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■アート|ジュリアン・オピー、小谷元彦 

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気になるアーティストふたり!

 


ジュリアン・オピー 湖畔からの眺めがとても気持ち良さそう。湖の波模様が美しい!

最近、アートを取り上げてなかったのである。せっかくカテゴリを設けているので、この際まとめてご紹介したい。と思うのである。

今回、紹介するアーティストについては、実はあまり良く知らないのだが、気になって保存していたものである。冒頭に紹介したのはジュリアン・オピーという人らしい。

このアーティストは、けっこう有名らしい。どこかで観た事はあると記憶している。個人的には、このような描写は好きである。なかなか気に入っている次第である。

そして、小谷元彦である。この人は、芸大出身のアーティストである。とにかくその世界観が、大変に特異なものである。ではご覧あれ!。

ジュリアン・オピー 省略の美を極める

ジュリアン・オピーはロンドンで生まれ、オックスフォードで育てられた。ゴールドスミス・カレッジを1982年に卒業し、その後は早くからイギリスのギャラリーで成功を収めた。

彼の作品の特徴は、人物や風景を単純化することである。平面作品において、人物は黒く太い線で縁取られ、クローズアップした人物の顔では、目は小さな黒い点で表現される。

風景においても、木々や山々の形状は単純化され、色彩もコントラストのはっきりとした配色がなされている。参考文献:ウィキペディアより


目が点になるということは、こういうことか!。省略の美の極致か。


なんとなく、ロシア・アバンギャルドのロトシェンコを思い出した


奇妙だが、可愛らしい雰囲気が漂う。人形なのか、人間なのかそれが問題だ!

小谷元彦 異次元に誘うインスタレーション

これは凄い!。と云わざる得ない世界観を構築している。どこにもないが、ありそうでもある。そんな世界である。まさに異次元であるが、その感触はなんともゾッとさせるものがある。

あまり身近にはいたくないが、なぜか覗きたくなる。そんな雰囲気を濃厚に漂わせている。一度覗くと何故か取り憑かれそうである。


スペクター・シリーズ 全体の構成が独特である。異次元ワールドそのもの。


スペクター・シリーズ この表現力は天才的である。いまにも動き出しそうだ。


なんとも得体の知れない存在感を漂わす。奇妙な感覚に囚われる。


見てはならないもの、そんな存在感である。希有な表現力と世界観である。

写真:エキサイトイズム アートより
http://ism.excite.co.jp/art/

以下は、ジュリアン・オピーの画集と80年代以降の現代美術。

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