅魍魎の世界に訪れてみませんか!

以下は、陰謀の世界史(文庫版)

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