その震える声が、何故か切ない想いにさせる!
NOKKO ヌーチェの朝
ヌーチェって何だ?
ヌーチェって何だ?。実はいまだに意味が判っていない。グーグルで検索してみたが、それでもよく判らない。なんせ、辞書にも載っていないようなのだ。唯一、関連がありそうなのが、「ヌーチェの水おけ」という絵本である。これは、1959年に発表されたそうである。見たことはないが、絵本関係では有名なのかもしれない。この本に触発されて「ヌーチェの朝」はできたのだろうか。
実は、NOKKOさんの楽曲の背景については詳しくない。ともかく、彼女の歌を聴く様になったのが、2000年代も半分以上過ぎた頃からである。したがって、彼女がレベッカで酸素欠乏になりながらライブをしていたことさえ知らなかった。そんな訳で、「ヌーチェの朝」を聴き始めてからまだ間もないのである。しばらくは、ヌーチェというのは何だろうという疑問も、あまりなかった。
なんとなく名前かな。と思ってはいたが、それを突き詰めて調べようとは思わなかったのである。それが、つい最近であるがいつものように聴いていて、ふっと思ったのである。そういえば、ヌーチェって何だ?と。誰か教えてくれるとありがたいが、教えてくれそうな人はいそうもない。ネットで調べてもやはりヌーチェって何だ?と叫んでいる人ばかりである。これは一体どういうことなのか。
ちなみに、前述した「ヌーチェの水おけ」という絵本では、主人公の男の子の名前らしい。作者は、幼少期をサハリンで過ごされた神沢利子さん。神沢さんのあとがきでは、「オロッコの子ども ヌーチェの物語」となっているようである。オロッコとは、サハリンに住む先住民族のことらしい(現在は、ウィルタと呼ばれている)。トナカイ牧畜や狩猟、漁労を生業とし、木の幹を組んだものを柱とし、外部を毛皮で覆われた円錐形の住まいで暮らしていたそうである。(ブログ:book cafeさんより)
最近のNOKKOさん 新アルバムのジャケ写撮影時
この曲を聴くと、何故か切ない想いに駆られる!
この楽曲は、NOKKO作詞、屋敷豪太作曲という、かの名盤「ハレルヤ」のコンビである。そして、なんと言ってもイントロ部分がとても印象的である。突然風がヒューと吹きつけてくるような感じである。それは、なんとも言えない侘しさと、かつ懐かしくもあるような感じを与えてくれる。うまく表現は出来ないが、誰にでもある心の芯の部分を震えさせ、また響かせるようである。
あくまで個人の感想であるが、この曲を聴くと空き地となった原っぱですすきが風に揺れているのが思い浮かぶのである。
最近のNOKKOさんは、往年の容姿に近いと思うが錯覚か
NOKKOさん、ビルボードライブについて
個人的には、ライブには行ってません。しかし、気になったのでネットで調べてみました。10月14日のビルボートライブに行った人がブログに書いていました。
それによると、やはりNOKKOさんは、歌声がいまいちのようである。長い休養から復帰したときも言われたが、まだ往年の歌声には遠いようである。なんでも、ほぼ裏声で歌っていたそうである。ファンにとっては、なんとも微妙だそうだ。思い入れの強いファンほどそう思うのは当然かもしれない。かつての彼女は、歌唱力には定評があったはずである。(情報の参考/ブログ:おいしいおひるごはん)
しかし、個人的には、それはそれでいいのではないか。彼女は、これまでに時代を超えて輝く楽曲、そして作詞、歌を残してくれたのである。いまは、彼女の気の済むままに歌ってくれれば、それでいいと思うのである。ヒットを出そうとか無理に考えないで、それこそナチュラルな姿勢で活動してくれればいいのではないか。そんなことをライブに行ったという人のブログを読んで感じた次第である。
NOKKOさんが、今後もライブを行えば、いつの日か行ってみたい。そう思う今日この頃である。なお、新しいアルバムは、すでに予約しました。
写真:NOKKOオフィシャルより
https://ja-jp.facebook.com/Nokko76thStar
以下は、14年ぶりの新アルバムと「ヌーチェの朝」が収録されたアルバム「Viaje」
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