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■社会|東京・代官山 ヤンキーに占領される?

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お洒落な街が、似つかわしくない人で溢れる!?


代官山ヒルサイドテラス

副都心線が開通して、代官山に似つかわしくない人が増えてるそうだ!

交通アクセスが便利になると想定しなかった出来事が増えるようだ。埼玉県の和光駅から渋谷駅まで直通で結ばれた副都心線と東横線の相互乗り入れにより、埼玉はもとより池袋方面からも中目黒・代官山地区を訪れる人が増えたようだ。なかでも、たぶん埼玉方面からのヤンキーの彼、彼女達が、恐れ多くも品性を誇る街である代官山を傍若無人な行いで闊歩しているようである。東京在住でもあの地域は、サンダル履きで行くには躊躇する地域である。

しかし、ヤンキー達は集団の強みがある。彼、彼女達は、まず一人では行動しない。必ず数人以上での団体行動である。団体になれば、ヤンキーに限らず日本人は恥を恐れない行動ができる。かれらは、あのお洒落な街に何を思うのか。たぶん、なんも思わないだろう。洒落た店はたくさんあるが、どれも価格は高いし、彼らの感性とは同期するはずがない。また、気軽に入れる飲食店もあまりないし、彼らの好きなマクドナルドやケンタッキーは恵比寿駅近くまで行かなければならない。

なにより代官山で商売をする人達は、彼らをターゲットにしていない。そんな街にもやってくるのは便利になった交通網のせいである。東京には不便だからこそ栄えた独特の文化があったはずだ。それは代官山にも当てはまる。ここには、いつ頃からか、「お洒落=控えめな文化」が寝ずいたのである。押しの強い流行ではなく、通好みともいうべく商品や品揃えをする店が多数存在している。その多くは、個人商店ではなく中規模以上のアパレル系会社のアンテナショップではないかと想像する。

それらの店の役割は店舗の売上以上に、そこから発信する情報に重きが置かれている。それは全国の小売り店への卸や自社の流通網への宣伝になるからである。そのためには、出来るだけ尖鋭的である必要がある。それは、一般に下ろしていくに従い、角が取れていくからである。そのような代官山に、一般どころか特殊顧客層であるヤンキーが来ては肝心の役割が失われてしまう。これは、代官山の存亡の危機と言っても過言ではないかもしれない。

大袈裟かもしれないが、個人的にはヤンキーが闊歩する代官山に行きたいとは思わない。それは、固定観念かもしれないが、代官山にはこうあってほしいという思いがあるからである。それは、まずお洒落な街のままであってほしいこと。一般では手に入らないような品揃えをする店が多くあること。その趣向性は、店主および経営者のこだわりが感じられること。等々。渋谷で間に合うことは、わざわざ代官山には行かない。

もっとも個人的には、代官山にはあまり行く事はない。それでも、いわゆる格好つけた街があってもいいだろうと思うのである。渋谷や六本木になる必要はないのである。永遠のイノベーター(先駆者)の街として輝いてもらいたいと思う次第である。

しかし、恐るべしはヤンキーである。そういえば、たまたま知りあった人に足立区に住んでいる人がいた。かれは、代官山ハリウッドランチマーケットがお気に入りであった。もしかしたら、埼玉のヤンキーもかれのようにハリランの顧客になるのだろうか。どうだろうか、それは想像の範囲外である。

<代官山・中目黒のオシャレな住民が苦手な人々ベスト10>

参考:月刊SPA!より
http://nikkan-spa.jp/467544

1位:わざわざヤン車で遊びに来る
2位:上下ジャージで闊歩
3位:偽物含むクロックスを履く人が多い
4位:道ばたなどでの座り込み
5位:高い! を連呼する冷やかし客
6位:なんでも写真を撮る
7位:ペットの散歩にやってくる
8位:美豚・お豚などの変なキャラモノを身につける人
9位:ポイ捨てなどマナーが悪い
10位:ヤンキー風の中高生が増える

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