何故か、ソウルフルな歌声は大阪からやってくる
いまさらですが、大阪系ソウルにうるっとしました!
今頃何を言ってるかと感じる音楽通の皆様も多いと思います。しかし、当方はそれほど音楽に精通している訳ではなく、エゴラッピンの名前は知ってましたが曲を聴いたことはあまりなく、泉彩世子さんなどはごく最近になって知りました。
したがって、音楽通の語りを期待しないでください。あしからず。
エゴラッピン(EGO-WRAPPIN’)について
1996年、大阪出身の中納良恵(Vo、作詞作曲)と森雅樹(G、作曲)の2人によって大阪府で結成された。長らく関西を中心にクラブやライブハウスでの活動を続けていたが、現在は東京に拠点を置いている。
エゴラッピンは、なんとなく名前は知っていましたが、その楽曲をしっかりと聴いたのは、オダギリジョー主演のTVドラマ「大川端探偵社」のタイトルバックとエンディングに流れる曲がはじめてでした。
なんやこれ!けっこういいじゃん、という具合に何故か関西弁と関東弁が入り混じった想いが胸にずきゅんとばかりに貫きました。多少大袈裟かもしれませんが、加齢臭漂うオッサンの心を響かせたのは間違いありません。
楽曲の雰囲気は無国籍風ですが、それでもどこかアジアの匂いがしています。そして、女性ボーカルの歌声は黒人のジャズやブルース、R&Bを彷彿させるようです。サウンドの雰囲気もいいのですが、なによりもボーカルの歌声がナイスです。
一言でいえば、歌がうまい。それにとてもソウルフルである。聴く人の心に無理なく響いてくるその歌声は、じんわりと心を解凍してくれるかのようです。
そういえば、無国籍料理というのも人を癒す様なところがありますが、それと共通する何かがありそうです。これは確かではありませんが、エゴラッピンはソウルフード的な音楽と言うことができるかと思います。
その意味は、無国籍ではあるが、何処か特有の雰囲気や匂い、味わいがあるということである。なお、以下の意味も参照ください。
ソウルフル〖soulful〗とはーー
・感情(魂)のこもっているさま。特に音楽に関して多く用いられる。
ソウルフードとはーー
・アフリカ系アメリカ人の伝統料理の総称。
・その地域に特有の料理。(その地域で親しまれている)
それにしても、大阪にはソウルを刺激して止まない何かがあるようだ。そうでなくては多くのソウルフルな歌手、ミュージシャンを生み出せる訳が無いだろう。
それが何かは、当方は知る由もない。残念であるが…。
泉彩世子について
泉彩世子(いずみさよこ:1988年10月28日 – )は、日本の女性シンガーソングライター。大阪府豊中市生まれ、岡山県蒜山高原育ち。キングレコード主催の「ドリーム・ボーカル・オーディション」でグランプリを獲得しメジャーデビュー。2014年に泉沙世子から現在名に改めた。
当方はエゴラッピンは聴いたことがあったが、泉彩世子さんはまったく知らなかった。当然、楽曲もおなじくである。
実はごく最近どころか、この文章を書いている当日に聴いたばかりである。いやびっくり、そのソウルフルな歌声に驚きました。歌のうまさは言うまでもなく、そのソウルフルさは半端無く響いてくる。
エゴラッピンの中納良恵さんとは、また違ったソウルを感じる。しかし、趣は違えども、やはり根底には共通する何かがあるようだ。それは言うまでもなく、大阪発のソウルティストではないかと思うがいかに。
彼女のシングル「愛の詩」は、2015年10月28日付けの「USEN HIT インディーズ・ランキング」で1位を獲得したようです。詳しくは知りませんが、いま注目のミュージシャンということでしょうか。しかし、キングでメジャーデビューしたはずですが、いまは違うのでしょうか?。
それはさておき、泉彩世子さんは13歳からオーディションを受けまくったが擦りもしなかったとか。なんと、モーニング娘。のオーディションも受けている。現在の彼女の歌声を聴くと何故?にモーニング娘。と思うばかりであるが。
彼女が「愛の詩」をソウルフルに歌い上げているのを聴くと、なおさらその疑問を深く感じざるを得ません。
ちなみに「愛の詩」は、彼女が自らの想いを振り絞るかのようにソウルフルな歌声を響かせています。それは、それは、なかなかに迫力満点であります。まだ聴いていない方は、ぜひ以下のYouTubeでお聴きください。
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