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■時代と流行|何故か上海に惹かれる よみがえるレトロシティ

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1930年代、上海は東洋一の都市であった

魔都上海には、世界中から粋なスタイルが集められていた

 1900年代初頭から30年代の上海には、英米仏及び日本の租借地が設けられていた。それは中国人には意に添わない出来事ではあったが、そのせいで上海は世界に類を見ない独特の都市として発展したのは間違いない。

 英米仏及び日本は、この地にそれぞれの文化に基づいた建築物を建てた。それによって街の景観は一変したのは言うまでもない。そして上海は、中国であって中国ではない、それは上海という独自のスタイルを擁した都市となっていた。

 いまでもなお、当時の面影を残す建物は健在であり、上海を西洋と東洋が混在した独特の都市として輝きを魅せている。

 以下に紹介する写真は、お気に入りの「ANAの中国・上海特集(2004)」から引用しました。そのウェブサイトはいま見てもとてもよく出来ています。なお、2004年ですから、現在の上海とは少し事情が違っているかもしれません。

上海 よみがえる、レトロシティ。

http://media.excite.co.jp/ism/extra/shanghai/index.html
内容:レトロ建築、復興
  :アンティーク図鑑、他(冒頭写真を参照)
製作:ANA(イズムエキサイト)
文章:原口純子
写真:佐渡多真子

 文章の原口氏、写真の佐渡氏の二人とも中国在住だそうです。上記リンク先サイトの中にプロフィールがあります。なお、上海特集以外にも他の都市(北京、大連など)を紹介した特集もあります。サイトをご参照ください。

 しかし、如何せん2004年ですからいつ削除されてもおかしくありません。そこで、当サイトでその雰囲気を少しでも残しておきたい、という想いでこの様に引用しています。ご了承ください。

レトロ建築と現代性が融合した上海の粋なスタイル

新視覚餐庁 ~外灘3号 New Heights
1916年に建てられた保険会社のビルを再生させた「外灘三号」。最上階7階のこのレストラン&バーからは、船の行きかう黄浦江、バンドの旧建築群、対岸の浦東の近未来的風景まで360度の極上の景色が広がる。

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雍福会 THE YONGFOO ELITE
1930年代に建てられた元イギリス領事館。当時のゆるやかな空気感はそのままに、2004年2月、会員制高級レストランが誕生。西洋と東洋(中国)の様式美が見事な融合と調和を魅せています。

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上海1930年代/アンティーク図鑑

一九三一 1931
「1931年は上海が一番輝いていた時代」、そう信じる女性オーナーが思いをこめてオープンさせたカフェ&レストラン。1930年代のポスターや蓄音機、シャンデリア、カットグラスなど瀟洒な日用品が店内を飾り、ノスタルジックな上海の空気が蘇る。

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露 LU
「1931」のオーナーが経営するアンティーク&セレクトショップ。オーナーの目にかなった上質のアンティークと、30年代のテイストをコンセプトに彼女自身がデザインしたオリジナルの服、靴が並ぶ。

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摩登時代 Modern Times
本業のかたわら趣味だった30年代家具コレクションが多く集まりすぎ、ついにショップを開いたのは、売れっ子CFディレクター。何年もかけて集めた品々から選び抜いたものだけに、状態が良く貴重な一点ものばかり。

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写真のキャプション/上記リンク先サイトから一部引用しました。
写真/佐渡多真子さん

ところで、上海も北京とおなじく空気が悪いといわれていたが、現在はどうであろうか?。早く改善されるといいが、こればかりは共産党政権の思惑如何に掛かっているか。とにかく、2000年代と比べると昨今の上海は勢いがないらしい。詳しくは以下を参照ください。

外国人が出て行く「落ち目」の国際都市、上海(JBPRESS)

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