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■音楽|雨の訪問者のワルツ フランシス・レイ

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雨は程よく降る分には、ロマンティック!


雨の訪問者のワルツ フランシス・レイ

雨の訪問者は、雨をとても魅力的に扱った映画だった

「パリのめぐり遭い」に続いて同じくフランス映画から「雨の訪問者」のサウンドトラックを紹介したい。この映画は1970年に公開された。例によって公開時には観ていない。たぶん、観たのは70年代後半ぐらいだろうと想像する。ま、それはさておき、この映画の特徴は、雨をロマンティックに、かつサスペンスを盛り上げるお洒落な素材としてとてもうまく活用したところである。

さすが、「太陽がいっぱい」のルネ・クレマン監督である。この映画でも、音楽を担当したのはフランシス・レイである。この当時のフランス映画の定番である。

この映画は、基本はサスペンスである。主役は、アメリカの俳優チャールズ・ブロンソンである。しかし、主役やストーリーも然ることながらヒロインを演じた女優が、とても魅力的であったと記憶にはある。たしか若妻の役だったはずである。その女優はマルレーヌ・ジョベールというらしい。美人じゃないが、コケティッシュな魅力に溢れたいい女優さんである。

当時のお洒落で上品なミニスカート姿が良く似合っていた。また、黄色だったか、白だったか忘れたが、レインコート姿がとても似合っていたのを覚えている。やはり雨がテーマだから、レインコート姿は定番なんだろう、欧米では傘よりレインコートの方が景観に馴染むようだ。

記憶が違うかもしれないが、マルレーヌ演じる若妻と夫が住む郊外の住宅がお洒落であった。シンプルでかつモダンな住まいであったはずである。住宅の立地も郊外であり、フランスの田園風の景色がきれいな場所であったように思う。もっともこの記憶にあまり自信はない。この記憶を確認するために、近いうちにレンタルがあったら観てみようと思うである。

<雨の訪問者/内容>
ルネ・クレマンが描く、70年代のフレンチ・サスペンスの傑作!
雨の日にやってきた赤い鞄の男の正体とは―。
謎の米軍大佐に扮したブロンソンの男気に痺れるフレンチ・サスペンス。
ある雨の日にやってきた赤い鞄の不気味な男が、メリーを襲う。翌朝発見された男の死体。そして、メリーが赤い鞄の男を殺したと疑う、訳知り顔のアメリカ人が雨の中に突如現れる!

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