■アート|かわぐちせいこ グラマラスな無国籍性がほんのりと漂っている

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どこにもない世界観が、ここにある

久しぶりに見たその画風は、変わらずに深化していた

グラマラス、それが「かわぐちせいこ」さんの第一印象だった!

当該サイトユーザーの知り合いアーティストを紹介する第3弾であります。今回ご紹介する「かわぐちせいこ」さんは、イラストレーションを中心に絵画や版画、立体作品などを制作しています。当方が知り合いとなった頃は、イラストレーターとして評価されはじめた頃ではなかったかと記憶しています。

当方の知り合いだった、やはりイラストレーターのM氏に紹介されたはずです。当方は、はじめて見たその絵にどこにもないオリジナリティを感じました。何故なら、当時は当方も同じ職業をしていて人の真似っこばかりしていたからです。でありますから、そういうことに敏感だったのかもしれません。

言葉を変えれば、当方は行き詰まっていてオリジナリティを見失っていた。そんなときに見た彼女の画風には、どこにも似たようなものがない。これは、プロならばある意味では当然のことですが、意外とプロで仕事をしていくと見失いがちになります。かくゆう当方がそうでした。いやはや。

かわぐちさんの作品の特徴は、なんともいえない濃い世界観にあります。これは、当方のみの感じ方かもしれませんが、作品そのものに彼女自身がそのまま反映されているように思えました。だからといって、彼女が濃いー女性だという訳ではけっしてありません。

具体的にどこが濃いかといえば、うまく解説する自信はありませんが、しかし、あえていえば、その絵の題材はもとより、色彩、描き方、構図など絵を構成する各要素が、不思議に絡み合って特異な雰囲気を創出している。その様子が実に濃い印象を与えてくる次第です。そして、それは何故か無国籍性を感じさせます。

ちなみに、このように感じるのは当方のみかもしれませんが…。

こ•い(濃い)の意味合いとは

例えば、
1)色合いが強い。「墨が—•い」「—•い藍(あい)染め」↔薄い/淡い。
2)においや味などが強い。「塩味が—•い」「百合の—•い香り」↔薄い/淡い。
3)液体の中に溶けている物質の割合が高い。「—•くいれたコーヒー」↔薄い。

このような意味合いが一般的にあります。ということは薄味(普通)を好む人には少々具合が悪いかもしれない。しかし、個性と言うものは案外そのようなもんではないかと思います。濃いーなにものかが存在していないとオリジナリティとはなりにくい、そんな感じがします。

個性=あくが強い(いい意味で)=オリジナリティは、同義語と言っても過言ではない。

絵に限らずアートの見方、感じ方は人それぞれですから、あくまで当方の感じ方と捉えて頂ければ幸いです。それよりなにより、掲載した作品を見て頂ければなんとなく理解して頂けるかもしれません。

ちなみに、当方がかわぐちせいこさんとお会いし、その作品をはじめて目にしたのは、80年代の中頃だったと記憶しています。

当時のかわぐちさんは、一言でいえば、グラマラス(魅力的)な印象でした。それはイコール美人と言うこともできます。(かわぐちさんは嫌がるかもしれないが)

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優れた女性アーティストは、男性の固定観念を軽く超えていく

だいぶ前から思っていたことがあります。それは女性の方が、感性を解き放つことに躊躇がないということです。男性は、論理的な思考に走りがちですが、女性はそんなまどろっこしいことを軽く乗り越えていくようです。

ぐだぐだと理屈を付けないと前に進めない男性たちは、いつの間にか土つぼに嵌まって動くこともままならずとなります。違うでしょうか。当たらずとも遠からずと思いますがいかに。

そんなことを考えると、女性の方が美術、アートの領域で仕事をすることに適しているのかもしれません。日本人で世界的に通用するアーティストも女性が多かったはずです。草間弥生さん、塩田千春さん、あとオノ・ヨーコさんという異端もいました。

思えば、最近話題の新国立競技場をデザインしたザハ・ハディド氏も女性です。いい悪いは別にして、あのデザインは男性特有の理屈・論理的思考からはけっして発想されるものではないと思われます。

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かわぐちせいこは、日本のオキーフか?

そして、女性アーティストの代表格(異論があるかも)といえば、ジョージア・オキーフではないでしょうか。誰にも似ていない、独自の境地を淡々と築いていたように思いますが、当人はいたって普通に過ごしただけかもしれません。

いま思い付きましたが、かわぐちさんは日本のオキーフかもしれません。などというとそれは違うと彼女から嫌がられるかもしれませんが、あながち間違ってはいないと個人的には思います。(あくまで個人的な見解です。あしからず)

もちろん画風が似ているとかではなく、作品(または生き方)に対する姿勢にあるのは言うまでもありません。

最後に、当方は日本のオキーフことかわぐちさんとは80年代にお会いして以降、お目に掛かったことはないと記憶しています。そんなはずではなかったが、と思うのは年を食った証拠かもしれない。そんなことを想う今日この頃です。

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かわぐちさんは、現在、和歌山県南紀白浜に在住だそうです。そういえば、関西弁を話していたのを思い出した。ちなみに、はじめてお会いしたのは恵比寿でした。

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すべての掲載作品:かわぐちせいこ
著作権等は、かわぐちせいこさんにあります。当該サイトでは承諾を得て掲載しております。かわぐちさんへの連絡は、以下のサイトを通して行ってください。

ここに掲載した作品は、かわぐち氏の作品のほんの僅かです。以下のサイトでもご覧頂けます。なお、作品写真はフェイスブックに多く掲載されています。

かわぐちせいこ/ショップ&ギャラリー

http://www.arteseiko.com/

Facebook/アルテセイコ「かわぐちせいこ」アーティスト
https://www.facebook.com/arteseiko/timeline?ref=page_internal

ショップでは、版画その他を販売しています。詳しくはサイトまでどうぞ。

<かわぐちせいこ/展覧会情報>
2014年個展の様子は以下にあります。なんと日本デザイン界の巨匠である永井一正氏がコメントを寄せています。(写真とプロフィールあり)
銀座アートホール
http://ginza-arthall.com/exhibition/14/141021_2/

2015年、沖縄ではじめての展覧会を開催するそうです。
ギャラリー雅:6月4日〜26日まで、詳細はフェイスブックで確認してください。

かわぐちせいこ氏が、当サイトのために自選した最近作

★赤い游星の蝶魚_mini

Wriggle-Free_mini

The-Message_mini

Redα予感_mini

追記:80年代中頃、まさに世はバブルの中にあった。その頃、当方は何を思ったか突然、生活雑貨店をやろうとしていた。そして、オープンが近くなった頃にかわぐちさんを紹介されて、彼女の大作(2メートル四方ぐらい)を借り受けることになった。現在、雑貨店はしていないが、義理の姉が中古洋服店を営んでいます。

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