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■エンタメ|変態仮面アブノーマルクライシス 変態ヒーローがまたやってきた!

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日本に喝をいれるのは、こいつしかいない

スパイダーマンなんて目じゃない、日本のヒーローは変態だ

「愛子ちゃん、誰でもいいんじゃない。君のじゃなきゃだめなんだ!」

 何がだめなんだ?、そう、日本のヒーロー”変態仮面”は、愛しの愛子ちゃんのパンティーを被らないと変身できないのだ。日本の平和を守り、正義を遂行するには、愛子ちゃんのパンティーがどーしても必要なのだ。

 いやはや、とんでもないヒーローが現れたもんである。しかし、いかにも日本的ということもできる。仮面ライダー元祖の藤岡弘さんもびっくりだろう。

 前作を観たが予想以上に面白かった。ただしレンタルである、あしからず。原作は漫画だそうであるが、コメディの名匠である福田監督らしい演出が冴えわたっていた。ふざけたことを大真面目にやってるところが、監督をはじめ制作陣のこの映画に対する矜持を表している。

 主演の鈴木亮平の役者としての姿勢には共感するしかない、なんでも、肉体改造のために高カロリー食を食べ続けていたと訊く。この人は、以前にはものすごく痩せてみせたこともある。まるでロバート・デニーロのようだ。

 見事に改造した肉体には、変態仮面の衣装がよく似合っているのは言うまでもない。そして、もっこりと盛り上がった股間がとくに印象的である。あれは何か詰め物でも入れているのか、それが気にかかるが。

 前作の公開時に何かのインタビューで、撮影中に何度も衣装から股間の一物がはみ出していた、と語っていた。そりゃそーだろうね、なにしろ変態仮面の衣装は、ものすごいハイレグで股間を覆う部分はわずかしかない。

 愛子役の清水富美加さんも、露出した股間の一物を目撃しているかもしれない。なんてことだと思うが、それはいたし方はないだろう。なにしろ、映画の現場では何が起きても不思議ではない。

 清水富美加さんも、女優である。そこは、なにごとも経験としてしっかりと見たかもしれない。あくまでも想像ではあるが。

 それはさておき、「変態仮面/アブノーマルクライシス」が間もなく公開される。監督福田雄一、主演鈴木亮平、清水富美加というゴールデンコンビもそのままに再登場である。今度の作品は、予告編を見る限りでは、前作以上にぶっとんでいるようだ。特殊効果も前作以上に力を入れたのが垣間みえる。

 当方は、この作品で鈴木亮平はさておき、清水富美加さんをはじめて知った。その儚げな面影が、なんとも懐かしい想いを蘇らせてくれた。

 昭和の女優を彷彿させる昨今ではめずらしい女優さんである。イケイケで、自己主張の激しそうな現代の若手女優陣のなかでは、希少な存在であるに違いない。もちろん、実態は判らないがいまのところ悪い噂もないようである。

 今後の活躍をぜひ期待したい女優さんである。ついでになって申し訳ないが、変態仮面の鈴木亮平さんも素晴らしい役者さんであるのは間違いない。

◆変態仮面/アブノーマルクライシス 5月14日公開

世界からパンティーが消える。正義が消える。
なんてことだ、それはたいへんだ!

変態仮面公式サイト
http://hk-movie.jp/index.html

脚本・監督:福田雄一
出演:鈴木亮平
  ;清水富美加
  :ムロツヨシ
  :柳楽優弥

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